由美のDiary その5

( 03.12.01 〜 04.05.31)

由美のDiaryその 5です。03.12.01から04.05.31までの日記です。

これ以前のDiaryは、その1・その2・その3・その4を 、これ以降のDiaryはその6・その7・その8・

その9・その10・その11をご覧下さい。少しづつ内容は更新していきますので、楽しみにしてくださいね。

初めてご覧になられる方はスクロールして、下の方からご覧いただけるようお願いします。

 

                              由美のDiary その1へ        

 

                                     由美のDiary その2へ           

 

                           由美のDiary その3へ                 

                                           

                         由美のDiary その4へ  

 

                          由美のDiary その6へ

 

                        由美のDiary その7へ

                                                      由美のDiary その8へ

                      由美のDiary その9へ

                                      由美のDiary その10へ 

                          由美のDiary その11へ              

           

 2004.05.27(3つのホームページを・・・)

   今現在、私が作成管理しているホームページは、この「yumichan world」と職場のホームページです。しかしどう

   も最近、さらにもう一つホームページを作成管理するような雲行きになってきました。それは私が執行委員を務め

   る組合のホームページなんですよ。

   以前からその動きはありました。と、いうのもオルグ(職場におもむき、組合活動や最近の状況をお話すること)

   の時に「組合のホームページがあれば、空いた時間に組合の状況を知ることが出来るのに」という組合員さんか

   らの意見が聞かれるのです。また私自身、今はいろんなメディアの方法があるのに、昔ながらのビラやポスター

   組合新聞などのペーパーによる方法には「?」という気持ちを常々持っていました。

   それにペーパーによる方法はとても時間を必要とします。原稿を作成・内容チェック・印刷・配布という人手を要す

   る作業です。分担して作業していますが、それでも忙しい執行委員にとっては負担ですね。さらに用紙代もバカに

   なりません。年間で50万円以上の出費となるのです。まあ「いきなり」ペーパーレスとまでは行きませんが、それ

   でも何とかしたいところです。

   ただ問題は「誰がするか?」です。執行委員の中には私以外にもホームページを運営管理されている方もおられ

   ます。ただ実際に運営されているからこそ、逆に手を出さないところもあるようです。まあ苦労が多いですからね。

   (私もですよ)

   しかし、このままでは全然前に進みません。仕方なく「この程度でよければ・・・」と私が作成した職場のホーペー

   ジを委員長に見せると「おっ!普段やっていることが仕事にも活かしたんやな」なんて、さすがにカムアウト済の

   委員長らしい?発言です。(このyumichan worldも見られています)

   このあたりから一気に話は進み(私にとって、進んだ方が良かったのかどうかは別にして)、他の執行委員からも

   「最初はホンの2,3ページでエエな」とか「掲示板は非難・中傷が多いから止めておこう」、「メールで組合員さんか

   らの要望も聞けるな」や「ストライキに入ったかどうかも速報で流せるな」なんて期待と要望?が一気に出てきたの

   です。(ん?皆さん私の言葉を待っていたのね。ズルイぞ!)

   と、いうことで、私が中心となって組合のホームページを展開することになりました。先ずは「FRONT PAGE2003」

   を買っていただき、組合の中で一番ハイスペックのパソコンにインストールすることからですね。ちなみに一番ハ

   イスペックのパソコンは、CPU:Pen4の1.7GHz、HDD:120GB、メモリー:512MBというスペックのビジネス用パソコ

   ンです。HDDなんて、まだ30GBも使っていないような余裕タップリのパソコンです。

 

   それにしても、これから3つのホームページを運営していくことになるんですね。はぁ〜これからさらに忙しくなりそ

   うです。

   基本的なコンセプトは?素材は?文書は?写真は?・・・と考えることが多いですが、素材は今までの「使い回し」

   として(新しい素材を探すのが面倒ですから)、文書は文書力に長けた執行委員が山ほどいますからね(と、いう

   かウルサイに近い!私が作成した文書はいつも訂正を求められます)。おまかせしましょう。それにビラなどの原

   稿はWordで作成していますから「コピー・貼り付け」で流用できます。まあ何とかなるでしょう。

   何か最近はホームページのことばかりしていますね。職場の方でも来月の更新準備で「てんてこまい」です。もう

   公私ともホームページ漬の生活を送っています。ある意味、プロじゃないかとも思えてきました。

 

   (追伸)

   このホームページを見られた方が、職場と組合のホームページを見られたらニンマリされるでしょうね。TOPペー

   ジのFlashや動画GIF、それに背景や文書レイアウトまでほとんど同じですから・・・・・

 

  2004.5.21(由美の年金解説です)

   最近のマスコミは年金に関係することで賑やかです。国会議員さんやニュースキャスター、それに評論家までが

   「払った」「払っていなかった」などで大騒ぎとなり、まるで払っていないと極悪非道な悪人にされ世間から糾弾さ

   れない雰囲気です。しかし元をたどれば、抜本的な年金改革法案から始まったことですね。

   しかし、このニュースをご覧のほとんどの国民の方は、未払いは悪いことだ!と思われるでしょうが、基本的な年

   金のことについては「何のこっちゃ?」というのが本音のところではないでしょうか。実際のところサラリーマンであ

   る私も毎月給料引きで年金を納めていますが、どんな制度になっていて、何時からどれぐらい支給されるのか?

   なんて全然分かりませんね。そこでいろいろ調べてみることにしました。参考にしたのは政府などから公開されて

   いる年金関係のホームページからです。

   まず一口で年金と言っても、実は大きく3種類の年金があるのです。それは「老齢年金」「障害年金」「遺族年金」

   の3種類です。これらを全部説明するのは大変なので、おそらく一番関心の高い「老齢年金」について説明します。

   ところで「老齢年金」というものは、実は一つだけではありません。しかし、この先のことをご説明するには年金を

   受け取る私たち自身の「被保険者」の種類と納付について説明する必要があるので、次にこれらについて説明し

   ます。

   被保険者は次の3種類に分けられます。

   1.第1号被保険者・・・学生や自営業の方

   2.第2号被保険者・・・会社員や公務員の方

   3.第3号被保険者・・・2の配偶者の方

   ここで説明を簡略するために1と2のみ説明します。1と2に共通する点は基礎年金と呼ばれる「国民年金」を納付

   することです。これは20歳以上の国民であれば加入し年金を納付する必要があります。よく年金を説明するにあ

   たり3階建の建物で説明されますが、国民年金は1階に該当します。では次の2階・3階はどうなるのだ?というこ

   とですが、第1号被保険者には2階部分はなく3階に国民年金基金というものがあるのです。そして第2号被保険

   者は厚生年金保険・企業年金や共済年金(公務員の場合)が2階となり、3階部分には厚生年金基金や職域相当

   分が相当します。これら1〜3階までの合計が「老齢年金」となるのです。え〜と、どうでしょうか?今までの説明は

   ご理解いただいているでしょうか。

   と、いうことで、私たちの年金はこんな制度で支払いを行い、65歳になれば給付を受けることが出来ます。ただ全

   員が65歳にならないと給付されない訳ではなく、現在のところは給付額は少なくなりますが60歳からでも年金を受

   け取ることが出来るようです。(将来的には65歳以上)

   さて問題は「どれぐらい給付されるのか?」ということですが、この計算が非常に難しいのです。ただ今回の年金

   改革法案では給与水準の50%確保と言われていますので、このまま鵜呑みにすると、大体ですが夫婦世帯で最

   低でも年額200万円ぐらいでしょうか。となると、一月で16万円ぐらいになりますね。もっとも多くの評論家の皆さ

   んが「絵に書いた餅」や「絶対に不可能な数字」と語っていますが・・・

   年金の問題は、20歳以上の国民であれば全員が納付しなければいけないはずの「国民年金」の未納者の方が

   非常に多いことです。これは特に第1号被保険者の方に多く見受けられるようですが、約40%の方が未納と言わ

   れています。これは2号から1号になった方は、市役所などに出向き国民年金の手続きを行う必要があるのです

   が、”つい”手続きを忘れて未納となる方が多いのも原因かと思います。国会議員の方で未納者が多いのも、こ

   のことが原因でしょう。

   未納といえば最近の会社も「未納」と言わざるを得ない部分があります。これは厚生年金は折半で社員と会社が

   年金を積み立てるのですが、正規の社員以外(アルバイト・パート労働者など)については個人の国民年金で支

   払うことになります(健康保険も同じです)。つまり会社にしてみれば正規社員を減らすことで膨大な年金支払い

   を節約をして、その分利益を上げていると言わざるを得ないでしょう。こんなところにも年金の財源不足の理由が

   あります。

   また多額の年金積立金を運営する社会保険庁にも問題があると言わざるを得ないでしょう。これは社会保険庁

   の関係団体である年金福祉事業団による、ほとんど利用されない多額の保養施設を建築したというだけではな

   く(しかも信じられない金額で転売しようとしている!)、株式関係の運用などを行ったことで累積赤字として6兆円

   もの損失を出していることからも明らかです。

   さらに仕事の定年延長の問題もあります。これは私たちは60歳定年に辞めさせられても、年金支給の65歳まで

   は「無収入」になってしまうのです。そこで政府は65歳定年とするように企業に呼びかけていますが、どうなること

   か・・・

 

   今後の年金制度を方向性を定める意味で、今国会で「年金改革法案」が可決されました。この改革法案の「骨子」

   の一つが年金の一元化です。これは先ほど述べた各被保険者ごとの財源を一本化することにより、国民に均等

   な年金給付を目標とすることや財政的に苦しい国民年金を助ける意味があります。

   野党である民主党までが、この自民党法案に賛成したのは実は大きな意味があります。民主党の考えは、将来

   的には先ほど説明した1階部分である国民(基礎)年金を全て税で賄うことが目標なのです(現在は1/3)。

   私は民主党最大の支持母体である連合(日本労働組合総連合会)が主催した「全国年金集会」に参加しました

   が、その時に連合から「各種年金の給与引き去りを止めて消費税を15%に」という提案が行なわれました。これは

   先ほどの国民年金の未納者を無くすことが最大の目標ですが、それと同時に国民年金を全て税で賄うための財

   源確保とも言えるでしょう。また最近の価格の内税表示も、全ては消費税率UP&年金問題解消につながるワン・

   ステップと言えるでしょう。

 

   はぁ〜何か今回の日記は全く「日記」ではないですね。ただ皆さん全員が、早かれ遅かれ自分自身に関係する問

   題です。ですから、知識として得ることは極めて大事なことだと思います。

   よく「私はまだ若いから・・・」とか「自分がどれだけ給付されるか分からないような年金には払えない」なんて声も

   聞かれます。しかしながら国の制度としてある以上収めなければいけませんし、サラリーマンの方々や企業は払

   わざるを得ない状況なのです。

   私は「労働組合の執行委員だから」という訳ではありませんが、連合の提案する「消費税15%案」に賛同します。

   多くの反対があるでしょうが、もう「これしかない」というところまで年金の問題は来ています。

   またお年寄りの方も「私らは若い時にちゃんと支払ったのだから、もらって当たり前」という考えも改めるべきでし

   ょう。年金は自分のために支払ったものではありません。その時のお年寄りのために支払うのが年金なのです。

   そして今現在に給付されている年金は、若い方があなたのために僅かな給与から支払っているという現実を忘

   れてはいけないでしょう。

 

  2004.5.15(完全にダウンしました)

   前回の日記で紹介した動物園に行った日から発熱し、突然、高熱のためダウンしました。

   動物園から帰ってきた夜に「何かしんどいな〜」なんて思い体温を測ると37.2℃。でも明日になれば・・・なんて簡

   単に考えていたのですが、翌日も熱も下がりません。でも大した熱でもないので、当初の予定どおり家内の実家

   である姫路まで行っていました。ただ一応用心して、家内の実家ではゆっくり休ましていただき(2時間ぐらいお昼

   寝していました)、さらに翌日の5日も37.5℃ぐらいの熱がありましたので、常備薬の解熱剤を服用してどこにも行

   かず、自宅でゆっくり静養していたのです。

   しかしゴールデンウィークも終わり「さあ今日から仕事だ!」の6日の朝に目覚めると・・・ガーン!なんと38.5℃も

   熱があるんです。こりゃ仕事は無理です。早速「すいません。今日はお休みします」と会社に電話する一方、近く

   の内科クリニックにダッシュです。

   お医者さんは胸(というかバストでしょうか)に聴診器をペッタンと当てたり、喉の奥を診ていますが首を傾けてい

   ます。そして「風邪の症状はありますか?」と聞かれます。「いやぁ〜全然ないんですが・・・」とお答えし「風邪で

   すか?」と逆にお聞きすると、「と、思うんですが・・・」と何か自信がないご様子・・・そして「とりあえず抗生物質と

   解熱剤を出しますので一日4回服用してください」と言われました。

   さて言われたとおり、お薬を服用してこの日は家で寝ることにします。やはりお医者さんに診ていただいた安心感

   からか、いくらでも寝ることが出来ます。でも熱があるのか意味不可解?な夢ばかり見ますね。最初は年金問題

   の資料を整理する夢。次に見たのがイラク問題について多くの人の前で発表する夢。目が開く度に汗ビッショリで

   す。しかも強烈な頭痛!さらに熱は下がらず吐き気までしてきました。食欲なんて全然ありません。そして翌日の

   7日の早朝には、ついに体温は40℃に達してしまったのです。

   結局、この日もお仕事はお休みです。再びクリニックに行って診察を受けます。「あの〜熱が下がるどころか逆に

   上がってきました。それに食事も出来ないんです」とお話すると、お医者さんはこの日も首を傾けながら「おかしい

   ですね。では血液検査に尿検査、それにレントゲン撮影をしましょう。後で点滴もします。明日、検査結果を聞き

   に来てください」と言われます。はぁ〜全くどうなっているんでしょうね。それにハッキリと病名を言われないのも不

   安です。

   この後、25分ぐらい時間をかけて点滴を受けます。ポトリポトリと点滴が落ちるのを見ながら、ボ〜と終るのを待

   つしかないですね。点滴が終わり体温を測ると39.5℃もあります。看護士さんも「スゴイ熱ですが自宅まで車を運

   転して帰れますか?」なんて心配されます。実際、僅か10分ぐらいですが、車を運転するのが正直苦痛です。そ

   れでも昼間の家内は仕事でいませんので「何か食べないと・・・」いうことでスーパーに立ち寄り、口当たりの良い

   ゼリーなどを買い求めます。そして久しぶりに同じMtFである友達のHさんに「もしもし」です。

   実はどうしてもHさんにお聞きしたいことがあったんですよ。それは・・・お恥ずかしい話なんですがタマタマちゃん

   の袋が、普段はSサイズのミカンぐらいの大きさなのにネーブルぐらいまで腫れているのです。ウーン、ひょっとし

   たらこれが原因では・・・なんて思ったからです。でもHさんの話によると発熱すると腫れてくるのは普通のようです

   (でもホルモンを始める前は、そんなことはなかったような気が・・・)。それにタマタマちゃんを冷やすと熱が下が

   るようです。おっ!これは良いことを聞きましたね。帰ったら早速試してみましょう。

   と、いうことで、ケーキ屋さんでいただいた小さなアイスノンをハンカチで包み、タマタマちゃんを冷やします。もち

   ろん氷枕にはタップリと氷を入れ、額には「熱冷シート」をペッタンと貼り付け完全武装?です。お薬も飲みました。

   今日は点滴も受けましたので、これでグッスリ眠れば大丈夫でしょう。さあ寝るぞ!ですね。(病気との戦いだ!)   

   しかし3時間後に目が開くと・・・ガーン!全然熱は下がっていません。合いも変わらず39℃を越えています。熱冷

   シートはカラカラに乾き、氷枕の氷は溶けて激戦の跡がしのばれます。ふむ・・・なかなか手強い相手(病気)です。

   でも高熱に慣れてきたのか気持ちには余裕が出てきました。

   翌日の8日、合いも変わらず熱は下がりません。お医者さんのところに行くと血液検査・レントゲン共、異常なしと

   のことです。こうなれば「ただただ」寝るしかないでしょう。そして9日の日曜日のお昼前ぐらいからやっと熱が下が

   り、10日の月曜日から仕事に行くことが出来ました。はぁ〜やれやれです。5月に入って始めての出勤ですね。長

   い間仕事を休んでしまいました。

 

   いやぁ〜ホンマに今回は大変な目に逢いました。ここまで熱が上がり、お薬を飲んでも下がらないなんて子供の

   時以来ですね。

   それにしても今でも原因は分かりません。家内なんて「動物園に行って、動物さんに変なことばかり言っていたか

   ら大きな病気をもらったのよ」なんて言っていましたが・・・まあ私が思うに普段の疲れや不規則な食事が原因だ

   と思います。知らず知らずに体力を落ちていたところに病原菌が入ってきたのでしょう。

   これから気を付けないといけませんね。出来るだけ体を休ませ食事をしっかり取らないといけません。いつまでも

   若くはないですからね。

 

   (追伸)

   こんな時でも、産婦人科クリニックに行ってデポー注射も受けました。産婦人科の先生は「発熱とは違うことです

   から大丈夫でしょう」なんて言われていましたが・・・

   もし入院なんてことになれば注射やプレマリンはどうなるのかな?なんて考えてしまいました。まさか入院先の病

   院では、デポー注射はしてもらえないでしょうね。

 

  2004.05.10(動物園に行ってきました)

   少々お話するのが遅くなりましたが、ゴールデンウィーク中の5月3日は動物園に行ってきました。

   例年のゴールデンウィークは家でゴロゴロしてネット三昧か、はたまた近くのマイカルに行ってお買物&映画とい

   う不健康で経費節減の過ごし方をするのですが、これではいけない!ということで家族会議の結果、今年は健康

   的な時間を過そうということになりました。 

   そこで「では、どこに行くか?」という問題ですが、私が最初に思いついたのは潮干狩です。あさりが大好きな私

   とってはバッチリですね。しかし家内が「暑いし買った方が安いよ」という発言により、早くも私の提案はボツです

   (ホンマに健康的な過ごし方をする気持ちがあるんかいな?)。まあ潮干狩に行こうと思えば姫路の西にある新

   舞子の海岸まで行かないといけません。車も渋滞しますし意外と入場料も高いようですね。(一人1,500円ぐらい

   とか)

   次に思いついたのは神戸・六甲山へのドライブです。高山植物園を散策し六甲山牧場で搾りたての牛乳を・・・・・

   と思ったのですが、タイヤの山の減ったプレーリーで「あの」六甲山のコーナーを走るのは不安があります。それ

   に車の運転は疲れますからね〜(ホンマに出かける気持ちはあるんかいな?)

   ふむ・・・なかなか名案は思い浮かびませんね。そんな時、息子が「王子動物園にはパンダはいるの?」と聞いて

   きたのです。ん?そういえば王子動物園には、何年か前にパンダが中国からやってきたはずです。しかし全然見

   に行ったことがないですね。パンダなんて1981年のポートピア81'の時にチラリ!と見ただけです(それも全く動い

   ていなかったので、着ぐるみを見たのと変わらないような気が・・・)。よし!決まりです。王子動物園に行ってパン

   ダを見にいきましょう。

   しかも息子は通学定期を持っていますので交通費は要りません。入場料も兵庫県下の小学生・中学生に配られ

   る「のびのびパスポート」で無料でしょう。何か楽しみになってきました。ついでに「トラだ!ライオンだ!キリンだ!

