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風俗店員刺殺 懲役6年 飲酒で心神耗弱

2008年03月25日

大阪市北区のマンション自室で04年12月、派遣型風俗店の女性従業員(当時21)を刺殺したとして、殺人罪に問われた無職黒木健司被告(57)の判決が24日、大阪地裁であった。並木正男裁判長は「無抵抗の被害者を何度も刺した残忍な犯行だが、飲酒の影響で善悪の判断能力が衰える心神耗弱状態だった」と述べ、懲役6年(求刑懲役15年)を言い渡した。

 判決は、被害者の胸や腹の刺し傷から殺意を認定。また、被告が府警の取り調べ中に「土下座の姿勢で頭と顔をけられた」と記した「被疑者ノート」をもとに取調官の暴行を認定し、刑を減刑する一因とした。

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