自民党の中川昭一元政調会長は24日、福岡市であった「毎日フォーラム」で講演。騒乱が起きたチベットから海外メディアが排除されていることについて「中国側からちゃんとした報道が出てくるのか。プロパガンダのいい機会と思っているかもしれない」と、対応を批判した。
また、中国産の毒入りギョーザ問題や東シナ海のガス田開発にも触れ「日本の外交は自国のために交渉しているのか疑問。譲るべきところは譲り、守るべきところは守るというめりはりのある外交をすべきだ」と注文した。【柳原美砂子】
毎日新聞 2008年3月24日 19時15分(最終更新 3月24日 20時00分)