   カバだ!」ですね。

   ところで王子動物園ですが神戸市立の動物園です。アクセスとしては三宮から阪急電車に乗換え「王子公園駅」

   からは歩いてスグですね。私が以前に行ったのは小学4年生ぐらいの時の遠足以来ですから、本当に長らく行っ

   ていません。今ではずいぶん変わっているでしょう。

   さて明石を出発した我家の「家族で動物園だ!パンダを見るぞ!」ツアーは、11時頃に王子動物園に到着です。

   正面玄関で入場料を払い(ちなみに大人600円です)、先ずはパンダがいる「パンダ館」を目指します。

   ふむふむ・・・やはり一番人気の動物ですからかなりの人垣が出来ていますね。肝心のパンダですが2匹離れ離

   れになってノンビリしています。まあ自転車に乗ったり綱渡りをするなど特別な芸をする訳でもなく(これだとサー

   カスですね)、ただボ〜としているだけです(もう少し動いて欲しいな〜)。まあしかし、なかなか大きな動物です。

   やはり「ぬいぐるみ」とは違いますね。エサ代はどれぐらい要るのかな?なんて、私が心配しても仕方ないことを

   考えつつ、次に向かうはコアラ舎です。

   コアラですが大体4匹ぐらいいました。これまたパンダと同じでユーカリの木(ですよね)を掴んでほとんど動いてい

   ません(というか、100%寝ていました)。ウーン、せっかく見に来ているのだから皿回しでもして欲しいのだ!(完全

   にサーカスと勘違いしている)

   何か文句ばかり言いながら、次はゾウさんです。パォ〜ンのゾウさんです。やはりお鼻が長いです。(当然ですね)

   ここには最近生まれたインド象の子供がいました。しかし小象といいながらでもデカイです(体重200s!)。私で

   も乗れそうですね。それでも、まだまだ赤ちゃんなんでしょう。お母さん象と離れた檻にいますので、落ち着きが無

   くウロウロしています。やっぱり不安なんだな〜思いつつ、この後はグルリと他の動物さん達を見て廻りました。

   トラさんは大きな牙にビックリしながら「今年の阪神もガンバッてね」とトラさんにとっては迷惑なお願いをして、ライ

   オンさんには「たてがみが伸びているぞ!散髪には行かないのか?」と、訳が分からないことをワメき、カバさん

   の黄色い歯を見て「歯を磨きましょう!」と余計なおせっかいを言いながら、最後にもう一度パンダを見て動物園を

   後にしました。

 

   こんな感じで、我家の唯一のゴールデンウィークのレジャーである「家族で動物園だ!パンダを見るぞ!」ツアー

   は終わりました。

   説明が遅くなりましたが、この日はやや風が強いものの天候に恵まれ、かなりの入場者であったことを申し添え

   ます。やはり景気の関係か、我家と同じように「近場で手軽にお安く」というレジャーの方が多いようです。

   現に、動物園といえば「子供連れ」というイメージがありますが、結構、大人ばかリグループやカップルの方も数

   多く見受けられました。

   それにしても、ゴロン!と横になって寝ている動物さんが多かったですね。しかも何故かお尻を私たちの方に向

   けて寝ている動物が目立ちました。ふむ・・・動物さん達も疲れているのかな?それとも、毎日毎日、人間という

   動物に眺められ嫌気が差しているのかもしれませんね。

 

       ※と、いうことで下の写真は、王子動物園のゾウとパンダさんです。右の写真のパンダはやっと動いた

        時の瞬間です。

                          
 

 2004.05.05(メーデーに参加してきました)

   先日の5/1(土)は被災地メーデーに参加してきました。この「被災地メーデー」というのは毎年JR兵庫駅の南側

   広場で開催されていますが、阪神大震災からの復興を願いつつ、ステージでは反戦や労働運動を落語や歌で盛

   り上げる「お祭り」と言えるでしょう。

   また兵庫県下のいろんな労働組合が焼きソバやお好み焼きなどのお店を出店していますので、まあ堅苦しい雰

   囲気もなくワイワイ・ガヤガヤとビール片手に楽しんでいます。私は今年で3年続けての参加ですが、結構、毎年

   楽しみにしています。(ん?飲んだり食べたりだけの楽しみではないですよ)

   多くの方はメーデーについてはご存知だと思いますが少々説明しますと、メーデーは1886年にアメリカの労働組

   合が5月1日(ですから”may day”なんですね)に「8時間労働、8時間の休息、8時間の自由」を求めて起こしたス

   トライキからでした(つまり当時は一日8時間労働ではなかったということですね)。その後、この運動は世界に広

   がり日本では1920年(大正9年)の5月2日に、上野公園で1万人近くの労働者が集まり始まったようです。

   以前のメーデーは要求や決意表明を掲げ、労働条件の改善という大きな目標を持った「たたかいの場」であった

   のですが、最近は「毎年恒例のイベント」となっていますね。こんなところで被災地メーデーも「楽しむ」という内容

   が中心になっています。

   13時頃、クラブ帰りの息子と兵庫駅で待ち合わせて、早速、食券を買い求め出店のチェックです。ウーン、先ずは

   焼きソバにするか、それともお好み焼きにするかで悩ましいところですが(大した悩みではないですね〜)、やは

   り私が所属する労働組合に関係するユニオンが出店している「肉てん焼き」(まあ、お好み焼きですね)からです。

   続いてタコ焼きやウインナー、それにおにぎりをパクパク食べながらビールをグビィと飲むとお腹は一杯!気分は

   最高ですね〜育ちざかりの息子は、さらにアイスクリームまで食べたいと言っています。(おいおい!まだ食べる

   んかいな?)

   さて本来のメーデーに参加しましょう。ステージではプロの落語家の方が小話を交え反戦を訴えています。また

   阪神タイガースの応援歌である六甲颪の替え歌でブッシュさんを非難していますね。私は普段の疲れやお腹が

   大きくなったことで強烈な睡魔です。退屈している息子を先に帰らせ、少しお昼寝しているとメーデーは終わりに

   近づいていました。最後に恒例の「大抽選会」で閉会となり、私は4等の灰皿をGETして今年の被災地メーデー

   は終わりました。

 

   メーデーの歴史で忘れてはいけないことは、1952年(昭和27年)の「血のメーデー」でしょう。

   日米安保条約が締結されたこの年は、デモ行進の一部が皇居前広場に入り、阻止しようとした警官が発砲した

   ことで多数の死傷者が出てしまったのです。当時は生活も政治も不安定な時代でしたから「必死」でした。そんな

   中で起こってしまった悲しい事件です。

   今のメーデーはちょうどゴールデンウィークの最中に開催されますので、飛び石のお休みを埋める休日の一日と

   なりました。反面、出かける方が多いため参加者の減少が見受けられるのは残念なことです。まあメーデーだけ

   ではなく、いろんな労働運動に陰りで出てきていますね。

   私が執行委員を努める労働組合も組織率は高いものの、次の時代に橋渡しする若い執行委員の育成に苦慮し

   ています。組織強化委員会を充実して対応を考えないといけないようになりました。やはり全てに余裕がないの

   で、自分のことだけに精一杯になってしまうのでしょうか?「人のために尽くす」という考えが風化しているような

   気がします。

   性同一性障害の問題も、今までの多くの先駆者の方々の苦労があったからこそ道が開けようとしています。個人

   の力は弱いものですが、少しずつでも理解と改善を求める活動をしていただきたいと願います。

 

  2004.4.30(車のバッテリーが・・・)

   先日、朝一番から車庫に置いてある荷物を取りに行こうとすると・・・ん?運転席のドアが半ドアになっています。

   ウーン、これは前日に乗った家内がちゃんと閉めなかったからですね。そこで改めて閉め直そうとすると、ルーム

   ランプが点灯していないことに気がついたのです。これは悪い予感がします。ひょっとしたらバッテリーが上がって

   しまったのでは・・・と思い、キーを入れ電動格納ドアミラーを操作するとウンともスンとも動きません。

   はぁ〜これはダメですね。止む無く大昔に購入した充電器で充電開始です。2時間後には息子を明石駅まで送っ

   ていかなければいけないからです。そして2時間後、先ずドアを開けると弱々しいですがルームランプは何とか点

   灯しています。またドアミラーもゆっくりですが動きました。ではエンジン始動!でキーを回すと・・・・・

   ダメです!グォ、グォとセルはゆっくり回転しているのですが、とてもエンジンがかかるほどの力はありません。息

   子は「しゃあないな〜」という言葉を残し、バスで駅に向かいました。

   ホンマに家内がちょっと気をつけてくれれば・・・と言いたいところです。何せ家内は「乗る人」オンリーです。ガソリ

   ンを入れたこともなければ、洗車なんて全く「私は関係ない」と状況ですからね〜その割には「お父さん、車が汚い

   わよ」とか「ガソリンが無いよ」と暗に(と、いうかハッキリと)私に「しなさい!」と指示しているんですよね。私とし

   ては「やれやれ・・・」というところです。

   結局、約12時間ほど充電してバッテリーは元に戻りました。それでも私の使っている充電器はディスカント・ショッ

   プで購入した「見切り処分品」(スターター機能は付いていません)ですからフル充電とはならないですね。いくら

   長時間充電しても出力が弱いため無理なようです。

   これは以前にバッテリーを上がらしてしまった時(私がスモールランプを消さずにキーを抜いたのが原因です)に

   日産のサービスマンから聞いた話ですが、安価な充電器では無理なようです。さらに一度完全に上がらしてしま

   ったバッテリーは、元の充電量には戻らないように言われていました。しかしバッテリーを交換すると一万円弱の

   出費ですからね。今はマーチへの買い替えも検討している時ですから止めておきましょう。

   誰でも「つい、うっかり・・・」ということはよくあることです。ですから、今回のことは仕方ないことですね。でも思うこ

   とは、家内も少しぐらい自動車のことを知って欲しいことです。夫婦で使っている自動車ですから最低限のことは

   知って欲しいですし、ガソリン補給ぐらいはして欲しいですね。

 

   現在の社会は「男女共同参画」を目指しています。これは男女の性差なく共に生きるという社会です。普段の生

   活でいえば今までの男女の役割分担(例えば、会社でのお茶や家庭内での家事などは女性の仕事で、折衝・交

   渉などは男性の仕事)にとらわれず生きる社会です。

   いつも、この「男女共同参画」という言葉を聞く度に思うことですが、この「参画」というものが発展していけば性同

   一性障害に対する差別的なものは無くなるような気がします。男性であるのに・・・女性であるのに・・・ということ

   から派生する内容があまりにも多いからです。

 

   (追伸)

   家内に車のことをしてもらおうとすると、当然、私も家事をもっとしなければいけませんね。家内がニヤリ!と笑っ

   て「だったら・・・」という言葉が出てくるのは目に見えています。

 

  2004.04.25(新しいことには・・・)

   先日はいつものように神戸・三宮方面にお出かけ。忙しい私は、会社から駅に着くまでの時間(約15分)も無駄に

   することもなく誰かに「もしもし」しながら歩くことが多いです。

   この日も同じMtFの方とお話しながら明石駅に到着。それから電車に飛び乗り、三宮までの時間は携帯メールの

   返信をプチプチですね(ん?電車の中では電源を切るのがマナーでした)。しかし、ふと気が付くとバッテリーの残

   量が極めて少なくなっているのに気が付きました。これは困りました。まだお昼頃ですから、まだまだ連絡しなけ

   ればいけないことがあります。それに、こんな時に限って家内から連絡が入るんですよね〜

   そこで先ずはツーカーステーションに行こうかな?なんて思いましたが、おそらく充電サービスは行なっていないで

   しょう。そんな時、ふと思い出したのが「急速充電」です。駅や大きな電器屋さんの携帯電話コーナーで見かけた

   ことがあります。よし!一度探してみましょう。と、いうことで三宮で一番大きな電器屋さんに行ってみました。

   ジロジロと携帯電話を販売しているコーナーを見回すと・・・ありました!「携帯急速充電自動販売機」の前で説明

   書を読みますと、約20分で200円で充電出来ます。千円札を100円硬貨に両替していただき(100円硬貨専用です。

   硬貨が無かったんですよ)、次に販売機?のディスプレーを見ながら充電を行なうのですが、これが初めての人に

   とっては意外と難しいです。先ずは3台並んでいる機械のどれを使うかを選択します。次に自分の携帯の機種に

   合わせて番号(確か1〜3)を押します。さらに#ボタンを押して充電の1を押して、携帯にコネクターを接続して、

   充電器のフタのロック番号を入力して、グリーンのランプを確認して・・・・・

   え〜い!面倒なのだ!正直イライラします。さらに不器用なこともあり一回では上手く出来ません。何回もディス

   プレーを見ながらチャレンジしていると、ついに見かねたお店のお姉さんから「分かりますか?私がやってみまし

   ょうか?」と声をかけられてしまったのです。(何か恥ずかしい・・・)

   「先ずはこの番号を押して、次にこのボタンを押して・・・」という感じでレクチャーを受けます。「なるほど簡単です

   ね〜」と、気持ちとは裏腹にニコニコとお話して素直にお願いしました。まあ言われてみれば簡単なことなんです

   が、以外と(私だけかな?)難しいものですよ。

   店内でウロウロしていると充電は終りました。フル充電とまでは行きませんが、それでも2/3ぐらいは充電されて

   いました。

 

   最近は年齢のこともあり、新しい電化製品を買っても取扱い説明書を読むのが面倒です。それだけではなく組合

   で新しいパソコンを購入しましたが、「初期セットアップ」も苦痛です。とにかく新しいことには対応出来なくなってき

   ていますね。

   はぁ〜根気が無くなっているのかな?とにかく長文の説明書を見ると内容を読む前にウンザリです。最近の取扱

   い説明書は、文字が大きくイラスト入りで基本的な操作内容をピックアップした「簡単操作ガイド」なんてものが別

   冊で付いていますが、もう今の私にとっては必需品です。

   もっとも家内に言わすと私は「理解力が悪い」とのことです。ですから私と同年代の方であっても「そうですか?簡

   単ですよ」と言われそうですね。

 

  2004.04.20(早くも予約を・・・)

   前回の日記でもお伝えしましたが、次回GID関係者全国連絡会・総会は私が開催幹事となり兵庫県での開催とな

   りました。

   まあ秋か冬頃の開催予定ですから、ボチボチと考えたらいいかな〜なんてノンビリしていたのですが、一応、予算

   的なこともありますので、第一候補で考えている「舞子ビラ」のホームページを見てみました。舞子ビラは明石海

   峡大橋のスグ近くに建っている神戸市の保養施設です。保養施設と聞くと何か国民宿舎を連想されるかもしれま

   せんが、実際は結婚式も出来る大きなホテルですね。しかも阪神大震災以降に大幅にリニューアルされましたの

   で、とてもキレイですしリーズナブルな価格です。

   ふむふむ・・・・・安い宴会プランだと6千円少々からありますね。ただ時間制限の「2時間」が気になるところです。

   通常、GID関係者全国連絡会・総会はディスカッション+宴会で、会場を4時間近く借りる必要があるんですよ。こ

   れは一度「もしもし」して直接お聞きしましょう。と、いうことで、電話でお聞きすると会場の時間延長は可能なよう

   です。しかも仮に20名の参加とすると、一人あたり千円程度の加算で済みそうですね。

   よし!これならば・・・と思ったのですが、よくよくお聞きすると秋から初冬にかけては結婚式シーズンで予約が一

   杯入っているようです。さらに、よ〜く考えると2次会に行くにも少々駅から離れたところに建っていますから、「次

   はどこにも行けない!」ということになります。さらに遠方からお越しの方にとっては、新幹線最寄駅(西明石か新

   神戸になります)へのアクセスも悪いですね。ふむ・・・これはダメかな〜で違う場所を物色しましょう。

   次に考えたのは公共施設(文化センターなど)の会議室を借りて、料理などは「持ち込み」とする方法です。この

   方法なら、おそらく会費は3千円ぐらいで済むでしょう。幸い、私が在住する明石市の市民会館や勤労福祉会館

   には30名程度入れる会議室がたくさんあります。しかも使用料は参加人数で割ると、一人あたり数百円という安

   さ。もちろん料理やお酒などの持ち込みも可能です(さらに私は自宅から歩いて来れる!)。新幹線の西明石駅

   からは一区間で明石駅ですし、駅からは徒歩で到着です。また二次会の場所は、駅前にカラオケから居酒屋(つ

   いでに明石名物・玉子焼きのお店も)まで「何でもこい!」ですね。

   しかし、ここもインターネットで調べると、早くも10月末から11月にかけては予約が一杯入っているのです。いやぁ

   〜スゴイですね。どうしてこんなに早く予約が入っているのでしょう。ただただビックリです。あ〜あ、この案もボツ

   です。

   ここで、もう一度最適な会場の条件を整理してみましょう。

   @新幹線駅の最寄であること。

   A宴会も含めて4時間以上使用出来ること。

   B付近にカラオケ・居酒屋などのお店が多く、2次会の場所に困らないこと。

   C出来るだけリーズナブルな価格であること。

   まあ、こんなところでしょうか。ウーン、既に老化現象が始まっているのでは?と思われる私の頭に潤滑油(お酒

   ですね)を注入して考えると、何のことはない普段の出張や組合関係の会議(懇親会付)で利用している兵庫県

   庁付近の会場がピッタリなのです。

   これなら簡単です。早速、いままで利用した会場で、「ここなら」というところに電話して早くも予約したのが 「ラッ

   セ・ホール」です。ラッセホールは6階建の建物で上層階は会議室関係になっています。そして2階以下は宴会場

   やレストランですね。ですからディスカッションの後は部屋を変えての宴会となります。場所は県庁から徒歩10分

   程度ですから、新幹線でお越しの方は神戸市地下鉄「新神戸〜県庁前」で来れます(タクシーなら10分程度)。

   また南に下がれば元町・三宮ですから、二次会の場所はタップリありますね。参加費は料理にもよりますが6千

   円程度で収まるでしょう。日時は11/20(土)で少し早めの12:30スタートで考えています。

 

   ここまで読まれると「おっ!次の総会は11/20の神戸のラッセ・ホールで12:30から開催だな」と思われるかもしれ

   ませんね。でも、まだ未決定ですよ。まだまだ時間もありますので他の会場も探してみたいと思います。

   考えてみれば、私は会社の方でもこんなことばかりしています。まあ「名幹事」なんでしょうか。ことあるごとに「あ

   いつにやらせておけ!」ですね。ですから今回のことを周りの同僚話すと、「ピッタリじゃない」なんて言われてし

   まいました。

   あ〜あ、本音はお客様としてご招待いただきたいのですが・・・でも今回はガンバリます。ご期待くださいね。

 

   (追伸)

   正式な参加申し込みは2ヶ月ぐらい前から募集します。一応、「ラッセ・ホール」のホームページをご紹介しますの

   で、ご意見をお聞かせくださいね。(結局、他を探すのは面倒なので、このまま決まりそうな気がします)

                                                             「ラッセ・ホール」

 

  2004.4.15(GID関係者全国連絡会のお花見です)

   さぁ〜て、先日の4/10の土曜日はGID関係者全国連絡会の「関西・お花見宴会」が開催されました。

   今回のお花見は昨年に引き続き2度目の開催となりましたが、何せ昨年は雨模様のためGID関係者全国連絡会

   のイベント史上最低の参加人数である「4人」という寂しさ。ですから企画立案者である私としては「今年こそ!」と

   いう思いがあります。幸い「みんなのイベント」で参加者を呼びかけたところ、20名以上の方が参加申し込みされ

   ましたので、後は天候が気になるところです。

   朝起きるとバッチリ晴天です。集合は10時にJR大阪環状線の京橋駅ですので、明石駅を9時頃に出発です。尼

   崎までは新快速で向かい、そこから東西線で京橋ですね。10時少し前に待ち合わせ場所である「みどりの窓口」

   付近に出向くと、スグに何人かの参加者の方が来られました。

   10時過ぎまで待っていると、ほぼ参加予定者の方が全員来られましたので出発です。まだ来られていない方も

   携帯の番号は分かっていますので、何とか連絡が取れます。そんな感じで先ずは飲み物などの「お買物」です。

   歩いて5分ぐらいでダイエー京橋店に到着し、各自、好みの飲み物や「おつまみ」を買い求めます。

   それにしてもたくさんの方が「おにぎり」や「唐揚げ」、それに「花見団子」を手作りで用意されていますね。いやぁ

   〜スゴイです。何も出来ない私とは大違いです。ですからお弁当を買い求める必要もなく大阪城公園に向かって

   歩き出しました。歩き出すとツイン21タワー(40階ぐらいあるのかな?松下電器が入っています)などの高層ビル

   が目に入ります。まあ東京でいえば新宿副都心でしょうか。大阪城が低く見えるぐらいです。太閤・秀吉さんが生

   きていたらビックリでしょうね。

   さて大阪城ホールの横を通り公園内に入ると、焼きソバやたこ焼きの露店が並んでいます。まあお花見客相手

   のご商売でしょうか。既に大阪から参加されたメンバーが先発して「場所取り」も終わっていますので(ちなみに

   大阪城の外堀の前でした)、早速、ビールが温まる前に「乾杯」としましょう。

   じーとしていてもカンカン照りの暑さですからビールが上手い!少々疲れ気味でお腹が空いている私は、皆さん

   の手料理を遠慮なくパクパクいただきます。おぅ!皆さん本当に上手に作られていますね。家内にも食べさせた

   いぐらいです。あちこちで話の輪が広がりビールなどの飲み物はガンガン空になっていきます。遅れて来られた

   メンバーも揃い宴会は盛り上がります。

   しかし!暑い!無茶苦茶暑い!です。ほとんど真夏のような暑さですね。こんなことを予想した私は抜かりなく日

   焼け止めを塗ってきましたが、あちこちで慌てて日焼け止めを塗っている方もおられます。それでも日陰に入ると

   爽やかですね。やはり「春」なんだな〜と思います。

   いろんな方とお喋りをしていると時間はドンドン過ぎて行きます。時計を見ると早くも15時前です。ウーン、これは

   16時からの神戸・三宮での「おヒゲの脱毛」は無理ですね。電話して予約をキャンセルします。そして「一旦中座」

   として、次回のGID関係者全国連絡会総会の打合せを行いました。前回の総会で関西開催は決定していますが、

   具体的な開催場所を決めないといけません。しかし、これっ!という「案」も出ませんでしたので、言いだしっぺの

   私が開催幹事となり開催場所は兵庫県となってしまったのです。(と、仕向けた幹事もいたぞ!)

