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2008/03/25

チベット五輪万歳!



チベット五輪も、いよいよ聖火リレーが始まって佳境といった雰囲気なんだが、さっそく騒動が起きているようでw
 チベット自治区などでの大規模暴動への中国政府の対応に非難が高まる中、白人男性2人が式典に乱入し、取り押さえられる騒ぎが発生。オリンピア市中心部でも、横たわったり、横断幕を掲げるなどの抗議活動をした数人がギリシャ当局に拘束された。
TVの報道では「国境なき医師団」のメンバーだと言っていたような気がするんだが、ネット上にソースがない。で、国境なき医師団というのは北京五輪のボイコット運動をやっているわけだ。で、ややこしいのは、フランスの現在の外相というのが、この、国境なき医師団の創設者だという、もう、笑い話の域に入っているんだが、
さすがに親中国フランスの外相ともなると、そう簡単には北京五輪反対を唱えるわけにも行かないようで、「開会式のボイコット」とかなんとか、歯切れの悪い事を言ってるわけだ。
 同外相は19日、開幕式ボイコットについて「考えは悪くないが非現実的だ」と述べ、表現は多少、トーンダウンした。「排除しない」の発言は18日の外務省での会見で、開幕ボイコットを呼びかける国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団」の記者の質問に答えたもの。「フランスはきょうの時点ではボイコットに賛成ではない」とフランスとしての立場を説明したうえで、「考えは評価できる。五輪全体のボイコットより否定的でないからだ」と述べ、EU議長国のスロベニアで来週、開かれる外相会議で「討議の提案」があれば受け入れると述べた。
ちなみに、国境なき医師団は1999年のノーベル平和賞を受賞している。で、日本では、手錠を五つ繋いだ旗が映し出されたりしていたんだが、中国ではその場面は放映されなかった。

 ギリシャ・オリンピアで24日あった北京五輪の聖火の採火式は、中国内では中央テレビ局が十数秒遅れで中継した。だが、同五輪組織委員会の劉淇会長の演説中に男性が乱入し、会場が騒然となった場面は放映せず、音声をカットして映像も遺跡やVIPらの様子に切り替えた。

 中国人として最初の聖火リレー走者が走る場面も、警備員が二重、三重に取り囲む様子が短時間流れただけで、大部分は古代遺跡の風景だった。

これ、実は
中国が最も恐れていた事態である。オリンピッコなんてモノは、見栄を張るためにやるものであって、世界に向けて中国の国力を見せつけ、自慢しようという時に、肝心の場面が中継できないw これほど屈辱的な事はないw 素晴らしいw でこれから聖火は世界中をまわって世界中に恥を晒して歩くわけなんだが、すでに手ぐすね引いて待ちかまえている方もいらっしゃるようでw
 英紙タイムズによると、欧州各国のチベット人亡命者約1000人が結集するほか、ミャンマー人亡命者、ダルフール問題の活動家らも参加。これを受けロンドン警視庁は2000人態勢を組み、聖火リレーコースでの厳戒態勢を整えている。100万ポンド(約1億9700万円)の費用が臨時に必要という。

 ブラウン英首相は19日の下院答弁で、5月に訪英するチベット仏教最高指導者、ダライ・ラマ14世と会談する意向を表明。首相官邸筋によると、英政府は北京五輪をボイコットする動きには強く反対する立場という。
小学校で習ったんだが
人の嫌がる事は進んでやりませうという言葉があるわけだ。聖火ランナーに向かってチベット国旗を振るとか、首相がダライラマと会談するとか、まぁ、そういう事だな。で、イギリスでは
4月6日午前10時半から午後6時までロンドン市内を走りまわるそうで、そのイベントに向けて
1000人のチベット亡命者が集結中だそうで、目出度いです。いやいや、チベット五輪、盛りあがってますw
 ロンドンの中国大使館前でハンガーストライキを続ける在英チベット人組織幹部は「聖火通過は中国のチベット占領や人権侵害について注目を集める重要な機会。全欧州から支援者が集結するだろう」と述べた。
もちろん、聖火はチベットにも入る。チベット五輪だから当然だ。
チベット人支援グループは23日、国際オリンピック委員会(IOC)に対し、北京五輪の聖火リレーがチベット自治区を通過する計画を取り止めるよう要請した。
さて、コレもまた面白い事になりそうだ。つうか、世界中に中国嫌いはいるだろうから、これから毎日、世界中に楽しい映像が配信されるだろう。国威発揚どころか、世界中に中国の恥を晒しまくりw 面子を大事にする中国だけに、総書記やら首相やらが血圧あがって豚死しちゃわないかと心配になるほどなんだが、
北京五輪の聖火リレーでタイ国内のランナーに選ばれていた環境保護財団代表で、タイ王室の家系でもある女性ナリサラー・ジャクラポンさん(51)が、中国チベット自治区ラサの大規模暴動に対する同国政府の武力鎮圧に抗議し、参加を辞退した。財団関係者が24日、明らかにした。

