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「 いとしきひとよ 」

心はやすらぎの場所にこがれるの

ごらん波は澄みわたり 月はこちらを見ている

いとしきひとよ  もう一度  ぼくを愛しておくれ

またたく星空にナイチンゲールの声

愛しておくれ キスしておくれ 暗闇で

「 他人だから 」

わたしたちは他人だわ
例えば わたしたちが結婚とかすることになっても他人だわ

だからあたしは後悔したくないの

好きだから
途中で放り出すのも思いやりの一つもかとは思うけれど
そういうわたしは あたしは嫌いだから

覚悟して
あたし折角会った人のこと 無駄にしたくない

唇を頂戴 じゃあ手を頂戴 心臓を頂戴

「 計り 」

怖い

好きとか嫌いとかじゃ計れなくなる

底が知れなくて 多分それは自分も

だけどそんなもん知られたら興味なんかなくなる

どうなるんだろう

「 きっと 」

そうよ こうしているうちに 追いかけてきて

きっと追いかけてきて

否定の言葉も フォローの電話も あなたの声も いい訳の単語すら

「 名もない詩 」

私が あなたを裏切る時 あなたはどうするでしょう

地を這い いずれ忘れて 空など飛びに いくのでしょうか

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