   ではボチボチと疲れてきましたし次の予定のある方もおられるでしょうから、私が先頭になって「さようなら。お疲

   れさまでした。皆さん、またお会いしましょう」です。hさんやMちゃんとJR大阪城公園駅まで一緒に歩いて帰り、

   京橋から東西線経由で明石まで帰ってきました。

   

   この度は私が企画した「関西・お花見宴会」に多くの参加をいただきありがとうございました。

   今回は関西で開催しましたので、本当に多くの参加者のもと盛り上がったイベントとなりました。関西GID関係者

   の結束力の強さをあらためて認識した次第です。

   ところで今回の参加メンバーでのゲスト?は、先月にSRS手術を終えたMtF当事者の方のご両親でした。私もい

   ろいろとお話させていただきましたが、やはりカムアウトされた時は相当なショックだったと言われていました。

   またお父さんから「やはり自分の子孫が途絶えるということは・・・」と言われたことや、お母さんから「孫を抱きた

   かった」という言葉には少なからず考えさせられました。やはり頭では分かっていても「生の声」を聞くと、ウーン

   と考えさせられます。私は妻帯者で子供もいますから、このような問題はありませんが(でも、違う大きな悩みも

   あるんですが・・・)、若いGID当事者の方は、私とは異なる問題を周りの方に与えてしまうのですね。

   ただ今回は参加されたご両親の方は、非常にしっかりした考えをお持ちとお見受けました。「男らしさとか女らし

   さという問題は・・・」という自分のお考えをお話しされ感服しました。私としては嬉しい限りですね。

 

   (追伸)

   あ〜あ、やっぱり今回も私のガサツな態度や言葉使いを披露してしまったような気が・・・(少々反省気味)

   それに「完璧だ!」と思っていた日焼け対策ですが、手に塗るのを忘れて腕時計の跡がバッチリと付いてしまい

   ました。

 

  2004.04.10(岡山大学付属病院に行ってきました)

   一昨日の4/8は岡山大学付属病院付属病院に行ってきました。前回の診察は昨年の12月ですから4ヶ月ぶりの

   診察になります。

   ところでこの日の診察ですが、当初は産科婦人科の中塚先生だけの予定でしたが精神科神経科の佐藤先生と

   のW診察になりました。と、いうのも、本来は来月の5月に精神科神経科の佐藤先生と形成外科の光嶋先生のW

   診察の予定でしたが、光嶋先生は3月末をもって東京大学に異動となりましたので、岡山大学付属病院ではSRS

   手術に関する診察は当面中止となったのです。

   そこで2ヶ月続けて岡山大学付属病院に行くのは有給休暇や経費の面で大変ですので、佐藤先生に無理をお願

   いして予約を変更していただき、この日のW診察となった訳ですね。

   いつものように経費節減のため、新幹線を使わず在来線の各駅停車で岡山を目指します。前回、岡山大学付属

   病院に行った時は姫路から「播備ライナー」という高速バスが岡山に走っていましたので、これを利用しましたが、

   あまりの利用客の少なさ(と、思います)で廃止されてしまいました。そこで仕方なく在来線を利用したのですが、

   この日は「青春18キップ」(約40日間JR乗り放題のチケット)の利用期間です。

   案の定、姫路からは、普段の2倍近いのでは?、というお客さんが乗り込みます。私も何とか座る場所をキープ

   するのが精一杯ですね。普段なら「え〜と窓際は日焼けするので・・・」とゆっくり考えながら座席を物色するので

   すが、とてもそんな余裕はありませんでした。コトコト揺られながら岡山駅には11:30頃到着です。ちなみに明石

   から2時間半の旅ですね。岡山駅から岡電バスに乗り岡山大学付属病院にはお昼頃に到着しました。

   恒例の診察予約券GET&健康保険証再照合が終わり、先ずは産科婦人科の窓口に診察予約券を提出します。

   いつもどおりであれば2時間以上の診察待ちですから、ゆっくりとお昼ご飯を食べるところですが、この日の私の

   主治医である中塚先生は13時からオペが入っているようです。そこで何とか13時までの予約分だけでも終わら

   そうと「必死のパッチ」の診察です。私は12時半からの予約でしたので、いつもと大違い?で15分ぐらいで名前を

   呼ばれました。

   先ずは前回の血液検査結果からです。ジロジロ検査結果を見ながら「コレストロール値が高いな〜」の一言。そ

   こで「無料ですから動脈硬化の検査を受けてください。それからいつものように採血を行い3サイズの測定とアン

   ケート記入をお願いします」と言われます。私からは「前回の心電図やレントゲン写真、それに血液検査の結果

   を会社の健康診断として報告する必要があるのですが・・・またホルモン療法を受けている明石の産婦人科クリ

   ニックから乳ガン検査を受けるように言われています」とお話しすると、「では、各検査結果をパソコンからプリント

   アウトし診断書を用意しましょう。乳ガン検査は検査を行う外科への院内紹介状を用意します」と言われました。

   この後、先ずはアンケート記入です。これはホルモン療法にかかる体の変化や自己満足度を記入するようになっ

   ています。まあ30問ぐらいあるでしょうか。アンケートが終れば動脈硬化の検査です。これは心電図を取るように

   ベッドに横になり両手・両足首、それに胸や首に測定器を付けて検査するんですよ。ちなみに検査をしていただ

   けたのは女子医大生の方でした(名札で分かります。大学院生の方かな?)。これが終れば動脈硬化のアンケ

   ート(ウーン、岡山は何でもアンケートが多いです)を済ませ、3サイズ(B、UB、W、H)の測定。さらに体重・身長

   ・体脂肪率(女性・男性の2種類測定)の後で採血が行なわれ、全ての産科婦人科の検査が終りました。

   まあしかし・・・何かGIDの診察というより健康診断ですね。それにしてもこの日の産科婦人科は大忙しです。や

   はり中塚先生のオペの時間が近づいているので「少しでも診察を終らせるぞ!」という意気込みを感じます。です

   から普段でもスタッフ不足の感があるのに看護士さん達は「てんてこまい」ですね。当然のことながら「掛け持ち」

   で患者さんを診られていますので、何か終る度に「ちょっとお待ちください」の連発です。

   でも、その「ちょっとお待ちください」が長いです。名前を呼ばれるまでボ〜と待っていると、時間ばかりドンドン過

   ぎて行きます。時計を見ると早くも14時になろうとしています。これはマズイです。精神科神経科の佐藤先生の予

   約時間は13時からなんですよね。案の定、Yさんからの情報では佐藤先生は私がまだ来ていないので、「来られ

   たら電話して」という言葉を看護士さんに残して一旦大学に帰られたようです。気持ちは焦りますしイライラもしま

   すが、どうしようもないですね。

   そんな中、中塚先生は最後の最後まで診察を続けられています。もう一度私を呼ばれ、診断書の内容を確認さ

   れた後はお昼ご飯も食べずにオペに突入されたようです。いやぁ〜本当にご苦労さまです。

   ところで血液検査における男性ホルモン値ですが、中塚先生のお話によると「低値で安定していますし投与量も

   変更していないので、当分検査は不要です」と言われました。ただ私としては気になるところですので、お願いす

   ると「では次回に検査を行いましょう」と言われました。

   いよいよ精神科神経科の診察です。はぁ〜何か産科婦人科で体力を使い果たした感じですね。ですから佐藤先

   生にお話しなければいけないことは、スッカリ頭から抜けてしまっていました。まあボチボチとお話しましたが佐藤

   先生によると「全く理解されないパートナーの方のことを考えると確実に前進されています。ホルモン療法や岡山

   大学付属病院への診察を理解されていることでも上手く進んでいます」と言われました。

   ところで前述しましたが、SRS手術を担当する形成外科の教授である光嶋先生は東京大学に異動となりました。

   このため今後の私の形成外科での診察が気になるところですが、佐藤先生は「形成の診察は時間をかけて少し

   ずつSRS手術について説明していきますので、新しい教授が決まり次第、改めて院内紹介状を用意しましょう。

   新しい教授のもとで継続した診察を受けてください」と言われました。まあ私としても慌てても仕方ないですので

   「ノンビリ行きましょう」というところですね。

   この後、外科に向かい、産科婦人科でいただいた乳ガン検査の院内紹介状を提出し(実際の検査は次回以降)、

   形成外科で5月の診察予約をキャンセルしました。なお形成外科の光嶋先生は今月下旬までおられるようです

   (引継ぎの関係かな?)。また5月以降は井筒先生が診察を代行されるため私の診察予約も残っていましたが、

   佐藤先生のお話のこともありキャンセルとしたのです。

   こんな感じで、この日の全ての予定が終りました。岡山駅で家内へのお土産である「きびだんご」を購入した後は、

   前回の日記のとおり新幹線で一気に西明石まで帰ってきました。僅か1時間ほどで明石駅に到着です。病院から

   岡山駅までいつものように送っていただいたYさん、ありがとうございました。

   しかし今回の診察は忙しくてホンマに疲れました。お昼ご飯を食べる時間も無かったです。お腹が空いていたの

   で、帰りの新幹線の中で岡山名物「祭りすし」を一気に食べてしまいました。

 

   最近の岡山大学付属病院の診察は変化の無いものなっています。進んでいるのか止まっているのか分からない

   ですね。

   精神科神経科の診察は「近況報告」ですし、産科婦人科の診察は健康上の血液検査などを受けている程度です。

   家内も「まだ行かないといけないの?」という素朴な質問を私に投げかけます。確かにガイドラインによる第2段階

   である「ホルモン療法」で満足するならば、もう少し期間を開けて岡山大学付属病院に通院することも考えないと

   いけませんし、血液検査などは地元の神戸方面でも受けることが出来ます。

   ただ私としては第3段階であるSRS手術も視野に入れています。と、なれば、現状では難しいかもしれませんが

   今後も岡山大学付属病院での診察を続けるつもりです。

   「継続は力」ですね。やがて私の夢が叶う日が来ること信じて岡山に通い続けたいと思います。

 

   (追伸)

   診察待ちでイライラしたのは、実は他にも原因があるんです。それは岡山大学付属病院の敷地内は「全面禁煙」

   になったんですよね。以前は屋外に灰皿が置かれていたのですが、それさえも撤去されました。

   しかし「医大前バス停」あたりでタバコを吸う人を多数見受けられました。さらに吸殻が路上に点々と落ちている

   のも・・・・・あ〜あ、結局こうなるんですよね。健康増進法で公共施設では禁煙となりましたが、何か方策はない

   のでしょうか?私としては「空間分煙」をして欲しいところです。

 

  2004.04.05(安いようで高いような・・・)

   4/8の木曜日は久々の岡山大学付属病院での診察です。行きは経費節減のため在来線の普通電車を利用す

   るとしても、帰りぐらいは新幹線に乗りたいところですね。

   でも、まともにJRでチケットを買うと片道4,620円もします(明石〜岡山。西明石〜岡山は新幹線自由席)。以前

   の「日記」でも紹介していますが、安く上げるには「新幹線回数券」という方法もあります。これは6枚セット(つま

   り3往復可能)で3ヶ月間有効ですが、岡山大学付属病院には、4〜6ヶ月に一度しか行かないので購入しても仕

   方ないですね。ちなみに1枚あたりの単価は4,190円です。

   こりゃ仕方ないな〜なんて思っていると、どうも最近、明石駅周辺に2軒のチケットショップがオープンしたとのこ

   と。しかも先ほどの新幹線回数券をバラ売りしており西明石〜岡山のチケットもあるようです。そこで仕事帰りに

   覗いてみることにしました。

   1軒目は駅前のショッピングセンター内のお店です。ふむふむ、いろんなチケットが並んでいますね。映画や遊園

   地の割引チケットもあります。そして私が目指す新幹線チケットも、大きな貼り紙でJRでの価格とお店の価格を並

   べ「これだけお得ですよ!」とアピールしていますね。では、肝心の西明石〜岡山のチケットは・・・・・

   ありました!しかし、なんで4,300円もするの?です。確かに4,620円−4,300円ですから320円お得です。でも回

   数券単価と比較すると、4,190円−4,300円ですから110円高いじゃないの!ですね。え〜い!買うのは止めだ!

   もう1軒のお店に行くぞ!です。

   続いて2軒目の明石駅構内のチケットショップを覗くと・・・えっ?同じ4,300円。おいおい!何かカルテルでも結ん

   でいるんじゃないの?と疑いたくなります。しかも、いろいろお聞きすると西明石〜明石間は別にキップを買い求

   めないといけませんので、実質的には4,620円−(4,300円+160円)=160円という、たった160円しか安くならな

   いんですよね。(JRで乗車券と新幹線自由席を購入すると明石まで乗車出来ます)

   何だかバカらしくなってきました。まあ缶コーヒー1本分でしょうか。それでも「損」でないことは確かです。納得出

   来ませんでしたがシブシブ購入して帰りました。(帰りにバス代200円払いましたので、実質マイナス40円です)

   どれぐらいの値段でチケットショップはお客さんから購入しているか分かりませんが、チケットショップ屋さんは「そ

   こそこ」の利潤を得ているのでしょう。でもベースとなる価格は単価である4,190円としていただきたいですね。私

   は4,000円ぐらいが妥当な値段だと思いますが・・・・・

 

   それにしても「お金」を節約するのは難しいものです。お金を得るには苦労して働かないとダメなのに、使うのは

   一瞬です。まして今の世の中はお金さえ出せば便利ですし魅力的な商品のオンパレードです。よほどの強い意

   志がなければ節約するのは難しいです。でも本音は、岡山までの往復は新幹線のグリーン車とまでは言いませ

   んが指定席で行きたいような気が・・・・・

   あ〜あ、こんなことを考えているから全然お金が残らないのです。何でもそうですが、本当に今の自分に必要な

   ものかよく考える必要がありますね。

 

  2004.03.31(いよいよ新年度です)

   いよいよ今年度が終ります。明日からは新年度である4月が始まりますね。

   でも・・・私の方は「これっ!」という変化もなくワンパターンの生活が続いています。私の生活パターンですが、毎

   朝5時過ぎに起床して7時前には出勤。そしてお昼ご飯は家内の作ったお弁当か、弁当屋さんの350円の「焼きめ

   し弁当」。帰る時間は組合の関係もあり早くなったり遅くなったりですが、遅くなる日はコンビニのおにぎりかサンド

   ウィッチだけで夕食を済ますことが多いです。

   そして毎週火曜日のお昼休みは産婦人科でのデポー注射。2週間に一度の土曜日は「おヒゲの脱毛」というホン

   マに定まった生活です。ある意味、変化が無いのは楽なものですが、マンネリ化しているのも事実ですね。

   その「おヒゲの脱毛」ですが早くも3年目に突入しました。もはや私のライフワークでしょうか。今の状態は鼻の下

   は98%無くなり、よ〜く見るとポツポツと残っている程度です。しかし問題はアゴの部分です。ホンマにしつこいで

   すね。看護婦さんも「よほど居心地がいいのかしら?」なんて言っています。

   ところで、これだけ通院していると何でもあつかましくお願いしてしまいます。当初は「頬から下の部分の脱毛」と

   いう契約?だったのが、今では目のスグ下の部分や「こめかみ」の部分まで脱毛処理していただいています。

   ですから「おでこ」の部分を除いてはツルツルになりました。

   いつもと同じように看護婦さんとのお喋りですが、今回は看護婦さんの前歴?を伺うことが出来ました。やはり・・・

   というもの変な話ですが、他の病院で働いてられたようです。それも美容外科ではなく普通の総合病院ですね。

   内科や外科で働いておられたようですが、やはり仕事は大変だったようです。夜勤もありますし急患の時は「呼び

   出し」もあるとのことでした。

   閑話休題。「おヒゲの脱毛」に通っている美容外科に向う途中には、予備校で有名な「○△□ゼミナール」があり

   ます。2003年度合格状況なんて大きな貼り紙が目に入りますが、そこには東京大学など「国立大学合格者数○

   ○人」という数字が並んでいます。その中には岡山大学もありますが、かなりの人数の方が合格していますね。

   いつもここを通る度に「私の息子も、後何年後には・・・」なんて考えてしまいます。GIDとかMtFであることは別にし

   て、やはり息子の将来のことが気になるのは親として自然なことです。入口付近には近くのコンビニに買ったパン

   やカップラーメンを食べている予備校生がたむろしていますが、私の息子の将来の姿かな?なんて想像してしま

   います。(本当は予備校に行かずにストレートで大学に行って欲しいですね。出来れば岡山大学に・・・)

 

   3/26に我社の転勤と昇格の発表がありました。予想どおり私は何も関係なし。ですから明日からの新年度も同じ

   ような生活を送ることになりそうです。

   正直なところガッカリです。やはり家族のためにも昇格して、少しでも給料が上がって欲しいのは偽らざる気持ち

   です。何か「所帯主」として情けなかったですね。元気のない私を察したのか家内が慰めてくれましたが・・・・・

   まあ4月は岡山大学付属病院での診察やお花見があります。そして7月ぐらいには、上手く行けばマーチを買うこ

   とが出来るかな?ですね。とりあえず、こんなことを楽しみに新年度が始まりそうです。

 

   (追伸)

   昨年からゴソゴソ動いている明石市における「公文書等からの性別記載廃止」ですが、現在のところ具体的な動

   きは見えていません。

   ただ最近、明石市が発行した「みんなのしあわせのために」という人権啓発のパンフレットに、いろんな人権侵害

   の一つとして初めて性同一性障害が明記されました。これは「私が活動したからかな?」なんて思っています。

 

  2004.03.25(観梅に行ってきました)

   先週の土曜日(3/20)は遅まきながら「観梅」(梅のお花見)に行ってきました。

   本当はもう少し早く行きたかったのですが、参加者メンバーの都合が合わなくて観梅のシーズンも終わりである

   3/20となったのです。(翌日の3/21が梅林入場最後の日でした)

   今回の参加者メンバーですが、GID関係者全国連絡会に参加者登録されている兵庫県のMtFの方ばかりです。

   「みんなのイベント」として大々的?に参加者メンバーを集めることはなく、兵庫県のメンバーだけで「小ぢんまり

   と行きましょう」というところですね。まあどうしても車でないと行けませんので、「一台の車で・・・」というところも

   あります。参加者メンバーですが、神戸からIさん、三田からHさん、西宮のNさん、それに明石から私です。

   先ずは10時に「料金無料」である明石の某駐車場(特に場所を秘す!)に集合です(でも、私がモタモタしていた

   ので10時半になりました)。そこから玉津インターから第二神明に乗り、梅林がある室津を目指します。室津は揖

   保郡御津町ということで姫路の少し西側となりますので、第二神明〜加古川バイパス〜姫路バイパスという経路

   になります。大体ですが、明石から50qぐらいでしょうか。時間にして1時間少々ですね。今日は曇り空で少し肌

   寒く、しかも時折雨がパラパラ降っています。(誰か雨女がいるのかな?)