 今回の暴動鎮圧に絡んで聖火ランナーを辞退したケースは初めて。

 ナリサラーさんは、タイの関係者に送った書簡で、「中国政府の暴動鎮圧は人権侵害。自治区への対応の再考を促す」と辞退の理由を説明した。
これ、実は大変な事態だ。タイでは、王室というのは物凄い権威であって、政治的な地位も持っている。この、ナリサラー・ジャクポンさんという人なんだが、タイ在住ではないらしいが、実は、ヨーロッパにもタイ王室関係者は住んでいるわけで、ロータスでカーデザイナーやってる王族がいるとか聞いた事もあるんだが、そうした人なのかも知れない。ただ、タイ王室というのは、時々、こういう形で国民にメッセージを送るわけだ。以心伝心というヤツだな。さて、面白くなって参りましたw で、チベット五輪の聖火は日本にもやって来るので、皆さん、
チベット国旗で聖火を迎えましょう!という話なんだが
 中国の北京五輪組織委員会が、長野市で4月26日に行われる聖火のリレーや式典を直接妨害する行為だけでなく、中国政府を批判するメッセージを書いたプラカード類を掲げるなどの活動も排除するよう要求している。長野市のリレー実行委員会が24日、明らかにした。

 実行委によると、組織委は反対活動をする者が突然リレーを妨害するなどの不測の事態を考慮しているという。しかし、実行委は危害のない場合は「五輪に反対する横断幕を出すことまでは排除できない。日本の法律にのっとって可能な限り対応する」と、中国側の要求に困惑している。
繰り返す。
中国が最も恐れているのは面子を潰される事である。面子を潰すのに武器は要らない。エントリ冒頭のチベット国旗をクリックすると大きな画像にリンクしているので、それをダウンロードして、プリントアウト、聖火の通る場所で旗を振るなり、自宅のブロック塀に貼るなり、まぁ、好きにしてください、という事だ。

コメント

「国境なき医師団」とは別に「国境なき記者団」という団体もあるらしく、両者を混同してる人もいるみたい。まぎらわしい。

期待どおりやってくれました。>フランスの人権団体
ギリシャ大統領が初参加したから警備は抜群だったのだろうが、
まさかVIP席から非難されるとは、警備側の予想を超えていた。
やるなRSFのメナール事務局長。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080324-00000989-san-int
聖火が神聖不可侵なら、人権さらに神聖 採火式に乱入
3月24日23時31分配信 産経新聞
【パリ=山口昌子】
 北京五輪の聖火が24日、古代五輪の開催地、ギリシャの
オリンピア遺跡で採火された。式典では、北京五輪組織委員会
の劉淇会長の演説中、男性2人が乱入して取り押さえられる
騒ぎが起きた。採火式が妨害されたのは、近代五輪史上初めて。
 乱入したのは国際ジャーリスト組織「国境なき記者団」(RSF、
本部パリ)の団員3人で、手錠の輪が五輪のマーク状に並んだ
旗や、「人権を踏みにじる国をボイコットしよう」と書かれた横断幕
を掲げた。
 RSFは同日、「聖火が神聖不可侵なら、人権はさらに
神聖不可侵だ」との声明を発表し、「中国での人権状況を非難
せずに中国政府に平和の象徴である聖火を勝手に扱わせる
わけにはいかない」と、チベット騒乱の制圧に代表される
中国の人権無視を糾弾した。
 RSFによると、3人のうちロベール・メナール事務局長は、
長年の功績により、23日にフランスのサルコジ大統領から
同国最高の栄誉章であるレジョン・ドヌール章を授与された
ばかり。同大統領は同日、中国の胡錦濤国家主席あてに、
「自制とチベットとの対話による暴力の停止」を訴えるメッセージ
を送った。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080324-00000137-jij-spo
採火式で妨害行為=北京五輪聖火リレー、波乱含み
3月24日22時0分配信 時事通信

 早くも、波乱含みの聖火リレーを予感させる出来事が-。
24日、ギリシャのオリンピアで実施された北京五輪聖火採火式
の式典中、「北京五輪ボイコット」を唱える男たちが北京五輪
組織委員会の劉淇会長(北京市党委書記)のスピーチを妨害、
警備員に排除される場面があった。
 AFP電によると、1人は旗を広げてボイコットを叫び、他の1人
は劉淇会長からマイクを奪い取ろうとした。もう1人は国際
オリンピック委員会(IOC)のロゲ会長ら要人が座る近くで
「フリーダム(自由)、フリーダム」と叫んだ。
 意表を突く行動に式典はざわついたが、男たちは警備員により
迅速に排除され、劉淇会長はやや高揚した強い口調でスピーチ
を終了。無事、聖火も採火された。
 14日にチベット自治区ラサで起きた暴動に対する中国当局の
対応への抗議行動が、4カ月半に及ぶ聖火リレーの間に予想
されていたが、採火式当日に早くも妨害行為が発生。ギリシャ
警察当局も厳重な警備態勢を敷いていただけに、神聖な式典
での妨害行為は極めて異例な上、汚点にもなった。

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