【オトコ魂】オトコの「セックスに自信なし」が7割

日経ＷＯＭＡＮの調査で、男性に対してセックスに対する自信を尋ねたところ、思いがけず情けないデータがでてきたという。

1位　あまりない　　　　　　　　55.8％
2位　どちらかといえばある　28.1％
3位　まったくない　　　　　　　11.6％
4位　かなりある　　　　　　　　4.5％

つまり、「ない」に分類される回答が全体の7割近くをも占める結果となったのである。極端にいえば、10人に7人のオトコは自分のセックスに対して自身をもっていないということになる。

実は、この調査と一部重なる結果をだした別のアンケートがある。『オトコの一言ウラ読み辞典』の作者である小岸氏をはじめとするチームが約300人の男性にアンケートをした。

「女性を口説いていく過程で、一番満足感を得られるポイントはどこか」という質問である。その結果、一位が「脱がした時」だったという（二位「セックスした後」、三位「告白してOKされた時」）ちなみに、一位と二位の間には、30％もの開きがあったという。

小岸氏は、こうした結果を踏まえて次のように語る。「本来はセックスをするために脱がすわけですよね。脱がした時点で満足してしまうというのは、本末転倒のような気がします。しかし、大半の男性が脱がした時点で恋愛ゲームの満足感にひたっているのです。もしかしたら、これは男性のセックスに対する自信のなさに起因しているのかもしれません」

同氏によれば、女性に対する男性への不満アンケートには次のような意見もあったという。

「それまではドンドン攻めてきて、やり手のオトコって感じだったのが、いざホテルに入った途端に急にオドオドしてマザコンみたいになっちゃう人っていますよね。急に『ねえ、どうちゅればいいんでちゅか』みたいなことを言い出したり。ムチャクチャひきます」（28歳、会社員）

「オトコが脱ぐ段階になって、急にモジモジすることがあります。わけをきくと、『実は、ぼくのアソコ小さいんです』とか敬語になって答えたりする。それまでは本当に良いオトコだったりすることがあるので、残念です。でも、結構いますよ。こういう人。えてして、マグロになりますけど」（23歳、大学生）

オトコなら最後まで「オトコ」らしくありたいものだ。(文・伊東亜久斗、写真・安間勇樹)

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