   Nさんのデリカワゴンは順調に室津を目指します。さすがにワゴン車ですから、ゆったりとリクライニングを倒して

   余裕で行けます。ウーン、私もこんな車が欲しいのだ!ですね。車の中で「ワイワイ ガヤガヤ」とお喋りに夢中

   になっていると早くも降り口である姫路南インターに到着です。ここから南に下がりR250を走り室津に向かいます。

   姫路からのR250ですが、実は私がバイクに乗っていた頃、ツーリングでよく走った国道です。姫路からの室津〜

   相生にかけては通称「七曲り」と呼ばれる連続したカーブが続くところで、コーナリングが味わえるところですね。

   最盛期?にはギャラリーまででき、バイク乗りの連中が集まってきたところです。しかも瀬戸内のキレイな景色を

   味わうことが出来ますし、ゴール?の相生では大きな造船所を眺めることが出来ます。今回は「七曲り」まで行き

   ませんが、それでも懐かしいものがあります。ただ最近はジャスコやイトーヨーカドなどの郊外型大規模店舗が出

   来ましたので、昔の街並みとは少々変わってきています。

   さて、12時前には梅林の駐車場に到着しました。もうお昼ですので先ずはお弁当を買い求め(梅弁当という幕の

   内弁当です)、入園料(500円でした)をお支払いして散策開始です。梅の花ですが、時期が終わりにもかかわら

   ず半分以上は咲いていました。ですからお客さんも「そこそこ」来られていましたよ。ただ、怪しげな?私達を見て

   何て思われているでしょうね。(参加者の方のお一人が”やっぱり男の人かな?”なんて声を聞いたとか)

   キレイなお花の前で写真を撮りたいのですが、こういう時って「誰かが持ってきているだろう」なんて感じで意外と

   カメラは忘れるものです。案の定、結局、誰も持って来られていない状況・・・ですから、各自で適当に携帯で写真

   を撮った程度でした。

   お腹も空きだしましたので、お昼ご飯にしましょう。先ほど買い求めたお弁当を園内の食堂で広げます。今回はい

   つものように「え〜本日はご参加ご苦労さまです。では、これからのますますの明るいGID当事者の未来を祝して

   乾杯!」という私が得意?の乾杯の挨拶もなく、ひたすらパクパク食べます。

   ところで今回のNさんは重いリュックを持って来られていたのですが、「何が入っているのかな?」と思うところです。

   ふむ・・・モバイルのパソコンでも、と思いきや、何とタッパーにイチゴとキューウイを持って来られていたんですよ。

   気が利くというか女性らしい細やかな心配りです。私のように「入場サービスの甘酒はどこで飲めるのかな〜」な

   んてキョロキョロと売店を探しているのとは大違いですね。

   食事も終わり山頂近くの展望台を目指します。展望台到着後はレジャーシートを敷いて一休みです(このレジャー

   シートもNさんが持ってきていました。ウーン、用意万全なのだ!)。眼下には瀬戸内海が広がり家島諸島を臨む

   ことが出来ます。さらに遠くには淡路島も・・・普段のようにパソコンのディスプレーを見ているのとは大違いですね。

   今回のメンバーは岡山大学付属病院に通われている方ばかりですので、景色を眺めながら病院での診察の話や

   家族との関係についてのお話で盛り上がります。皆さん、いろいろ苦労もありますが、それでも望む方向に進まれ

   ているようです。私も見習わなければいけないことが多いですね。

   さて適当な時間になりましたので帰りましょう。さらにNさんは明石の玉子焼きを食べたい様子ですし、私は家内

   から「帰りにパン買ってきて〜」なんてメールも入っています。そこで帰り道の売店で待望?の甘酒(ん?私だけ

   か・・・)をいただいた後は、明石への帰路を急ぎます。帰りの加古川バイパスや第二神明は渋滞していたようで

   すが(私は居眠りしていました)、17時前には明石に到着です。

   では有名な玉子焼屋さんを探しましょう。明石で有名な玉子焼のお店は、観光マップなどには「きむらや」が紹介

   されていますが、私的には駅前にある「松竹」です。でも、もっと美味しいと言われているのは海に近いところにあ

   る「いまい」というお店です。このお店は地元の方しか分からないような、本当に小さなお店なんですよ。

   確かこの辺りでは、というところに適当に車を停めて、後は「現地駐在員」である私が歩いてお店を探すと・・・・・

   ありました!本当に小さなお店です。お店の方に「ここが玉子焼きが美味しいので有名な・・・」とお聞きすると「そ

   うです。何か有名になってしまいました」とお店の方も言われます。そこで4人でお店に突入して玉子焼きをいただ

   きました。確かに美味しいです。ダシが効いて中はフワフワに焼けていますね。

   ちなみにお値段は20個で580円?でした。ただ量が多いので、2人で一人前ぐらいが適当かと思います。もしお腹

   が満たされなかったら、お好み焼きやソバメシを食べるのもいいかな〜なんて思います。どれもリーズナブルなお

   値段でしたよ。(お好みブタ焼で380円だったかな?)

   そして17時半頃、最初の待合場所である駐車場で解散となりました。皆さんお疲れさまでした。また一緒に遊び

   に行きましょう、ですね。

 

   こんな感じで「観梅」は終りました。やっぱり自宅から会社までの往復だけの生活と違って、気分が一新されます

   ね。4/10(土)には大阪でGID関係者全国連絡会の「お花見」もありますので楽しみです。

   やはり自然に触れるということは気持ちがいいものです。これから5月半ばまではそれほど暑くもなく、外に出か

   けるには良い季節ですね。日焼け対策に注意して出歩きたいものです。

   それにしてもNさんだけではなく、私以外の方々は用意万全で細かな気配りに感心しました。それに比べ私は・・・

   いやぁ〜ガサツな態度だけではなくMtFとして改めるべきことが多いですね。少々反省です。

 

   (追伸)

   玉子焼MAPをご紹介します。以下のホームページをご覧くださいね。今回登場した「いまい」も紹介されています。

   http://www.akashiyaki-map.com/akashi.htm

 

  2004.03.20(日本酒のお話です)

   3月も下旬となり暖かくなりましたが、まだまだ朝晩は寒い日が続いています。こんな日はグイッ!と熱燗の日本

   酒を飲むのが最高ですね。

   私の晩酌ですが毎晩日本酒を飲んでいます。大体ですが1.5合ぐらいでしょうか。夏場でも冷やして冷酒にするか

   氷を浮かべてのオンザロックですね。ビールを飲むことはほとんどありません。

   私の飲むお酒は以前の日記でもお伝えしましたが、姫路の地酒で2升で1,650円というリーズナブルなお酒です。

   ただこのお酒は一般の酒屋さんやスーパーなどでは扱っていないため、明石に近接する神戸市西区の酒屋さん

   まで買いに行くのです。ですから少々面倒ですね。このため時間がない時は、近くのスーパーで間に合わすこと

   も多いです。

   スーパーにはいろいろなお酒が並んでいますね。昔ながらの一升瓶のタイプから、さまざまな大きさの紙パックタ

   イプまでたくさん並んでいます。値段も2Lで千円弱から2千円近いものまでです。本当は「剣菱」というお酒が大好

   きなんですが、とても我家の家計では買ってもらえません。手にしただけで家内からジロリ!という冷たい視線を

   感じます。

   そこで止む無く「大関」や「菊正宗」、それに「白鹿」なんて、いわゆる「灘の酒一本」で大体2Lで1,300円程度の中

   から物色します。日本酒といえば京都の伏見のお酒(月桂冠などですね)も有名ですが、どうも甘ったるいので私

   の口には合いません。ですからいつも灘のお酒から選ぶことになります。さらに「上選」と書かれたお酒です。

   以前は「特級」「一級」「二級」と呼ばれた日本酒ですが、今はそのような選別は行なわれません。ただ酒屋さん

   にお聞きすると、今の「上選」が昔の「一級」に近いようです。2Lで千円以下の日本酒もありますが、パッケージを

   よ〜く見ると「合成酒」なんて書かれています。これは厳密には日本酒ではないですね。日本酒に極めて近いお

   酒の一種です。飲み過ぎると二日酔いが出やすくなりますので「要注意」です。(それに肝臓にもあまり良くない

   気が・・・)

   一時、日本酒に凝っていた時がありましたので少々お話しましょう。日本酒は先ず「普通酒」と「特定名称酒」に

   大別されます。そして特定名称酒はさらに「純米酒」「本醸造酒」「吟醸酒」の3種類に分かれます。お酒に興味

   がない方でも、3種類の名前ぐらいはお聞きになったことがあると思います。

   純米酒は、その名のとおりお米と水だけの材料で作られたお酒です。麹(こうじ)も米麹という徹底した「米」にこ

   だわったお酒ですね。本醸造は製法的には純米酒と同じですが、若干の醸造アルコールが使用されています。

   そして吟醸酒ですが、これは製法が純米酒や本醸造とは異なります。低温でゆっくりと発酵させるなど非常に注

   意と手間暇をかけて作られるのです。特に大吟醸と呼ばれるお酒は、精米作業に多くの時間を費やすため大変

   な手間がかかるようです。ただ本醸造と同じように若干の醸造用アルコールが使われています。こうやって考え

   ると、究極のお酒は「大吟醸純米酒」でしょうか。ただ私はお目にかかったことがありませんね。

   美味しい日本酒は材料である「米」「水」と杜氏(とうじ)と呼ばれる職人さんにより決まります。この点、神戸の灘

   周辺は地理的に恵まれています。お米は三木市(兵庫県)周辺で「山田錦」と呼ばれる酒造りには最高のお米が

   収穫出来ます。水は六甲山系からの「宮水」と呼ばれる高度の高い水です。そして杜氏は丹波・篠山方面から数

   多くの職人さんが来られていたようです。

   ただ現在の灘のお酒はオートメーション化され、酒蔵ではなく単に「日本酒工場」になったようです。実は私が住ん

   でいる明石の大久保町江井島周辺は、昔から「西灘」と呼ばれ酒蔵が多いので有名です。「神鷹」という有名な地

   酒もありますが、この「西灘」の酒造会社で製造された日本酒が神戸の灘や西宮周辺の酒造会社まで運ばれて

   いるようです。理由は定かではありませんが、どうも「水」の問題が出てきたように聞いています。

   地酒のお話もしたいのですが、随分長くなりましたね。でも少しだけ・・・幻の銘酒と呼ばれる有名な新潟の「越乃

   寒梅」も飲んだことがあります。新潟の知り合いに無理を言って買っていただきました。一升瓶で1万円ぐらいだっ

   たでしょうか(土産物屋さんでは3万円ぐらいで販売されていう話も・・・)。確かに「ん?一味違うぞ!」という感じで

   した。他には山形の「初孫」、石川の「菊姫」、広島の「賀茂鶴」、高知の「土佐鶴」が印象に残っています。もちろ

   ん先ほどの明石の地酒である「神鷹」も大好きです。

 

   今では日本酒はスーパーの店頭にも並び、しかもリーズナブルなお値段で並んでいます。さらに一部のコンビニ

   でも買うことが出来ますね。

   このため昔ながらの酒屋さんは青息吐息のようです。冒頭の神戸市西区の酒屋さんも以前は大賑わいだったの

   に、今ではガランとした店内でお婆さんがポツンとお一人でレジのところに座られています。何か寂しいものを感

   じますね。規制緩和のもと強者だけが生き残り、弱者は排他されるのでしょうか。時代の流れと言えばそれまで

   ですが、本当にこれで良いのかな?なんて考えてしまいます。

   酒屋さんといえば、番頭さんが日本酒の名前の入った紺色(藍染め)の前掛けしてお酒を運んでいる姿が思い

   出されます。もうそんな時代は終ったかもしれませんね。

 

  2004.03.15(なかなか難しいものです)

   最近、偶然にも複数の高校生の方から連続してメールをいただきました。どうも皆さんMtFの方らしく「自分もMtF

   だと思うのですが・・・」とか「どうしてMtFの方なのに結婚されているのですか?」という感じで、私にいろいろ質問

   されています。まあ、いつものように私の経験から返信させていただくのですが、「私は精神科の医者でもないし、

   専門的な心理学も勉強していないのにお答えしていいのかな?」なんて以前から常々気になっていました。

   そういえば、この度の第6回GID研究会の初日は「専門家向け研修会」ということで、医師などの医療関係者や心

   理職、それにソーシャルワ−カーの名前があがっています。そこでお医者さんはともかく「心理職、ソーシャルワー

   カーとはどんな職業か?」というところからネット検索で調べてみることにしました。

   ジロジロと調べてみますと、心理職ですが「臨床心理士」というものが一般的なようです。これはいわゆる国家資

   格ではありませんが「日本臨床心理士資格認定協会」により資格認定が行なわれます。主な仕事としては、

   @心理テストを行い問題点を明らかにした後、援助の方法を検討する。

   Aいろいろな心理学的方法を用いて、心の問題改善の援助を行なう。

   B学校や会社などで、心理的な情報を提供したり提言を行ない心の環境を整える。

   C臨床心理的な調査や研究を行なう。

   まあ大体ですが、こんなところでしょうか。そして勤務場所としては会社・学校・各種相談所・病院などの医療機関、

   それに個人でも開業されている方も増えているようです。

   ここまで調べて「ふむふむ、なるほど」というところです。私が実際にお会いした方では、岡山大学付属病院の井

   戸先生が近いところでしょうか。上記の@Aに当てはまります。何か興味が湧いてきますね。では「臨床心理士」

   の受験資格を得るにはどうすればいいのでしょうか。次にこれを調べてみましょう。再びネット検索で調べると以

   下のようなところでした。

   @臨床心理士養成に関する指定大学院で臨床心理学専攻を修了し、所定の要件を充たす者。

   A大学院研究科において、心理学を専攻する博士課程前期課程又は修士課程を修了後1年以上の心理臨床経

    験を有する者。

   B大学院研究科において、心理学隣接諸科学を専攻する博士課程前期課程又は修士課程を修了後2年以上の

    心理臨床経験を有する者。

   C医師免許取得者で、取得後2年以上の心理臨床経験を有する者。

   D4年制大学学部において心理学又は心理学隣接諸科学を専攻し卒業後5年以上の心理臨床経験を有する者。

   厳密には上記だけではありませんし他にも細かな規程がありますが、大体のところは以上のような感じです。

   まあしかし・・・難しいものです。例えば私のように数十年前に学校(それも機械工学)を卒業し、一般教養で心理

   学(しかも成績は優良可の可だった!)を勉強しただけでは臨床心理士の資格を取得するのは不可能ですね。

   仮に今から取得するには、指定された大学(我家の近くでは神戸大学や甲南大学など)に入学して大学院まで進

   まないといけません。現実的には私のようなサラリーマンでは不可能な資格ですね。仕事を辞めないと無理でしょ

   う。(もっとも仕事を辞めても、今から大学に入れるかどうか・・・)

   次はソーシャルワ−カーです。同じようにネット検索をしてみますと、どうも精神保健福祉士に該当するようです。

   精神保健福祉士は精神保健福祉士法による国家資格です。主な仕事の内容は、

   @精神障害者の社会復帰を促進するため、長期入院後の退院に関しての環境整備支援を行なう。

   A精神障害者の社会復帰に関する相談援助を行う。

   と、いったところでしょうか。ですから勤務場所としては精神科関係の医療機関が中心となるのでしょう。精神保

   健福祉士の受験資格ですが、

   @大学等で「指定科目」を履修した者。

   A精神保健福祉士「養成施設」を卒業した者。

   となります。臨床心理士よりもシンプルですね。

   ただ「指定科目」のいうのがクセ物です。これは精神医学・精神保健学・精神科リハビリテーション学・精神保健福

   祉論・社会福祉原論等々、どれも「どんな内容なんでしょう?」と一から十までお聞きしないと分からない科目です。

   それでもAの「養成施設の卒業」は通信教育でも可能なようです。ですからサラリーマンの方でも資格取得は何と

   か可能でしょう。ただ私が目指しているものとは、少々ズレがあるような気がします。

 

   臨床心理士は垣根が高い資格です。生半可は気持ちでは無理でしょう。家内に「何か新しい資格にチャレンジし

   ようかと思っているんだけど・・・」なんて言ったところ、「いいことじゃない。がんばって取ったら・・・」なんて気楽に

   言いますが不可能ですね。まあ「医師」に近いような資格ですから当然のところでしょう。

   でも何かを勉強したい気持ちもあります。私が子供の頃、親父が「勉強は若い時しか・・・」なんて言っていました

   が確かにそのとおりです。今になって分かりますね。

   それにしても私がお世話になっている岡山大学付属病院の先生方もそうですが、お医者さんって学生の時から

   スゴク勉強されているんですね。あらためて感心しました。

   

   (追伸)

   今回の「日記」については、「日本臨床心理士資格認定協会」と「社会福祉振興・試験センター」のホームページ

   を参考にさせていただきました。ありがとうございました。

 

  2004.03.11(変なお父さん!)

