最終更新:2008/03/25 09:29

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動画投稿サイトに投稿された洋楽のリミックス曲「ウマウマダンス」が話題に

80年代の「竹の子族」、90年代の「パラパラ」、そして2005年の「マイアヒ」。これらの遺伝子を受け継ぐ謎の「ウマウマダンス」が、今、話題沸騰になっている。
東京・秋葉原で、1つのグループに「ウマウマダンス」を聞いて踊ってもらうと、次々に踊りの輪が広がった。
街の人は「外国の曲で...」、「何か『空耳』で踊るっていうか」などと話した。
サビの部分が「ウッーウッーウマウマ」と聞こえることからつけられた「ウマウマダンス」。
元歌は、スウェーデンのアーティストが2001年に発表した曲だというが、今や「YouTube」などの動画サイトに投稿が殺到している。
動画投稿の始まりについて、クエイクホールディングス・DJ UTO社長は「ロシア人なのかフランス人なのか、その人がちょうど日本のアニメ(の踊り)を組み合わせてアップしたんじゃないのかなと」と語った。
1年前からこの曲に注目していたというクエイクホールディングスは、国内の盛り上がりに合わせ、この「ウマウマダンス」の日本版を発売することにした。
クエイクホールディングス・DJ UTO社長は「(日本は)『空耳』って好きだと思うんですね。今回は『バルサミコ酢やっぱいらへんで』」と話した。
3年前の「恋のマイアヒ」大ヒットに通じるこの現象。
しかし、「ウマウマ」にはもう1つの秘密があった。
原曲CDを聞いてみると、投稿されている曲と雰囲気が違うように感じられた。
さらに、原曲と投稿されている曲を聞き比べてみると、ネットで聞かれている方は、明らかにテンポが早くなっていた。
踊りばかりでなく、曲のテンポを原曲の1.2倍に早めたことがブレークの要因ともいわれている。
ヒット曲の法則を研究するヒットコンテンツ研究所の就彦社長は「ちょっともたってたのが、イケイケ度が増しましたよね。(ネット上で)みんながリミックスをして、これが面白いというものを自分たちの視点で広げていったという(ネット)コミュニティーのなせるわざですよね」と語った。

(03/21 19:41)


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