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  更新時間 :2008年03月24日15:34 (北京時間) 文字

西蔵市民、暴行・破壊・略奪・放火事件を糾弾(1)





  拉薩(ラサ)市で14日、不法分子による暴行・破壊・略奪・放火事件が発生し、無辜の市民18人が命を奪われ、382人が負傷し、数百の民家や商店が打ち壊しや焼き討ちに遭った。拉薩市に暮らす人々は惨劇の後、人類文明を公然と踏みにじるこの暴行を、憤怒の情で告発している。

  生命の告発:火の海に葬られた5人の娘さん

  拉薩市北京中路のブティック「以純」の前に21日午後、各族市民が自発的に集まり、焼け跡に花を捧げ、キャンドルに火を点し、この場で命を奪われた5人の若い女性の魂の安息を静かに祈った。

  14日当日、陳軍さんは18歳になる娘の陳佳さんからショート・メッセージの返信を受け取った。「パパ、あたしの店の周りで人殺しが暴れてる。店の外には出ないから心配しないで。ママとお姉ちゃんにも外に出ないように注意して」――。10数分後、ブティックは暴徒による放火で火に包まれ、陳佳さんの青春の日々は閉じられた。陳軍さんはこのショート・メッセージを何度も読み返しては、声を張り上げ号泣した。

  「以純」で殺された店員、次仁卓ガさん、楊東梅さん、陳佳さん、何欣欣さん、劉燕さんは、みな二十歳前後の女性だった。「わたしは毎日食事が喉を通らず、寝つけません。姉妹たちはいつも夢の中でわたしに微笑んでいます。あの日朝には、まだみんな楽しくおしゃべりをしていたのに」――。蔵(チベット)族女性の卓瑪さん(23)は唯一の生存者だ。焼き殺される数分前まで、5人の女性はお互いに抱き合って泣き叫んでいた。窒息直前のところで卓瑪さんは這い出し、死を逃れることができた。卓瑪さんは「彼女たちもわたしについて逃げられたと思っていました。その時、振り返って見れば良かったんですが、でも本当に怖くて、怖くて」と泣きながら語る。

  14日午後2時、大通りで人が暴れているのを見た14人の女性店員は、ドアを閉めて店内に身を潜めた。その後、8人は家族の迎えで帰って行った。卓瑪さんと5人の女性は、暴動の最もひどい区域に家があったため、とても帰宅できず、店舗2階の屋根裏部屋に隠れていた。暴徒たちは店のドアをこじ開け、商品に火をつけ、店先にも火を放ったのだ。(編集NA)

  写真(1):暴徒が店の商品を略奪した様子を泣きながら訴える傅超英さん。1991年に福建省からラサに来て開店したという。

  写真(2):ラサ第二人民医院で治療を受けるラサ移動公司の販売員・王倩さん。

  「人民網日本語版」2008年3月24日



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