   先日、ボ〜とTVを見ていると「お父さん、ちょっと教えてくれへん?」なんて息子が私に問いかけてきます。

   ん?何かな〜なんていろいろ聞くと、学校のクラスで壁新聞を作らなければいけないそうです。何でも新聞の内容

   は阪神大震災のことを両親に聞いて、当時の状況を記事にするというものでした。

   フムフム・・・簡単なことですね。そこでガスや水道が止まりお風呂に長い間入れなかったことや、地震の当日は

   ス−パーから食料品がスグに売り切れたことなどを話します。息子は新聞記者気取りで「その時、お父さんは?」

   とか「明石の被害状況は?」などと鉛筆片手にメモを取っています。おうおう!一人前に・・・ですね。

   この後、息子は私からのインタビューを原稿にしているようで、ゴソゴソと机に向かっています。そして「これでいい

   か・・・」なんて言いましたので、今度は編集長?である私が内容のチェックです。おっ!なかなか上手にまとめて

   いますね。中学2年生にしては上出来でしょう。多少、誤字脱字もありますが(親に似たのか?)まずまずですね。

   それから数日後、どうも学校で大きな模造紙に記事を写し終えたようです。そして今度は「お父さんの写真が一枚

   欲しい」と言い出したのです。「えっ?私の写真?」ですね。どうも新聞らしく写真も貼り付けるようです。

   いやぁ〜何か恥ずかしいですね。しかし、そう思いながらも適当な写真を物色します。そうですね〜どうせなら最

   近の写真がいいですよね。と、いうことで、昨年末の東京での写真からにしましょう。家内と二人で「これは?」と

   か「これはブサイクに写っているからダメね」なんて言いながら決めていきます。

   私としては当然キレイに写っている写真がいいですね。さらにフェミニンな感じで当然パスしている写真を・・・とい

   う感じで2枚ほど選びました(何か目的が違うような気が・・・)。しかし家内から「これはダメよ。だって胸が目立っ

   ているもん!」なんて言われボツです。そして無難?な一枚を家内が選び出し息子に渡しました。

   それから、さらに数日が過ぎ、私から「そうそう、新聞はどうだった?」なんて息子に聞いてみました。すると息子

   は「記事はともかく、お父さんの写真が話題になった」なんて言っています。ふむ・・・好評だったのかしら?なんて

   思いきや、どうも息子の話によると・・・・・

   「若々しい」(当然ですね)、「何かパソコンに詳しそう・・・」(おっ!いいところを突いていますね)、「茶髪やんか」

   (そうですよ)、「見ようによって女の人みたいやな」(それを目指しているんですよ)、「何かお父さんには見えへん

   な」(そうかな〜)というところだったようです。そして要するに「変なお父さん!」だったと言っていました。

   まあ私としては「やっぱり・・・」というのは分かっています。保護者も参加される学校行事(運動会や学園祭など)

   に行けば分かりますが、まず私のようなお父さんに出会うことはありません。皆さん、本当にサラリーマンという感

   じで立派な「おじさん」です。服装からして私とは全然違いますね〜私のようにレディースのブーツカットジーンズを

   履いてられる方は誰もいないです。(当然かな〜)

 

   これからトランスが進めば息子はどう思うでしょうか?そして息子の友人は・・・・・

   ただ息子自身は今のところは何とも思っていないようです。それどころか「おっちゃんみたいなお父さんより、今の

   お父さんの方がいい!」なんて言っていますね。GIDに対する理解はさておき、とりあえず「見た目の違和感」が

   無いのは嬉しいことです。この先どうなるか分かりませんが、仮にSRS手術を受けることになってもさほど反対しな

   いかもしれませんね。

   また最近の家内は、私のことについては「とやかく」言わなくなりました。フルタイム女性としての生活はまだまだ

   難しいかもしれませんが、私としては一歩ずつ確実に目標に向っているように思っています。

 

  2004.03.06(VAIOを修理することにしました)

   このホームページの作成・更新に使用しているパソコンですが、今のパナソニックR2で3台目となります。

   以前の「日記」(02.01.04分)をご覧いただければ分かるのですが、最初はソニーのVAIOから始まりました。その

   VAIOですがCD-R/RW・DVDドライブが壊れているだけではなく、昨年夏のブラスター(セキュリティ・ホールをくぐ

   り抜け感染するウイルス)騒ぎの時には使っていましたので、ひょっとしたら感染しているかも?という厄介なパソ

   コンです。そんな感じで「お蔵入り」となり、もう半年以上押入れの中で眠っています。

   ただ、このパソコンはSony Style(ソニー直販のネットショップです)で購入したこともあり、3年間保証が付いてい

   ます。ですからまだまだ保証期間内ですね。さらに自宅まで「お引き取り・お届け」していただけますので修理しな

   いと「もったいない」です。さらにスペック的(PenV850MHz 256MB 30GB)にも今でも十分ですね。

   そんなところで、先ずは押入れから引っ張り出し電源ONにしてみました。ウーン、やっぱり完全にバッテリーが放

   電しているのか、残量警告がチカチカ点灯していますね。それでもちゃんと起動しますし、インターネットへの接続

   も問題ありません。次にWindows Updateへの接続です。更新をスキャンすると何と17個もの「重要な更新の項目」

   が表示されます。これはマズイです。とりあえずWindows2000のService Pack4へのUPグレードです。これをしな

   いと「ブラスター駆除ツール」は使えないんですよ。(Service Pack2からの対応です)

   64kbpsという遅〜いネット環境で時間をかけてダウンロード完了です。ところが次にインストールが始まるとビジー

   状態に突入してしまいました。ありゃ?これはダメですね。止む無くメインスイッチを長押しして強制終了です。再

   度立ち上げインターネットに接続して、今度はトレンドマイクロの「オンライン・スキャン」です。とりあえずウイルス

   感染の有無を確認しましょう。しかし再び「ありゃ?」です。これまたビジー状態に突入してしまったのです。もう諦

   めて最後にCD-ROMを入れてドライブの状態を確認します。ギ〜コ、ギコギコという音がするだけでCDが全然回

   転していないです。これもダメですね〜。以上の状況をメモして修理担当のSONYカスタマーリンクに「もしもし」し

   てみました。

   「あの〜CDドライブが全然回転しませんし、Windows Updateなど特定のサイトにアクセスするとビジー状態に入っ

   てウンともスンとも操作出来ないのですが・・・」とお伝えします。「ではお客様の登録番号などをお聞かせください」

   と尋ねられます。一通りお伝えしますと「では、お引取りに参ります。ご都合は何時がよろしいでしょうか?」と言わ

   れましたので、平日の日に会社の方に来ていただくことにしました。宅急便の方が来られ修理には10日程度かか

   るようです。またウイルス感染についても可能な限りチェックしていただけるとのことでした。なおHDD内のデータ

   ーやインストール済の周辺機器のドライバーを消去する場合は、事前に電話されるようです。

   そして先日の午前中にお約束どおり宅急便の方は来られました。特に梱包の必要もなく(用意されていました)本

   体と保証書、それにVAIOカルテ(故障内容等を明記したもの)をお渡ししました。修理には時間はかかりますが、

   戻ってきた時は私のサブ・パソコンとして活躍していただきましょう。(ペイントの勉強をしたいと思っています)

 

   今現在、私が所有しているパソコンは5台です。さらにシグマリオンUを含めると6台のパソコン・PDAでネット接続

   出来ます。さらに会社には私専用が2台、組合では6台のパソコンを自由に扱えることが出来ます。

   はぁ〜ここまで来ると「もうパソコンは要らない」ですね。実際、新しいパソコンが発売されても、チラッ!と見る程

   度で全然欲しい気持ちが湧きません。さらにデスクトップのパソコンは、22inのワイドディスプレーに地上波デジタ

   ルチュ−ナー内蔵という完全な「家電」になってしまいました。私はやっぱりテレビは家族団らんでテレビを観る方

   がいいと思いますが・・・・・(考え方が古いのかな?)

   それにしても今回は「3年間保証」で助かりました。どうもパソコンメーカーはネットによる「直販売」に力を入れてい

   るようです。それも、ただ販売するだけではなくHDDやメモリーの容量を増やしたり、天板(ノートパソコン)のカラー

   をチョイスしたりで、自分だけのオリジナルモデルが購入することが出来ます。さらに延長保証付が多いようです。

   店頭で購入するより高価ですが、長い目で考えればお得かもしれませんね。

 

   (追伸)

   その後、SONYカスタマーリンクから修理の途中経過の電話が入りました。

   やはりブラスターの亜種に感染していたようですが、ウイルス駆除を行ない全て(ホンマに全ての)の動作確認を

   行ない返送されるとのことでした。さらに返却後のネット接続で、再びブラスター系ウイルスに感染しないように操

   作マニュアルも同時に送付されるとのことです。

   何か「至れり尽せり」ですね。しかもとても丁寧な電話でしたので、逆に恐縮してしまいました。

 

  2004.03.01(家内の誕生日にとほほ・・・です)

   先日の2月23日は家内の誕生日。もう一週間も前から「私へのプレゼントは・・・」とか「ケーキはあそこのケーキ

   屋さんで・・・」なんてウルサイこと。

   あのね〜私のサイフの中身は知っているでしょう、どうやって買うねん!と言いたくなります。先月の給料日の朝

   なんて、私のサイフにはお札が無かったんですよ。銀色のコインが数枚あった程度です。ありゃ?お昼ご飯どうし

   ようかな?なんて思ったぐらいです。しかし家内はそんなことはどこ吹く風。毎年のように「誕生日プレゼント要求

   闘争」を繰り広げます。(私の組合闘争が伝染したのかしら?)

   まあ平素無理ばかり言っている私です。とりあえず誕生日ケーキぐらいは用意しましょう。と、いうことで会社近く

   のケーキ屋さん「レーブ ドゥ シェフ」に「もしもし」です。このケーキ屋さんは神戸市垂水区五色山(古墳がある

   ので有名です)に本店があるのですが、明石の方にも出店しています。リ−ズナブルで甘さを抑えた味が特徴で

   すね。ここでの人気はシュークリームです。100円という価格でありながらコクのある味は最高ですね。

   では「え〜と誕生日ケーキをお願いします。ケーキはキャラメルムースでプレートは○○ちゃんおめでとう、です」

   と電話します。しかし「ローソクは何本ご用意しましょうか?」と尋ねられます。ん?嫌な質問ですね。まさか43本

   (しまった!バラしてしまった!)とは言えないですね。そこで10の桁は省略して「3本です」とお願いします。ちな

   みにお値段は1,680円。はぁ〜正直痛いですね。

   さて家に帰ると「えっ?本当に買ってきたの。別に要らないのに・・・」なんて言いながら、あっという間に息子と二

   人でパクパク食べています。気が付けば私の当たり分は僅かな量。毎日のように「今日からダイエットだ!」と言

   いながら、何でそんなに食べれるねん!不思議ですね〜

   しかし、これで終わりではなかったのです。29日の日曜日にはジーンズを買わされました(本当に、買わされた!

   です)。やれやれ、それでも今年も何とか無難に?家内の誕生日は終りました。

   ちなみに私の誕生日なんて何もないんですよ。「もう誕生日が来ても別に嬉しくないでしょう」の一言で全てが終り

   ます。確かにそうですが、それでも何かご褒美が欲しいことは確かです。そうですね〜フジのデジカメF420が欲し

   いです。(全く無謀な要求・・・・・)

   実はこれだけではないんですよ。来年は結婚20周年なんです。結婚10周年の時は「スィートテン・ダイアモンド」な

   んてTV・CMが流れていた頃でしたので、しっかり5万円のキャッシュを要求されました(しかし、どうして5万円のキ

   ャッシュなんでしょう?)。20周年となれば2倍の10万円でしょうか?これは大変なことです。

   とても私のお小遣いでは不可能です。これから少しずつ貯金しないとダメかな〜それでも貯まるかどうか・・・・・

 

   私の会社では「基本賃金引下げ」「ボーナス支給額削減」「時間外勤務制限」などでドンドン収入が減っています。

   ピークの時と比べると実年収で200万円以上下がっていますね。

   こんな状況ですから私のお小遣いは当然・・・・・その上、息子の学費関係は年々増加していますし、自宅の外壁

   塗装や防水工事、さらに愛車プレーリーもタイヤの山は少なく足回りのヘタリが顕著です。以前の日記でもお伝え

   しましたがマーチへの買い替えも検討に入っています。

   ホンマに宝くじでも当たらないかな〜なんて思ってしまいます。就職した頃、毎年のようにポンポン給料が上がっ

   ていたのが嘘のようです。もうすぐ春ですが、我家の家計は「冬」の時代が当分続きそうです。

 

   (追伸)

   2/1の「日記」でご紹介した今年の医療費控除ですが、税務署から「国税還付金振込通知書」が着ました。申告

   どおり認められましたので、来週末には1万円少々の還付金が振り込まれるようです。

   やれやれ、これで私のお小遣いはチョット一息ですね。

 

  2004.02.26(体調が変です)

   およそ3週間前に風邪をひいてしまいました。その後は熱も下がり今では元気になったのですが、何かそれ以来

   体調が変です。

   例えば極端に食欲が落ちてしまいました。と、いうか全然お腹が空かないのです。ちょっと前までは「バイキング

   の帝王」などと呼ばれ職場では一目置かれていた私ですが(どれだけ食べていたのでしょう)、最近はご飯もお

   茶碗に半分ぐらいが限界ですね。それに何か味が分からないのです。甘い・辛い・酸っぱいなど大まかな味は分

   かるのですが、微妙な味が分かりません。ですから何を食べても美味しくないですね。

   他にはスゴク疲れやすくなりいつも眠いです。どれだけ寝ても午後になると睡魔が襲ってきますし、睡眠不足のよ

   うに頭が痛くなります。そして夜の10時ともなれば意識もうろうとなりバタンキューで寝てしまいます。まあ年齢の

   こともあるでしょうが、体に無理が全然利きません。

   それに免疫力も弱くなった感じです。例えば、この季節につきものの花粉症は以前は全く「他人事」だったのが、

   今では誰よりも早くクシャミ連発!目はウルウル、鼻水はズルゥ〜ですね。どうも39℃の発熱した状態が2日も続

   いたことで体質が変わってしまったようです。

   その代わりというのも変ですが、体の女性化がドンドン進んで来たようなような気がします。一番の変化は、ジー

   と鏡を見ると表情が女性らしく柔らかいものになってきました。何か少なくなっている男性ホルモンを風邪の発熱

   で消費してしまった感じですね。それとも長期にわたる女性ホルモン摂取の効果が、今まで以上に出て来たので

   しょうか?ウーン、どうも今回は「日記」ではないですね。長らく更新していない「パスへの道」にこの原稿を移そう

   かしら・・・・・

   閑話休題。いよいよ2月も終わりそうです。よく「2月は逃げる」「3月は去る」と言われ、年度末の慌しさを物語って

   います。そんな中、私の会社でも不穏な動きが・・・「人員が減らされのでは?」とか「課そのものが無くなるのでは

   ?」とか、いろんな憶測が飛び交っています。まあ考えてみても仕方ないですね。なるようにしかならないでしょう。

   皆様はどうでしょうか?ボチボチと「転勤」なんて話が出てくるのでしょうね。

   私の場合、明石から離れるような転勤はありません。でも4〜5年ぐらい関東方面に行ってみたいという希望があ

   ります。東京や神奈川、または千葉や埼玉あたりに一度住んでみたいですね。

 

   ふむ・・・・・今回はあまり内容のないお話となりましたね(やっぱり疲れているのかな?)。まあ、たまにはいいでし

   ょう。

   何か変化のない生活が続いています。でも4月になれば新しい方との出会いもあるでしょう。それにGID関係者全

   国連絡会の「お花見」も考えています。岡山大学付属病院での診察(産科婦人科)も4月8日ですね。

   今は充電の時かもしれません。体調も「今一歩」ですから静かにしておきます。(ついでに、いつものことですが金

   欠病です)

 

   (追伸)

   2/16の日記でお伝えしましたが、姫路市における「公文書からの性別記載削除」の質問を行なった議員さんと連

   絡が取れました。お名前は今里朱美さんです。ホームページもお持ちですので拝見しましたが、なかなかパワフ

   ルな活動をされています。

   いただいたメールを拝見すると、男女平等の人権問題の観点から質問されたようですが、スグに姫路市側がドン

   ドン削除の方向で動いたようです。結局、最後は行政の姿勢で決まるようですね。

 

  2004.02.21(砂の器に夢中です)

   我家ではTVの「砂の器」(SMAPの中居正広さん主演)に夢中なんです。家内も息子も、日曜日の夜はジーと真

   剣になって見ていますね。

   私と「砂の器」との出会いは中学の頃でした。当時、松本清張さんの文庫本を買いあさっていた私にとっては「砂

   の器」との出会いは極自然なものでした。その後、松竹で映画化され(野村芳太郎さん監督)当時はかなり話題

   となったものです。ただ原作を読んだ私にとっては「何か違うぞ!」なんて思ったのも確かですね。

   既に多くの方は「砂の器」のストーリーについてはご存知だと思いますので全てを紹介しませんが、この小説のス

   トーリー展開で大きな鍵となるのは東北弁(いわゆるズーズー弁)の「カメダ」でしょう。国鉄蒲田操車場での殺人

   から端を発したこの事件は、事件前に被害者と被疑者が交わした言葉、東北弁の「カメダ」が唯一の手掛りとなり

   ます。事件を担当する警視庁の今西刑事は秋田の羽後亀田に目を付け、吉村刑事共々秋田まで出かけますが

   何ら収穫のないものとなります。その後、国立国語研究所(実在します)で出雲弁が東北弁に近いイントネーショ

   ンであることや、被害者の三木謙一が島根県の亀嵩(カメダケと読みます)での駐在所勤務であることが分かる

   と、一気にストーリーは進んでいきます。他には中央線での紙吹雪の女(映画では島田陽子さん)や伊勢鳥羽で

   の映画館、大阪・浪花区役所での犯人である和賀英良の戸籍改ざんなどストーリー展開上の大きな「節目」があ

   りますね。

   ただ原作と映画やTVとの大きな違いもいくつか見受けられます。原作は松本清張さんが若い文化人に対する強

   烈な批判を意図としているのに対し、映画やTVは父と子供の絆を全面に打ち出しています。ですから原作では

   ヌーボーグループ(”新しい群れ”という名前だったと思います)の一員である音楽家・和賀英良だけではなく、劇

   作家や画家などのキャラクターが登場します。そして彼らは新しい価値観のもと古い人達を批判するのですが、

   結局は彼らも地位やお金など人間の本質に溺れているということを、松本清張さんは読者に投げかけています。

   また犯人である和賀英良は原作では電子音楽家(ウーン、富田勲さんに近い感じかな?)であり、決して映画や

   TVのようなピアノ演奏者ではないですね。

   私がこの小説(映画もそうですが)に魅せられるのは、鉄道が頻繁に登場するのも理由です。(鉄ちゃんですから)

   秋田の羽後亀田や島根県木次線の亀嵩駅、それに急行「羽黒」や「出雲」など実在した寝台列車が登場するの

   です。このあたりは、松本清張さんが相当時刻表を調べられたと思います。また駅前の風景などは細かく紹介さ

   れていますが、これは実際に松本清張さんが現地を訪れたのでしょう。それに映画での食堂車の場面がとても懐

   かしいです。今では一部のブルートレインを除いて食堂車は走っていませんからね。

   先日「砂の器」のキーワードでネット検索しますと、私と同じように「砂の器」のファンの方が作成されているホーム

   ページを見つけました。いやぁ〜本当にスゴイです。映画で撮影された場所を自分で調べれて、全部実際に現地

   を廻られているのです。そこには亀嵩駅もありましたが本当に小さな駅ですね(駅と蕎麦屋さんを兼ねているそう

   です)。さらに亀嵩の町には「小説 砂の器舞台地」という記念碑も建っています。亀嵩は「砂の器」一色のようで

   すね。私も機会あればぜひ訪れたいです。

 

   「砂の器」には大きな社会問題もテーマにされています。それはハンセン病(昔は”らい病”と呼ばれていました)

   です。

   現在では特効薬も出来たことで病気自身は大きな問題ではなくなりました。それでもおよそ3年前に政府が「ハン

   セン病訴訟」で控訴を断念して和解するなど、最近まで尾を引いていました。また昨年は熊本のホテルでハンセ

   ン病療養所入所者に対して宿泊を拒否するということもあり、現在でも根強い差別が残っていることも事実です。

   本浦千代吉や秀夫(子供の頃の和賀英良ですね)が旅に出たのは昭和10年代後半の頃ですので、故郷を捨て

   お遍路さんのように巡礼の旅に出るしかなかったのでしょうか。何かとても寂しいものを感じます。

   それにしても病気に対する差別というのはなかなか消えないものです。性同一性障害に対してはどうでしょうか?

   差別との長い闘いにはなって欲しくないものです。

 

   (追伸)

   それにしても映画での本浦千代吉と秀夫の旅は涙無しでは見れないですね。この前もビデオで観ていましたが

   涙ボロボロでした。どんな父と子であっても「親子」なんですね。映画の中で森田健作さん扮する吉村刑事が「和

   賀英良は父親である本浦千代吉に本当は会いたかったのでしょうね?」と話すと、丹波哲郎さん扮する今西刑

   事が「そんなことは決まっとる!」と強く断言した場面が印象的でした。

   MtFである私も、息子には父としての立場で接していきたいものです。   

 

  2004.02.16(ゴソゴソと動いています)

   先日、神戸国際会館で「自衛隊イラク派遣反対・兵庫県決起集会」なんてものがありました。まあ要するに所属

   する労働組合からの動員で私も参加していたのですが、閉会となり帰ろうとすると中年の女性の方(失礼!)が

   私に抱きついてくるではありませんか。ん?誰かな〜なんて思いその方を見ると、なんと、以前神戸市における

   「公文書からの性別記載削除」をお願いした神戸市の市会議員である、かのう花江さん(今回からお名前をご紹

   介します)でした。何でも労働組合とは別に「自衛隊イラク派遣反対」の運動を行なっているとのことです。

   「わぁ〜お久しぶりです。その節はお世話になりました」なんて私がご挨拶をすると「私もバタバタして連絡出来な

   くて申し訳なかったです」なんて言われます。そして「結局、本会議では質問出来なかったのですが委員会で質

   問しました。神戸市からの回答は、予算上難しい面もあるが出来る範囲から今後取組んでいきたい、というもの

   でしたよ」と言われ「それで、その委員会の議事録を提出するように言っていますが、まだ出てこないんです。提

   出されれば由美さんのところに送付します」と言われていました。

   いやぁ〜本当にありがたいですね。とにもかくにも神戸市から何らかの回答を引き出したのは大きな前進です。

   御礼を申し上げると「そういえば、明石・神戸以外では宝塚市でも市会の本会議で質問が出たようです」と言われ

   ます。

   おや?これは初耳ですね。ちょっと調べてみる必要があります。そこで宝塚市議会のホームページから「性同一

   性障害」のキーワードで検索すると一件ヒットしたのです。ジロジロ読んでいくと質問されたのは寺本早苗さんと

   いう女性議員の方です。昨年の6月市会において公文書からの性別記載削除について質問されており、宝塚市

   の回答は「調査の上、積極的に見直したい」というものでした。

   昨年の6月市会ということは、明石市の市議会において私の知り合いの市会議員さん(永井俊作さんです)が質

   問されたのと同時期になります(詳しくは03.06.20の日記参照です)。ウーン、偶然の一致ですね。これは何か親

   近感を感じます。それに、どのようなプロセスから質問されたのかも気になりますね。宝塚市在住の性同一性障

   害者からの要望があったのでしょうか?

