船の科学館(ふねのかがくかん)とは、
1974年(昭和49年)7月に竣工・開場した
東京都品川区東八潮(旧・
13号地その1)にある
博物館。船舶の構造・歴史の解説や、エンジンなど各種機器の展示を行っている。
東京臨海副都心地域における最初の建築物といえる建物であり、
1978年からおよそ1年間に渡って開催された宇宙科学博覧会では1期・2期の両期で1100万人もの来場者を集めた。
本館
博物館自体が船の形をしている。6階建てで実物の船同様、最下層が船の歴史及び機関関連展示、最上層が操舵室関連展示になっている。船の煙突・マストに相当する部分は展望台。また、海上保安庁の信号所も本館内にあり、業務をガラス越しに見学できる。 なお、これは豪華客船として知られる
クイーン・エリザベスII世号をモチーフにしている。
野外展示物等
- フローティングパビリオン羊蹄丸(別館扱い):旧青函連絡船「羊蹄丸」
- :なお、イベント時には、この「羊蹄丸」で「マリンウェディング」と呼ばれる結婚式が行われることがある。
- 初代南極観測船「宗谷」
- 潜水艇「たんかい」
- シーサイドプール
- かつては二式大艇が展示されていた。(2004年4月まで。現在は海上自衛隊鹿屋航空基地資料館に保管されている)
- 2003年5月から2004年2月まで、東シナ海で引き上げられた不審船(北朝鮮の武装工作船)が展示されていた。(参考:九州南西海域工作船事件)
外部リンク
- http://www.funenokagakukan.or.jp/ 船の科学館
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出典:「フリー百科辞典ウィキペディア」(2007-04-10 15:14:04)
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