パリ・オペラ座バレエ団名古屋公演
世界最高峰のバレエ団が来日!5月29、30日 愛知県芸術劇場大ホール
【社会】救急医療情報の即時更新を 都道府県担当者らに要請2008年3月24日 17時34分 全国で相次ぐ医療機関の救急搬送受け入れ拒否問題を受け、総務省消防庁と厚生労働省は24日、都内で、都道府県と政令指定都市の消防、医療担当者による緊急対策会議を開き、病院の空きベッド状況を消防機関に伝える「救急医療情報システム」の情報を即時更新するなど、改善策の徹底を要請した。 同時に、消防庁は「今後も一定期間ごとに実態を把握していくため」として、2007年度に初めて実施した同庁の受け入れ拒否に関する実態調査を、08年度以降も継続していく方針を示した。 改善策では、地域の医師や消防関係者などをメンバーにした地域協議機関の設置なども求めた。 厚労省は08年度から各都道府県に配置する医療機関と消防機関の調整役の「救急患者受入コーディネーター」について説明し、「こうした事業を積極的に活用し、医療と消防の連携を強化してほしい」と呼び掛けた。 対策会議には、日本医師会の石井正三常任理事も出席、「受け入れ不能の根本要因は医療費抑制策にある」と、国の医療政策を批判した。 (共同)
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