   そこで寺本さんに、ご挨拶がてらメールを送ることにしました。内容は明石・神戸での状況と上川あやさんからの

   性別記載削除に関する資料のCD-ROM(しかし編集したのは、私の悪友?である大熊ひかりさんらしい)を何で

   したら送付させていただきます、という内容でした。

   寺本さんからの返信はスグに着ました。しかも非常に丁寧な内容で恐縮してしまいましたね。さらに寺本さんは

   議員の前はフリー編集者と記者を経験されていますので、「さすが!」と思う文書構成でした。

   さて寺本さんからのメールですが、

   @市議会における「性別記載削除」は、広い意味での男女共同参画社会の観点から質問を行なった。

   A質問の後、担当課はやる気満々でドンドン不必要な性別記載削除に取組むだけではなく、戸籍の表記改正を

    要望する意見書なども考えている。

   BCD-ROMはぜひ送付していただきたい。

   という、大体ですが以上のような内容でした。いやぁ〜スゴイですね。宝塚市はドンドン進んでいるようです。そし

   てお約束どおりCD-ROMを寺本さんのところに送付させていただきました。

   ところで明石の市会議員である永井俊作さんに寺本さんのことをお話すると何とご存知でした。「そういえば議員

   勉強会?でお会いしたことがあるな」なんて言われていました。そして「宝塚市以外では姫路市でも質問が出た

   ことを聞いたことがある」なんて言われるので、同じように姫路市議会のホームページから調べると・・・・・

   おっ!姫路市でも同じように昨年6月の市議会で性別記載削除の質問が出ているのです。しかも寺本さんと同じ

   女性議員の方でした。ただ現時点では全く面識がありませんのでお名前は伏せさせていただきます。また後日、

   姫路市の議員さんにも同じようにメール送信していろいろお聞きしたいと思います。

 

   まあこんな感じでゴソゴソと動いています。私がこうやって性別記載削除に関して取組まれている議員の方と連

   絡を取っているのは、兵庫県内におけるGID当事者と理解ある議員さんとの関係を密にすることや、議員さん同

   士のネットワークのようなものを目指しているからなんです。

   やはり私達GID当事者にとっては、いろんな意味で厳しい社会であることは確かです。もちろん私達も「自立」とい

   うことを求められます。しかしながら、行政に直接働きがけが出来る議員さんにお世話になることも少なくはないと

   思います。そういう意味では議員さんと面識を深めることは大事なことでしょう。

   一度、兵庫県下のGID当事者の方々と上記の議員さんとの「意見交換会」(単に懇親会かな?)なんてものを開

   催したいと考えています。堅苦しい中でお話をするのではなく、車座になりビールでも飲みながらワイワイ・ガヤ

   ガヤと自由に発言するのも楽しいのでは?と思っています。また上手く進むようであれば皆様に「開催のご案内」

   をしたいと考えています。

 

   (追伸)

   しかし私がこうやってホームページで紹介しなくても、1/28の神戸新聞で宝塚市と姫路市における「性別記載廃

   止」についてバッチリ紹介されていましたね。少々出遅れてしまいました。

 

  2004.02.11(スキーの思い出です)

   先日新聞を見ていると、何でもスキー人口が一時の6割程度まで落ち込み、スキー場が自然淘汰されていく時代

   に入ったという記事が目に入りました。

   そういえば私も長らくスキーには行っていないですね。最後に行ったのは息子が小学3年生の頃ですから、今か

   ら5年ぐらい前のことでしょうか。一時は毎年3回ぐらいは家族や友人同士でスキーに行ったものですが、最近は

   全く行っていませんね。

   私とスキーとの出会いですが、大学が金沢だったことから一度だけ「白山一里野スキー場」に行ったことから始ま

   りました。どんなゲレンデだったか忘れてしまいましたが、道具一式はレンタルで「とにかく行った!」というレベル

   のものでした(スキーをされる方なら、初めて行った時の状況を思い出してくださいね)。その後の社会人では社

   内旅行?で鳥取県の大山スキー場に行くことになりましたので、必死のパッチで六甲山の人口スキー場で練習し

   て参加したものです。

   この大山でのスキー以降は、独身の気楽さから毎年のように信州方面まで遠征するようになりました。私が行っ

   たのは主に白馬方面です。栂池高原や八方スキー場ですね。特に栂池は何度も行きました。ゴンドラで一気に

   上まで上がり「ハンの木〜丸山〜鐘の鳴る丘」まで降りてくるコースは、私のホームグラウンド?ですね。

   後は野沢温泉でしょうか。ここはシュナイダーや牛首、それにスカイラインコースなど、ゲレンデ状況によっては上

   級者でも厳しいコースがあります。特にスカイラインコースはリフトを降りると「初心者滑走不可!」という看板とア

   ナウンスが待っているコースなんですよ。

   実際に滑ると分かりますが、尾根伝いですので急勾配で巾のないゲレンデが続きます。スキー経験のある方なら

   お分かりかと思いますが、急勾配で巾のないゲレンデは一番滑り辛いですね。いわゆる斜滑降で逃げることが出

   来ませんので、ウェーデルンでエッジを効かせ、雪を蹴るようにしてスピードを調整しながら降りる必要があります。

   (これが難しい!)

   ところでスキーといえば、一度死にそうになったことがあります。それは兵庫県の千種高原スキー場で、突然迂

   回コースから滑ってきた方と接触!そしてバランスを崩し、大きく転倒して深雪の吹き溜まりの中に頭から突っ込

   んでしまったのです。(雪のため視界も悪く、私自身もスピードを出しすぎていたのも原因!)

   気がつけば目の前は真っ白(雪の中だから当然ですね〜)。そして何と呼吸することが出来ないのです。鼻も口

   も抑えれれているような感じでしょうか。大慌てで首を振り手足をバタバタすると青空が目に入り、ようやく息をす

   ることが出来ました。ふぅ〜やれやれですね。本当に死ぬかと思いました。雪に埋もれてしまうと息が出来なくな

   るんですよ。雪国の地方で雪下ろしをしていた方が亡くなることもありますが、大抵は窒息死が原因です。屋根

   から落ちた勢いで雪の中に埋もれてしまうからですね。雪崩で亡くなる方も窒息死が原因でないかと思います。

   兵庫県には、我家から車で3時間も走れば到着するハチ・ハチ北など信州のスキー場にも負けないぐらい大きな

   スキー場があります。ですから、その気になればスグにでも行けるのですが、最近は右ひざが痛く長時間滑るこ

   とが出来ません。それに行くとなれば日帰りでも1万円/人は必要ですから、家族揃ってとなれば3万円の出費で

   す。やはりリフト券代が痛いですね。(一日券で4,500円ぐらいかな)

   それにスキー場へのアクセスが大変です。今では和田山まで播但自動車道が延びましたが、やはりゲレンデの

   手前からは道が悪く除雪も完全にされていません。ですから、いくら自分が気を付けていても車同士の接触事故

   が多いです。

 

   最近のスキー人口が減った原因としては、お金がかかることやアクセスの問題もあるでしょうが、やはり今の若い

   方が多趣味になってきたこともあるのでしょう。私の頃はパソコンも携帯電話もなかったですから・・・・・

   これからのスキー場運営は大変でしょう。地球温暖化で雪が少ないだけではなく、スキー客が減ってしまえば閉

   鎖されるゲレンデが増えてくるのは仕方ないかもしれませんね。

   でもホームページを開設してゲレンデ情報(ライブカメラですね)を公開したり、託児所を完備してレディース割引

   などを行なっているスキー場も増えてきました。私も久しぶりに行きたいですね。

   (しかし長らく滑っていないので、ボーゲンから再スタートかな?)

 

   (追伸)

   ところで私の当時のスキーウェアですが、MtFですからエレッセの白いワンピース(当然レディースモデル)を長ら

   く着ていました。偶然、XLサイズを見つけたんですよ。(まるで”私をスキーに連れていって”の原田知世さんだ!)

   ほんでもって、板は身長より10pぐらい短いROSSIGNOL・レディースモデルの167cm。これは柔らかくて短い板は

   ターンし易いからです。(要するに楽をするためですね〜)

 

  2004.02.06(バッテリーを2つも交換しました)

   前回に日記を更新してから、我家では「病魔」との闘いでした。先ず母が高血圧で倒れ、それから家内→息子→

   私→家内(2回目)とローテーションのように風邪でダウン!

   母はスグに元気になりましたが、息子や家内、そして私は3人共39度を越えるまで発熱し、3日間ぐらいは寝たき

   り状態でした。今日ぐらいから何とか持ち直しましたが、それでもイマイチ不調ですね。まあ、こんな病気の話を長

   々と日記に紹介しても何ですので、少々以前の話になりますが、今回は立て続けにバッテリーを2つも交換したお

   話しでもしましょう。

   一つはシグマリオンU用です。普段はメインのパソコンとして使っているパナソニックR2(このパソコンにはホーム

   ページだけではなく、私が必要な全てのデーターが入っています)をいつも持ち歩いていますので、シグマリオン

   Uを使うことは少なくなりました。それでも荷物が多い時や、関西以外の地域に出かける時(R2のネット接続エリ

   アは関西のみです)は重宝しますね。

   そんなことで時々思い出したように使っていますが、その内、いくら充電しても「バッテリーの残量が極めて少なく

   なっています」という警告が出るようになってしまったのです。そして、ついにはバックアップのボタン電池も使い果

   たしてデーターが全部消えてしまいました。(それも2回も!)

   シグマリオンU自身には大したデーターは入っていませんが、面倒なのがネット接続の設定です。それはプロバ

   イダーのOCNでも、シグマリオンUのようなPDAからのネット接続の説明は得意?ではないからです。お客様相

   談窓口に電話しても「シグマリオンですか?」と言われるのはマシな方で「なんですか?それは?」とか「Windows

   CE用の資料は少ないんです」なんて言われます。こんな感じでいつも苦労しながら接続設定をしなければいけま

   せん。

   はぁ〜これは思いきってメインバッテリーを交換しないといけませんね。およそ2年も使用したので仕方ないでしょ

   う。そこでシグマリオンUを購入した神戸・三宮のDocomoショップに「もしもし」です。しかし「メインバッテリーの在

   庫は無く発注となります。発注の場合は先に代金のお支払いとなります」という冷たいお答え。しかも値段は8千

   円!もするんですよ。(ちょっと高いんじゃないの)

   ウーン、バッテリーだけのために2回も三宮に往復するのは時間もお金も「もったいない」のだ!JRの電車代だけ

   でも2回往復すると1,520円もするんですよ。え〜い!もう止めだ!と言いたいところですが、やはり必要なもので

   すから購入しないと仕方ないですね。

   そこで組合の女性職員(カムアウト済の方ですね)にお願いしました。彼女が乗降りするJRの駅前に大きなDoco

   moショップがあるからです。お願いすると気持ちよく引き受けてくれました。そんな感じで先日入荷しましたので、

   早速バッテリーを取り替えるとシグマリオンUはバッチリと動いています。やっぱり交換時期だったようですね。

   次に交換したのは携帯電話のバッテリーです。これはまだ買い換えてから半年ですが、どうもバッテリーの持ちが

   悪い感じです。以前は3日ぐらいは持っていたものが、最近は2日ぐらいです。さらに、メールやちょっと長話をする

   と1日しか持たないですね。このことを周りの同僚に聞くと「そんなことないよ」なんて言っています。ただ「ひょっと

   して頻繁に充電していない?」なんて指摘されました。

   実はそうなんです。私の場合、バッテリーの目盛が一つでも少なくなるとスグに充電するんですよね(神経質な性

   格なのかな?)。でも、これは一番マズイ使い方のようです。こういう使い方をしていると、バッテリーの性能を100%

   発揮しないで、ドンドン容量が少なくなってしまうのです。というものの、既にこんな状態ですので、バッテリーの交

   換にツーカーショップに行ってきました。

   お店のお姉さんに「このTT31のバッテリーを交換したいのですが・・・」とお話すると、「えっ?TT31は発売されて

   から1年も過ぎていませんが、もう交換されるんですか?」と逆に聞かれてしまいました。そこで普通に使っていて

   も3日も持たないことをお話すると、「ひょっとしたら本体側に問題があるかもしれません。それでもよろしいか?」

   と念を押されます。ウーン、もう交換するつもりですから構わないですね。幸い在庫もありスグに交換しました(ち

   なみに1,500円でした)。今ではジッと辛抱?して、目盛が2つ少なくなるまでは充電しないでいます。

   こんな感じでシグマリオンUと携帯のバッテリーを交換しました。正直、2つで約1万円の出費は痛かったですね。

 

   ところでツーカーショップで、私のお相手をしていただいた方は身体障害者の方でした。とても可愛い(声も)女性

   の方でしたが、バッテリーをカウンター裏のロッカーまで取りに行く姿を見ていると、左足が不自由な方でした。

   私が感心したのは不自由な体でテキパキ働いている彼女の姿もそうですが、この女性を雇用しているお店の姿

   勢です。現在、「障害者の雇用の促進等に関する法律」により、企業は一定人数の障害者の方を雇用する必要

   があります(詳しい説明は省略します)。しかし、どちらかというと、あまり表には出ないような雇用の仕方が多い

   ように思えます。そういう意味では、このツーカーショップの姿勢には拍手を贈りたいですね。

   私達GID当事者も同じように、「望む性」として社会の表舞台で堂々と仕事が出来る時代になって欲しいものです。

   もっとも、そのためには私達自身のスキルを磨くことも当然必要となるでしょう。

 

  2004.02.01(今年も医療費控除です)

   今年もこの時期恒例の「医療費控除」の季節がやってきました。

   昨年の2/1の日記でもお伝えしましたが、僅かでも控除(税金の還付)を受けないと「もったいない」です。昨年は

   3万円弱の還付があったこともあり「今年もやるぞ!」ですね〜

   1月半ばに税務署で医療費控除の確定申告書をいただき、昨年と同じように電卓をパチパチ叩きながら書き上げ

   ました。そして来週に申告しようと思っていますので、今回は医療費控除の申告ポイントについて少々ご紹介した

   いと思います。もちろんこのホームページで紹介することですので、支払った医療費は全てGID関係のものばかり

   ですよ。

   先ず必要な物ですが、「給与所得の源泉徴収票」(サラリーマン?の方)と医療機関からの「領収書」となります。

   これらが用意出来ましたら、昨年の医療費合計と通院費用(説明をシンプルにするために公共交通機関のみとし

   ます)の合計を計算します。ここで10万円(厳密には生計が同じである配偶者、家族の合計)を越えなければ対象

   外になりますので、10万円を超えなかった方は残念ですが「医療費控除」を諦めてくださいね。

   次に税務署からいただいた記載例と申告書(所得税の確定申告書Aが2種類と袋になった医療費の明細書)をジ

   ロジロ眺めます。そして最初に記入するのは所得税の確定申告書A(第二表)です。これは源泉徴収表を見なが

   ら記入し、先ほどの医療費と通院費用の合計をQに記入します。問題となるのは同じQの「保険金などで補てん

   される金額」でしょうか。私の場合は「家族療養附加金」という名目で、所属している健康保険組合から若干の給

   付を受けています。しかし詳しい金額まで覚えていませんので「大体、1万円ぐらいかな〜」という適当な感じで記

   入しました。これで所得税の確定申告書A(第二表)の記入は終わりです。

   次は「医療費の明細書」です。これは袋状になっている書類ですが(中に領収書を入れるため)、表面の表に病

   院名や治療内容、それに医療費等を記入するようになっています。しかし私のように岡山大学付属病院だけでも

   4回、明石の産婦人科クリニックには50回以上通院している者にとっては、とても全てを記入するスペースはあり

   ません。この点については、昨年に税務署にお聞きすると「別紙でもかまわない」とのことです。

   そこで表面には「○○病院他」と「別紙による」とだけ記入します。別紙についてはWordで作成しましたが、日付

   と病院名、それに治療内容(例えば、カウンセリング、血液検査、ホルモン療法)、医療費(交通費も記入します。

   例えば、西明石〜岡山・新幹線 岡山駅〜病院前・岡電バスで往復9,580円)の明細です。後は記入例に基づい

   て記入していけば簡単に終わります。

   なお公共交通機関の領収書は不要ですので、私のように経費節減で実際には新幹線に乗っていなくても「新幹

   線利用」で申告しても問題はないでしょう。一般的に妥当性のある交通機関の利用であれば申告できます。

   最後に所得税の確定申告書A(第一表)です。これは今まで記入した「所得税の確定申告書A(第二表)」や「医

   療費の明細書」を見ながら記入して行きます。そして32の「還付される税金」がズバリ戻ってくる金額になります。

   ただひょっとして「あれ?32はマイナスになるぞ!これは還付されないのでは・・・」なんて一瞬思われるかもしれ

   ません。でもこれはマイナスで正解なんですよ。よ〜く見ると△マークが付いています。

   後は印鑑を押して「給与所得の源泉徴収票」を添付したら全て終了です。ここまでで約2時間ぐらいでしょうか。

   税務署に提出して問題が無ければ、約1ヶ月後には指定した銀行口座にお金が振り込まれます。

   今回の申告では還付額は計算上約11,000円となりました。まあ昨年より医療費の合計が半分以下ですので、仕

   方ないところですね。ただ医療費が多ければたくさん還付されるという単純なものではありません。やはり所得や

   源泉徴収額にも大きく左右されるようです。

 

   ところで・・・・・念のため性同一性障害の診断書と岡山大学付属病院から明石の産婦人科クリニックへのホルモ

   ン療法の紹介状のコピーを添付しました。やはり戸籍上の性別が「男性」である私が、産婦人科クリニックで治療

   を受けていることに疑問を持たれると思ったからです。本位ではありませんが、余分な疑惑を持たれないために

   は仕方ないことですね。そういう意味では「診断書」というものは大きな価値があるものです。

   仮に「性同一性障害の診断書を主治医がなかなか発行してもらえない」というGID当事者がおられましたら、医療

   費控除は一つのチャンスだと思います。「医療費控除に必要です」とお話しすれば、先生方は素直に発行してい

   ただけるでしょう。

   昨年もお話しましたが、GID治療も医療の一環です。難しく考えずにチャレンジしてくださいね。

 

  2004.01.27(GID関係者全国連絡会・名古屋総会です)

