2008年3月24日 20時13分更新
この事件で金川真大容疑者が卒業した高校の教頭が記者会見を行い、「まじめな生徒だったが、何があってこんなことをしでかしたのかわからない」と語りました。 それによりますと金川容疑者は高校時代、真面目で温和な口数の少ない生徒で、成績は中の上くらいだったということです。
クラブ活動の弓道では、2年生のときに県大会で優勝して全国大会にも出場した実績もありますが、3年生の夏前に引退した後は打ち込めるものがなくなり、やる気を失ったような状態になっていったということです。
高校卒業後の進路については2年生の時までは大学進学を希望していましたが、弓道部を引退したころから就職を希望するようになり自宅近くにある会社1社の採用試験を受けて不合格となった後は就職活動をまったく行わないまま卒業したということです。
記者会見した教頭は「事件の知らせを聞いて非常に驚いている。真面目な生徒だったが、事件を起こした理由については当時の担任やクラブ活動の顧問にも思いあたるふしはなく、何があってこんなことをしでかしたのか分からない」と語りました。