   さぁ〜て行ってきました。「GID関係者全国連絡会・名古屋総会」にです。私が西日本幹事を務めるGID関係者全

   国連絡会ですが、大体一年に一度程度「総会」が開催されます。一昨年の大阪から始まった総会ですが、昨年

   3月の東京、8月の広島に続いて今回の名古屋では4回目の開催となりますね。

   さて明石を9時過ぎの新快速に乗り、先ずは新大阪を目指します。そして新大阪からは「こだま408号」で名古屋

   を目指します。お金に余裕があれば西明石から「ひかり」で一気に名古屋に向かいたいところですが、ここは経

   費節減のため新大阪から新幹線です。さらにJR東海ツアーズの「ぷらっとこだま」という格安チケットなんですよ。

   これは新大阪〜名古屋で約2千円弱リーズナブルなチケットです。さらにドリンク(ビール、コーヒーなど)も付いて

   いるというものですね。

   ところで、この「ぷらっとこだま」のチケットですが、新大阪から在来線からの乗換えでは改札を通ることは出来ま

   せん。先ず、一旦新大阪駅の改札を出てしまい、改めてJR東海の改札から入るようになっているんです。これは

   新幹線の新大阪駅はJR西日本とJR東海が相互乗り入れしているからなんですよね(つまり新大阪駅はJR西日

   本とJR東海の2箇所の改札となっています)。ですから私のようにJR西日本を利用して新幹線に乗る人にとって

   は少々面倒ですね。(まあ、2千円弱お安いので辛抱です)

   こだま408号の座席はかなり空いていました。ふむ・・・どうも「こだま」の利用者は少ないようですね。まあ在来線

   での「普通電車」みたいなものですから仕方ないところでしょうか。案の定、途中の米原駅では「のぞみ」の通過

   待ちです。私が乗っている停車中の「こだま」(それでも300系でした)の隣を、700系がビュ〜と通り過ぎて行きま

   す。名古屋までの景色で印象的だったのは雪化粧した雄大な伊吹山です。とてもキレイでしたよ。

   定刻どおり11:30に名古屋駅に到着です。今日の総会は13時からですので、まだまだ時間があります。そこで早

   めのお昼ご飯ですね〜ただ総会では「宴会」も控えていますので軽く済ませましょう。と、いうことで、駅前の松坂

   屋7階のレストラン街で名古屋らしく「きしめん」です。

   食べ終ると会場に向かうため地下鉄東山線を探しますが、名古屋駅前は広いですね。「あっちキョロキョロ、こっ

   ちキョロキョロ」で地下鉄ホームを探しました。そして一区間だけ地下鉄に乗って、会場の最寄駅である「伏見」に

   到着です。伏見駅からは歩いて5分ほどで会場の「スポーツバー・シューターズ」に到着しました。

   「スポーツバー・シューターズ」はビルの2階にあるドリンク&レストランですが、店内はフットボールや野球などの

   スポーツ関係の雰囲気がムンムンとしています。店内のTVでは海外のスポーツ中継がいつも映し出されていま

   すね。また男性スタッフの方も野球のユニホーム姿です。それにお店の入口ドアの取っ手は野球のバットなんで

   すよ。

   私が到着した時点で既に6人ぐらいの参加者の方が来られていました。この後も続々と参加者が集まりだし参

   加者同士のご挨拶が始まります。普段はネット上だけでのお付き合いですから、はやり実物のご本人との対面

   は新鮮なようですね。私も「輪」に入りながら今回の総会幹事であるCさんと事前打合せです。

   さて・・・まだ全員が揃っていませんが、定刻も過ぎましたのでCさんのご挨拶で総会は始まりました。次に私の

   方から出席者の方の名前を読み上げ皆さんをご紹介していきます。また当日配布された資料に記載されている

   代表幹事のHさんと広島のNさんの「ご挨拶文」も紹介しました。しかし・・・二人とも長文ですね〜しばらくネット上

   で静かだったのは「これを考えていたな!」です。(しかもスゴク真面目な文書でしたよ)

   そして第一部の「フリートーク」です。一応、私の方で代表幹事さんの意向も入れた「案」を皆さんに提示したので

   すが、とりあえずお聞きすると「会社内でのカムアウトやカムアウト後の状況」という議題が出されました。

   そこで、先ずはこの議題でディスカッションしましょう。複数の方から以下のような発言がありました。

   1.同じ会社内でも、普段自分との距離のある方は好意的に理解される方が多い。

   2.社員管理のキビシイ会社ではカムアウトすると不利益となることが多い。(暗に退職の方向に仕向けられた)

   3.女性として働くことは出来たが、能力的には問題がないにもかかわらず「女性」としての役割(事務所内の雑

     務)命じられる。仕事としては純粋に男性と同様に働きたい。

   と言ったところでしょうか。また会社内のカムアウトされた方も「同僚レベル」という方が多いように見受けられま

   した。一応、私の方でご意見をまとめさせていただきましたが(ウーン、上手くまとめていなかったかな?)奥の

   深い問題です。しかもいろいろお聞きすると、リストラやセクハラのような一般社会的な内容も含まれていました。

   この後、私の方で用意した「案」についてお話したかったのですが、宴会開始予定時間を少し過ぎていましたの

   で「主旨説明」のみを行いました。ただ3月20日の埼玉で予定されているgid.jp(全国的なGID自助グループです

   ね)主催の交流会については皆さんに呼びかけました。今回の参加者の中でも多くの方が、3月20・21日の第6

   回GID会の関係で埼玉に向かうようですね。

   さてさて遅くなりましたが宴会の開始です。恒例により私が乾杯の音頭ですね。乾杯終了とともに早速食べるも

   のを物色します。おっ!私の大好物であるピラフがあるではありませんか。先ずはこれを山盛りにして、後はチキ

   ンカツを入れて・・・という感じですね。この後はお腹が空いていたのかピラフを3回も「おかわり」です。「由美さん、

   ピラフばかりですね」なんて指摘されながも、大きな電気ジャーに入っていた残りのピラフを私が全部食べきって

   しまいました。すいません。ピラフが大好きなんですよ〜

   周りを見渡すと盛り上がっていますね。私の方にも「はじめまして。○○です」と来られる方がいます。また私か

   らも出来るだけ積極的に動いてお話したいのですが、なかなか時間が無かったですね。それでも東京から参加

   されていたFtMの方(Aさんですね)やMtFの方(この方もAさんです)、それに三重のMさん達といろいろお話する

   ことが出来ました。そして気が付けば終了時間である17時の10分前です。最後に幹事のCさんのご挨拶。そし

   て私から、次の総会開催予定場所は関西であることをお伝えしました。

   会場を出た後も参加者の皆様は「和気あいあい」とお話されています。私もまだまだ名残惜しいのですが、帰り

   の新幹線の時間も気になりますので名古屋駅に向かいます。松坂屋の1階で大量の「ういろう」を買い求め、Iさ

   ん共々「ひかり321号」に乗り込みます。そしてIさんは新神戸で下車。私は西明石で降りて在来線に乗り換えて

   明石に到着です。家内から電話が入り、明石駅まで迎えにきてくれたのはラッキーですね。お土産を家内に渡す

   と「ニッコリ」でした。

 

   こんな感じで総会は終了しました。総会の準備や運営に苦労された愛知のCさんをはじめ中部地区の皆様、本

   当にありがとうございました。また総会でのフリートークでは、私の「つたない」進行にご協力いただき感謝申し上

   げます。

   今回も多くのGID当事者とお会いすることが出来ました。そしていろいろお話していると「ウンウン」という感じで

   納得できる部分が多かったですね。やはり同じGID当事者です。そしていつも思うことですが、GID関係者全国連

   絡会のイベントは盛り上がります。これはやはり普段の生活での「辛さ」や「辛抱」があるのでしょう。だからこそ、

   こういう「仲間」との集まりで一気に発散されるのでしょうね。

   また私の方からも何かイベントを企画したいと思います。これからもGID関係者全国連絡会のイベントには、出来

   るだけ多くの方が参加されることをお願いします。

 

   (追伸)

   名古屋に到着して携帯(ツーカー)を見るとバッテリーの残量が・・・急速充電できるお店を探したのですが、見つ

   からなかったですね。止む無くセルラーのお店でお聞きすると「えっ!ツーカーですか?ツーカーのお店は名古屋

   では少ないです」なんて言われてしまいました。ウーン、名古屋ではツーカーは人気がないんですね。

 

  2004.01.23(実は・・・)

   実は、このホームページをご覧になっている方に、お伝えし辛いことを考えていたんです。それは、このホームペ

   ージ開設2周年をもって「閉鎖」することだったんですよ。

   もう昨年の秋ぐらいから考えていました。と、いうのも・・・・・

   @仕事をはじめ、相当毎日が忙しくなってきたこと。   

   A開設から2年を過ぎて、もう私がお伝えしたいことはほとんど終ったのではないか?と思えてきたこと。

   Bホームページだけではなく、他のことにも自分の時間を使いたいと思い始めたこと。

   などが大きな理由です。

   実際、自分のホームページに携われる時間は、平日では3時間ぐらいでしょうか。朝の1時間、お昼休みの1時間、

   それに夕方の1時間ぐらいです。この3時間の間にメールの返信を入れて、ホームページの更新を考えて、掲示

   板にRESを入れて・・・・・いやぁ〜ほとんど神業のように手早く行なわないと、とてもこなしていけないですね。また

   どうしても無理をしているのか、後で自分の書いた内容を読むと、誤字脱字だけではなく内容的にも不満足なもの

   になってきました。

   ふむ・・・何か楽しくないですね。自分の楽しみで始めたホームページが逆に自分を苦しめるようになってきたので

   す。全くの本末転倒です。そこで先ずは「閉鎖」ということを考えたのです。

   ただ、ここまでの積み上げてきたホームページを一気に「閉鎖」するのも寂しい話です。掲示板も楽しまれている

   方もいます。それにどうも私のホームページを資料として使われている方も多いようです。そこで「では休止にしよ

   うかな?」と思ったのです。

   しかし・・・この年末年始に本当にたくさんのメールをいただきました。(1/8の日記でも紹介しましたが)

   その中には、本当にお悩みの方が多いのにはビックリしました。またGID当事者関係の方が見られていると思っ

   ていた私のホームページですが、全く考えもしなかった職業の方、医療関係の方、大学生や高校生の方、それに

   ジェンダークリニックの方まで見られているには驚いています。

   そして、そんな方々が私のホームページに注目されており、私からのメッセージによって、私と同じように驚きや

   喜び、それに納得されていることが見えてくると、これは再考せざるを得ないことになりました。

 

   以上のことより、このホームページは今までどおり続けることにしました。

   ただご説明したとおり、かなりギリギリの状態で続けていることは確かです。ですから私の今の生活環境の変化

   (例えば職場が転勤になるとか、転居するとか)が生じれば、急に「廃止」となることもあるかもしれません。またそ

   こまで行かなくても、更新が遅れがちになることもあるでしょう。

   ホームページは「始めるのは簡単だが継続することは難しい」といわれます。さらに私が思うに「閉鎖することも難

   しい」です。正直なところプレッシャーも感じています。「yumichan world」は私の知らない間に、何か手の届かない

   ところにまで行ってしまったのでは・・・・・と錯覚することも度々です。

 

   (追伸)

   明日はGID関係者全国連絡会の名古屋総会ですね。まあ今回のような難しいことは考えずに、大いに弾けたいと

   思います。皆さん、よろしくお願いします。

   (と、いうことで、次の日記は”大騒ぎ”?の模様をお伝えしますね)

 

  2004.01.18(えっ?知っていたの?)

   いつものことながら、合いも変わらずバタバタした毎日が続いています。

   仕事もさることながら、私が執行委員を務める労働組合の方もそうですね。今月末には毎年恒例の「闘争」も控え

   ていますので、組合書記局に顔を出すことも多くなります。

   ところで組合書記局には二人の女性職員が働いています。その内のお一人は(以下Aさんとしますね)組合会計

   担当ということで、財政担当の私の「秘書」という感じでしょうか(そんな大袈裟なものではないかな〜)。まあ常に

   お金のやりくりには苦労をかけていますね。

   そのAさんですが、どうもTVでGID関係者全国連絡会の代表幹事であるHさんを見られて、スゴク興味があるご様

   子です。「この前TVで見たけど可愛い人ね」とか「毎日の家事で大変!出来た人だわ」なんて言っております。

   ふむ・・・Hさんとはお付き合いの長い私ですから、TVでは紹介されないことまで知っている私です。「いやぁ〜実

   はね」とか「実際に合うと・・・」という話をしたいところですが、私がMtFであることをカムアウトしていませんので、

   あえて黙っていました。

   しかし!本来がお喋りの私です。そんな状態を長く続けることは不可能でした。そして、ある日からいろいろなこ

   とを話し始めたのです。そして「なんだったら電話してみる?電話番号を知っているけど・・・」とまで言ってしまい

   ました。でも以外にも「何で知っているの?」とか「どういう関係?」いう問いかけもなく変だな〜と思っていました。

   そして先日も同じように二人でHさんの話題で盛り上がっていました。それどころか性同一性障害の治療の話ま

   でドンドン話が進んでいきます。私が「先ずはカウンセリングから始まり、次にホルモン療法があって」と話すとウ

   ンウンという感じで聞いています。

   そして「これはカムアウトしてもいいかな」なんて思いましたので「実は・・・・・」と話すと、「私もバカじゃないのよ。

   以前から知っていたわ」なんて言われてしまったのです。やはり持物や胸が大きくなっていることで分かっていた

   ようです。

   ここまで話すと、今度は私に対する質問の嵐です。例えば・・・・・(カッコ書は私の返答です)

   @奥様は理解しているの?(まあ半分ぐらいですね〜)

   A手術は受けるの?(もちろん希望はあります)

   B仕事は続けるの?(当然です)

   C職場の人は知っているの?(大体、知っています)

   D離婚してまで女性として生きる気持ちはあるの?(家庭は何より大事ですね)

   Eどんな薬を使っているの?(注射と経口薬です)

   F岡山大学付属病院での診察はどんな感じ?(先生方は親切ですよ)

   などなどですね。この後もドンドンと話が盛り上がりましたが、時間も気になりましたので「また次回に」で、一旦話

   を終えました。いやぁ〜いろいろ私に聞きたかったんですね。とても興味があったようです。ただ私から話を切り出

   さないかぎり、とてもAさんからは「○○さんは、ひょっとして・・・・・」なんて聞けなかったようです。

 

   たくさんの話の中で「○○さんが性同一性障害と分かっても別に気持ち悪いとも思わないし、これからのお付き合

   いも変わらない」と言われてことが一番嬉しかったですね。これは私だけではなく、カムアウトした多くのGID当事

   者にとっては共通のようです。

   このホームページの「由美からのお願い」でも紹介していますが、私達は普通の人間です。ですから普通の人と

   同じように接していただきたいですし、変な目で見られることに抵抗があります。また当然のことながら、人として

   の能力に欠けるとも思っていません。今回のAさんのような方が増えることを望むばかりです。

   (それにしてもHさんのTV出演の効果は大きいです。さすがに代表幹事さんですね)

 

  2004.01.13(上川さんの講演会に行ってきました)

   1月10日の土曜日は、世田谷区議会議員でありGID当事者でもある上川あやさんの講演会に行ってきました。

   この講演会の主催は「兵庫県男女協同参画」ということで、兵庫県の条例(兵庫県男女協同参画社会づくり条例)

   の主旨である「男女がお互いに人権を尊重しながら責任を分かち合い、個性と能力を十分に発揮して社会のあら

   ゆる分野で活躍して・・・・・」を広くすすめるための講演会ですね。

   講演のテーマは「自分らしく生きる素晴らしさ〜性同一性障害を乗り越えて〜」というもので、一般の方を対象とし

   たテーマです。私のような当事者にとっては、日々の生活で困難というか周りの方への理解を得る難しさに直面し

   ていますので、上川さんがどのようにお話されるか興味があるところです。それに明石市における「公文書からの

   性別記載廃止」では資料を送付していただいたこともあり、一言、御礼の挨拶も申し上げたいところですね。

   さて先ずは、いつも行動を共にする神戸のMtFであるIさんと三宮で待ち合わせます。私の場合、この日は「おヒゲ

   の脱毛」でちょうど三宮に出てきていましたのでバッチリですね。お昼ごはんを二人で済まして講演会の会場であ

   る神戸クリスタルタワーに向かいます。

   ところでこの日のお昼ご飯は「カレー」です。時間がなかったこともあり「手際良く」食べるためですね〜しかし私は

   カレーは苦手なんですよ。カレーに限らず香辛料の強いものを食べると、汗が無茶苦茶出るのです。ですからこの

   日も汗ダラダラで食べ終わりました。

   いよいよ会場である10階に到着です。エレベーターを降りると私を呼ぶ声が・・・・・GID関係者全国連絡会の代表

   幹事であるHさんですね。奥様も同伴されています。この後、Hさんに紹介されて上川さんにご挨拶です。お互い

   名刺の交換を済まして、世田谷区の資料を送っていただいたことに御礼を申し上げました。

   それにしても上川さんはスリム(本当にほっそりとされています)でキレイな方ですね。私やHさんは完全に浮いて

   しまいます。(ん?私だけかな〜Hさん、ごめんね〜)

   会場に入ると既に満席に近い状態です。およそ100人ぐらいは入っているでしょうか。女性の方の比率が高いよう

   です。また知り合いのMtFであるMさんなど、当事者と思われる方も何人か見受けられます。

   定刻になり講演会が始まりました。講演の内容ですが、性同一性障害とは?というところから始まり、今までの性

   同一性障害に関係する経緯、それに上川ご自身の人生に照らし合わしながら、GID当事者が受ける精神的苦痛

   などのついて時々涙ながらに説明されていました。そして最後に「自分らしく生きる」ということの難しさや、社会に

   対する理解というものを訴えられていました。

   こんな感じで講演も終わりましたが、休憩時間をはさみ、質問時間も取られて第一部が終わりました。この後は椅

   子を動かし車座となり上川さんとのフリートークの第二部です。

   ところで休憩時間の時、どうも聞き覚えのある声が聞こえてきます。ありゃ?どこかで聞いた声だぞ!と思いきや

   何と神戸学院大学の大島先生ではありませんか。大島先生は法学部の教授ですが、GID研究会の活動にも長ら

   く携わっておられます。第7回GID研究会では会長を務められる先生ですね。私も昨年、ある用件でメールを送っ

   たこともあり御礼がてらのご挨拶です。

   大島先生は私ことをちゃんと覚えてられていました。「あっ!あの時の由美さん!」という感じです。その後もお話

   が弾み「来年のGID研究会は関西ですが、神戸で開催されますか?」とお聞きすると「いやぁ〜まだ決めていない

   です。どこがいい?」なんて逆に聞かれてしまいました。まあ今のところ新大阪駅の近くを考えられているようです。

   また「そうですか。由美さんの主治医は佐藤先生ですか・・・」と言われ、ちょうど神戸の心療関係の先生方も来ら

   れていましたので私を紹介していただけました。いやぁ〜何か恥ずかしいですね。(でも、その心療関係の先生方

   は既に私の名前をご存知でした。はて?どうしてでしょう)

   さて第二部のフリートークが始まりました。第一部が終わった段階で帰られた方もおられましたので、会場は余裕

   をもって座れますね。また車座となったことで上川さんとの「距離」も近くなり遠慮なくお話しできます。ちなみに私

   の隣には大島先生が座られ、時々ヒソヒソ話ですね〜

   フリートークではかなり突っ込んだお話しも出ました。当然「お喋り&話好き」の私も二度ばかり発言させていただ

   きましたが、内容的には既婚者のGID当事者のことです。上川さんは独身ですので、講演ではこのあたりのお話

   が無かったからですね。参加された皆様に、ぜひこのあたりのことを聞いていただきたかったからです。

   ところで発言するにあたり「私はGID当事者であり、現在岡山大学付属病院からの紹介でホルモン療法を受けて

   います」と前置きすると、「えっ!」という会場の皆様の表情が・・・事務局の方なんて目を大きく開いてパチクリ!

   ウーン、それほどビックリすることなのかな?私は特に何も考えませんでしたが・・・・・

   16時半頃、今回の講演会は全て終わりました。上川さんに「お疲れさまでした」と握手したり、大島先生に「関西

   でのGID研究会ではお手伝いさせていただきます」と御挨拶しているとコンコンと私を呼ぶ方が・・・・・

   ん?参加されたお二人の女性の方が「実は息子が・・・」と私に相談を持ちかけられたのです。何でも岡山大学付

   属病院に通院されているようですが、一人住まいのアパートを訪れると部屋は女性用の服や下着であふれてい

   たようです。そこで、これからどうしたらいいものか?と私に相談されたのです。ただ立ち話程度でしたので詳しい

   ことまでお聞きすることが出来ませんでした。そこで名刺をお渡して私の携帯の番号をお伝えすることにしました。

   また何か連絡が入るかもしれませんね。

   最後に今回の講演会のスタッフの皆様に「ありがとうございました」とご挨拶して会場を後にしました。

 

   この度の上川さんの講演会ですが、大島先生やGID当事者の方、それに心療関係の方も参加されたこともあり、

   何か「ミニGID研究会」のようになりました。特に後半のフリートークでは一般の方とのお話もでき、非常に有意義

   なものであったと思います。

   私が常々思うことですが、同じGID当事者の方とお話しすることは有意義で楽しいことですが、それだけでは社会

   に対する理解というものは、なかなか生まれて来ないでしょう。

   やはり私達の方から社会に飛び込む必要があります。特に今回のような機会はチャンスです。皆様も積極的に

   参加してくださいね。

 

   (追伸)

   フリートークでは少々喋りすぎたような傾向も・・・・・上川さん、申し訳ございませんでした。

 

  2004.01.08(長男という言葉は・・・・・)

   長かったお正月休みも終わり仕事が始まりました。はぁ〜早速「何だかんだ」とバタバタしていますね。

   5日の仕事始めは、まあウォーミングアップで終りましたが(ちゃんと仕事しましたよ)、翌日の6日からは寒い中、

   朝から現場に「出撃」という慌しいものでした。そしてお昼ご飯は「餃子の王将」という、今までと全く同じパターン

   です。まあ新年になっても、急に生活パターンが変わるものではないですね〜(これだから進歩がないのか・・・)

   さて時計の針を少々戻して私のお正月の後半です。3日はノンビリしていましたが、強烈だったのが最後のお休

   みである4日です。大阪に在住する姉一家が我家に新年の挨拶に来たのです。はぁ〜毎年これがスゴイのです。

   まるで敵のノルマンディ上陸作戦か蒙古襲来のようなものです。とにかく大酒飲みのメンバーが揃っていますか

   ら、私と家内は防御陣地を確保して敵の攻撃に耐えなければいけません。(まるで戦争だ!)

   お昼前にマツダ・デミオという空母?から上陸した敵部隊(姉一家4人です)は、先ずは手始めに用意したオード

   ブルや乾き物(スルメやおかきですね〜)をパクパク食べながら大声でビールをガンガン飲み干します。そしてお

   昼寝の後(夜の部に備えている!)、ムクッと起きたらコーヒーとケーキ、そして18時ぐらいからはカニスキを食べ

   ながら日本酒を飲むのです。そして時計を見て「もう少しゆっくりするか・・・」でミカンをパクパク・・・・・(あの〜もう

   帰っていただいてもいいんですが・・・)

   結局、350mlの缶ビールを合計20本、日本酒2Lを空にして21時頃に帰りました。残ったのは膨大な食器の洗い物

   と大量のゴミ!私と家内は必死のパッチで後片付けです。全てが終ったのは23時。あ〜あ、もっと早く帰って欲し

   いよ〜ですね。(家内はダイレクトに”もう来なくていい!”と言っています)

   まあ身内のお付き合いも大事ですが、正直、少々疲れますね、それに私にとって辛いのは「長男だから・・・」とい

   う言葉です。何かと言えば「長男だからしっかりしろ!」とか「長男だから家を守らなければ・・・」なんてお説教され

   るとウンザリします。私のようなMtFにとっては一番嫌な言葉です。

 

   今の日本ではGIDガイドラインも整備されるだけではなく、法整備も進んで戸籍の性別変更まで可能になりました。

   でもこれは外部に対する整備であって、家の中での立場はおのおのの家庭で解決しなければいけません。

   私のように「姉・弟」の兄弟では、仮に私が見かけ上「女性」になっても解決出来る問題ではないんですよね。

   もっとも女性ばかりの兄弟でも、長女の方は長男の役割を担う方が多いように聞いていますが・・・・・

   私にとって長男という言葉も嫌ですが、長男の役割というものも相当な精神的プレッシャーです。肉体的に男性で

   あることが嫌だけではなく「男性の立場」というものも嫌でたまりません。

   まだまだ今の日本社会では「家長制度」が色濃く残っています。男尊女卑などという言葉はMtFにとっては迷惑な

   言葉です。

 

   (追伸)

   年末年始には数多くの「はじめまして」というメールをいただきました。

   私のホームページをご覧いただいている皆様の中には、普段は仕事などで忙しくメール送信さえする時間がない

   方が多いのに驚くとともに、一通一通丁寧に拝見させていただきました。そしてその中には「えっ?」と思う内容

   や職業の方のメールまで・・・・・

   ありがとうございます。今まで自分の知らないところで、いろんな方が私のホームページに注目していることは大

   いに励みになりました。これからもガンバリます。

   (申し訳ございませんがまだ全ての方に返信出来ていません。今しばらくお待ちくださいね)

 

  2004.01.03(新年あけましておめでとうございます)

   皆様、新年明けましておめでとうございます。お正月の一時をいかがお過ごしでしょうか?

   私の方は昨年と同じで、1日は神社参拝にマイカルにお買物という例年のごとくグータラな幕開けとなっています。

   まあ、これっ!といってすることもないし、ダラダラとパソコン三昧するのが精一杯ですね。家内や息子を見ても、

   同じようにTVかゲームかお昼寝というダラけたお正月の風景です。

   まあ動いたのは昨日の2日ぐらいでしょうか。家内の実家である姫路に出かけてきました。いつものように家内の

   お母さんやお兄さんに御挨拶の後は、おせち料理をパクパク食べてゴロゴロするだけです。本当はネット三昧で

   もしたいところですが、残念ながらeo64(私が加入しているPHS接続)もDocomoのPHS(シグマリオン用)もADSL

   も圏外という、ネット接続過疎地域です。ですから、これまたゴロゴロするだけです。

   こんな状況ですからお腹が全く空きません。それどころか家内のお母さんからは「どうぞ!」なんていろいろと食べ

   るものを薦められますから、お腹が満腹どころかパンパンに苦しいぐらいですね。

   ふむ・・・これではいけません!スグに太ってしまいます。と、いうことで、息子を連れて裏山の方に散歩に出かけ

   ることにしましょう。近道をするために田んぼのあぜ道を通っていきます。普段はアスファルトの道ばかり歩いてい

   ますので、あぜ道を歩く感触が何とも気持ちいいです。土と草を踏んで歩く感触はとても懐かしいですね。私が幼

   稚園の頃は自宅から20分ぐらい歩いて幼稚園に通っていましたが、当時はアスファルトの道など少なく、雨が降

   ればドロドロで水溜りだらけの道(しかも川の近くでは亀をよく見かけました)やあぜ道を通って行ったものです。

   さて、トボトボと歩いて裏山に入ろうとすると「イノシシに注意!」の看板が・・・そうなんですよ。家内の実家の裏山

   には頻繁にイノシシが出没するんです。でも、まあ私が大嫌いなヘビのことを思えばたいしたことはないです。山

   の方には真っ黒い山ヘビまでいるんですが、今の寒い冬の季節では出会うこともないでしょう。

   しかし息子と散歩を続けているとガサガサと木が揺れる音が・・・ん?風の音かな?なんて思っていると何か音が

   移動しています。えっ?これはひょっとしてイノシシでは・・・・・

   ギャ〜!これはエラいことです。猪突猛進!もののけ姫に登場した乙事主さまみたいな大きなイノシシが飛び出

   してきたらどうしましょう。(そんなことはないか・・・)

   あはっ!いらぬ心配でしたよ。やがて元の静けさに戻りました。そして小雨が降ってきたこともあり、私と息子は

   家内の実家に戻りました。それでも少々驚いたことは確かですね。

 

   と、いうことで、新年早々からビックリ・ドッキリの一日でした。ウーン、何か今年のことを暗示しているのでしょうか。

   気を付けないといけませんね。

   ところで例年ならいつも大渋滞する加古川バイパスや第二神明道路ですが、今年はよく空いていました。どうも景

   気が悪いので皆さん自宅で大人しくお正月を過ごされているのでしょう。今年の初詣では家内安全などを祈願しま

   したが、景気もよくなって欲しいものです。

   何か給料は、少々上がっては大きく下がりの繰り返しで実質的は下がっていますね。小泉さん、今年こそは国民

   のために景気回復をお願いしますよ〜ですね。

 

  2003.12.30(今年も終わりですね)

   あ〜ついに、今年も今日明日の2日を残すのみになりました。最後の数日を皆様いかがお過ごしでしょうか。

   私の方は27日から仕事は休みになりましたが、待っていたのは毎年恒例の大掃除!

   はぁ〜網戸掃除に窓拭き、それに照明器具の掃除と家内からタップリ仕事をいただいています。毎年のことです

   がホンマに疲れます。3年前には張り切りすぎて熱まで出したぐらいですね。ただ今年は息子が大きくなったので

   大助かりです。私より背が高く(180p)力が強いので(クラブで筋肉トレーニングばかりやっているので筋肉ムキ

   ムキです)、「次はここを掃除するのだ!」と指示を出すことが多くなりました(楽をしていますね〜)。この調子だ

   と来年ぐらいから、私はストーブの前でパソコンを触っていればお正月を迎えることが出来るでしょう。(そんなに

   甘くはないか・・・・・)

   さて今年一年を振り返ればいろいろありました。岡山大学付属病院の診察にGID関係者全国連絡会関係の行事、

   それに仕事や職場の方もあれこれと・・・・・

   でも一番印象に残っているのは、3月の第5回GID研究会での発表でした。あ〜ホンマに緊張しましたね。それで

   も関東方面のGID当事者との出会いや多くの先生方とお話出来たのは大きな収穫でした。5月には埼玉のジェン

   ダークリニックである「わらびメンタルクリニック」に行きましたが、「ここが、あのわらメンか・・・・・」という感じで直

   に自分の目で確認出来たことがよかったです。また6月には明石市における「公文書からの性別記載廃止」に向

   けて大きな第一歩を踏み出すことが出来ました。

   8月の広島でのGID関係者全国連絡会の総会は暑かったの一言でした。これほど「暑い!」と思ったのは久しぶ

   りでしたね。11月の京都は普段のパソコン漬の日々から離れ、自然を満喫することが出来ました。そして12月は

   GID当事者の「関西忘年会」です。いやぁ〜普段お付き合いのあるMtFの方の新たな一面?を見せていただきま

   した。こうやって書いていると、一年は「あっという間」です。もう一年が終ろうとしています。

   さて来年はどうなるでしょうか?早速、1月からいろいろ予定が入っています。それに新たな課題?も・・・・・

   実は先日、今年最後のデポー注射を受けに産婦人科クリニックに行った時に、普段はニコニコとお話される先生

   が真剣な顔で「デポー注射は乳ガンや血栓症の発生率が極めて高くなります。必ず岡山大学付属病院で診察を

   受けてください」と言われました。さらに看護婦さんからも「せっかくここまで大きくなったバストに傷を付けるのは

   嫌でしょう」なんて言われてしまいました。ふむ・・・・・これは血栓症に関しては既に血液検査で調べられています

   が、乳ガンに関しては4月の診察で産科婦人科の中塚先生に相談しなくてはいけませんね。

 

   では、今年もこのホームページをご覧いただきありがとうございました。来年もよろしくお願いします。

   私にとっての一番の楽しみは新たな人との出会いです。それは私だけではなく、このホームページを通じての見

   知らぬ人同士の出会いもそうですね。皆様方の新年のご多幸をお祈り申し上げます。
 

 

  2003.12.25(家族で東京に行ってきました)

   ついに20日から03.10.11の日記で紹介した「家族で東京だ!500系700系のぞみに乗るぞ!」の旅行に行ってき

   ました。

   先ずは自宅を7時過ぎに出発してJR西明石駅に向かいます。しかし、この日はこの冬一番という寒さで新幹線の

   遅れが気になるところです。案の定、西明石から「のぞみ」乗り継ぎのために新神戸に向う「ひかり」は10分ぐらい

   遅れています。さらに新神戸駅に到着しても、私達が乗る500系「のぞみ2号」は30分遅れの表示が・・・・・

   新神戸駅では、本来は「のぞみ2号」の後に発車する「ひかり」はドンドン到着しますが(岡山・広島発のひかりは

   雪の影響は少なかったようです)、肝心の「のぞみ2号」は来ません。さらに新神戸駅でも雪が舞っています。そこ

   で駅員さんに聞こうとすると「おい!順番だろ!ちゃんと並べよ!」なんてサラリーマン風の男性に関東弁で怒ら

   れてしまったのです。

   「えっ?順番って?誰も並んでへんやんか〜あんた一人が私の隣で聞こうとしただけやんか!」と私が関西弁で

   応戦?します。何かブツクサ言っていましたが、どうも東京への到着時間が気になっているようです。こんな天候

   だから仕方ないでしょう。気持ちを大きく持って欲しいものです。どうも出足から不調ですね。結局、40分遅れで

   「のぞみ2号」は新神戸を出発しました。途中の京都〜名古屋は雪で真っ白でしたよ。

   品川には1時間遅れで到着です。そこから山の手線に乗り換えて浜松町に向かいます。さらに歩いて15分ぐらい

   で東京タワーに到着しました。あ〜東京タワーは久しぶりですね。中学校の修学旅行以来です。でも何となく覚

   えているものですね。東京タワーでは奮発?して大展望台と特別展望台(地上250m)まで上がりましたが、以外

   とお客さんが多いのにはビックリですね〜まだまだ東京タワーも人気があるようです。しっかり東京タワーの「ミニ

   モデル」をお土産に購入した後に、次に向うはお台場です。

   浜松町から新橋までは京浜東北線で向かい、新橋からは「ゆりかもめ」ですね。お台場では船の科学館を先に

   見学です。もちろんお目当ては旧日本海軍の二式大艇(02.05.09の日記でも紹介しました)と北朝鮮と思われる

   工作船です。しかしこの日のお台場は寒いですね。とても屋外に展示している二式大艇をゆっくり見る気分にな

   りません。それでも家内や息子は初めて見ましたので「スゴク大きい!」とか「こんな飛行機が飛んでいたなんて

   信じられない!」と感心しきりでしたよ。ところでこの二式大艇ですが、もうすぐ鹿児島県の鹿屋にある海上自衛

   隊基地に移設されるとのことです。ですから、もう今後は東京で見ることは出来ないでしょう。

   船の科学館では館内を先に見るか、それとも工作船を先に見るかで一瞬迷いましたが、館内の展示を先に見る

   ことにしました。しかし、これが大失敗だったのです。と、いうのも館内の展示を見終わったのが16時半ぐらいで

   したので、16時までの工作船の見学時間を過ぎてしまったのです。あ〜痛恨の失敗ですね。

   館内の係のお姉さんに聞いても「申し訳ないです」の一言。おまけに、このやりとりを聞いていた他のお客さんか

   ら「ダメだよ!諦めなよ!今度来ればいいじゃん!」なんて、またもや関東弁で攻撃される有様・・・・・(どうも、こ

   の日は関東弁の攻撃を受けますね)。それでも夕闇迫る中、遠目ですがサビだらけの工作船を見ることが出来

   ました。意外と小さな船でしたよ。

   次に気持ちを切り替えて到着したのがフジテレビです。前回に来た時と同じように恐るべき人の数ですね。家内

   も息子もあまりの人の多さにビックリ仰天です(しかも若い人ばかりだ!)。7階の土産物売場に向う長大なエスカ

   レターも下り専用になっています。係りの方の誘導に従って船の科学館方面からエスカレーターを何本も乗り継

   いで7階の土産物売場に上がります。サザエさんの貯金箱(波平さんと舟さんです)をGETした後、5階のスタジオ

   見学を済ますと早々に退散しました。それでもフジテレビの係の方は皆さんとても親切でしたよ。人の整理だけで

   も大変でしょうに「家族揃ってのお写真を撮りましょうか?」と声までかけていただけました。

   フジテレビの後は、お台場デラックスビーチ3階にある「台場一丁目商店街」です。ここは懐かしの昭和30年代を

   再現した商店街になっているんですよ。あえて白黒TVが置かれていたり(もちろん映っているのは30年代のTV放

   送)、BGMは美空ひばりさんの曲、さらに商品も現在では見ることが少なくなったレトロな商品が中心です。ここで

   は子供の頃の思い出の品であるオリエンタルカレーに銀玉鉄砲を買いました。さらに喉が渇いて飲んだジュース

   はチェリオです。あ〜チェリオなんて今の若い方はご存知ないでしょうね。まあファンタと同じようなものです。ただ

   値段が安く量が多いのが特徴です(他にはミリンダというのもありましたね)。

   並んでいる商品ですが、よ〜く見るとさすがにレメイクされた商品が中心です。本物の30年代の物もありましたが

   おもちゃでは数万円の値段だったり(鉄人28号や月光仮面など)参考展示だったりで、さすがに少ないようです。

   まあ、もう40年以上も昔のグッズですからね。仕方ないところでしょう。

   この後、東京駅経由で中央線で新宿駅に向かい御飯を済まして(伊勢丹近くの栄寿司というお店でした)、宿泊

   先の新宿ワシントンホテルにチェックインです。しかし・・・・・フジテレビで人の多さにビックリした家内と息子も、夜

   の新宿駅東口から伊勢丹周辺には完全に言葉を失っていました。家内なんて「こ、こんなスゴイ人・・・どこから湧

   いて出てくるの?」なんて呆然としていましたし、息子も「あんぐり」と口を開けたままでした。

 

   さて2日目です。どうも朝起きると足がダルいですね。すでに初日だけでも足に疲れがきていますね。先ずはホテ

   ルから歩いて都庁の展望台に向かいます。(徒歩5分ぐらいですね〜)

   都庁に到着したのは9時半ぐらいでしたが、既にかなりの方が順番待ちです(ふむ・・・東京は何でも順番待ちな

   のだ!)。しかし順番待ちをしている人は日本語を話していないぞ!です。そうなんです。中国人(と、思います)

   の方がほとんどなんですよね〜「45階の展望台まで約55秒です。では行ってらっしゃいませ」と係りの方の言葉

   に送られて、先ずは南塔45階に到着です。

   あ〜クッキリハッキリ富士山が見えていますね。話題の六本木ヒルズや東京ドームも見えています。でも私が気

   になるのは埼玉方面。え〜と、以前に行った蕨や大宮はどのあたりかな?ですね。さらに北塔も上がりましたよ。

   この後は新宿駅に向かい総武線で飯田橋に到着です。さらに飯田橋からは歩いて15分ぐらいで靖国神社に到

   着ですね。

   おや?何か露店のような開いていますね。何かな〜なんて近寄ると「掘り出し市」が開催されていました。これは

   骨董屋さんが毎月2回ぐらい靖国神社で開催されているようです。

   ジロジロに見て歩くとなかなか面白い物が並んでいます。古着にお皿や花瓶などの焼物が多いですが、江戸時

   代の鎧甲冑や刀や槍、それに鉄道グッズ(乗務員用の懐中時計や腕章、それに列車に取り付ける行き先や列

   車名のプレートなど)なども目に付きます。しかし私が目が止まったのは従軍記章。これは、当事、戦地に赴いた

   人に与えられた造幣局が製造した勲章のようなものです。ネットオークションでも出品されますが、ケース(それも

   保存が良く)や同時に収められていた説明書?まで揃っているものは少ないんですよ。

   何度も手に取って見ていると骨董屋の大将が「見ているだけじゃつまんないよ。買っていきなよ!」なんて江戸っ

   子弁でまくしたてます。しかし3千円はチト高いですね。そこで「ちょっと高いやんか〜勉強(関西弁でいう、値段

   を下げてね、という意味です)でけへんの〜」と関西弁で対抗します。すると大将は「おっ!関西から来たんじゃ

   仕方ないね。2,500円で持って行きな!」なんて言いますが「2千円ね!」と千円札を2枚だけ渡すと「困ったな。

   でもいいよ!」となんて大幅値引きでGETしました。あはっ!何か申し訳ないですね〜

   いよいよ零戦が展示している遊就館に突入です。今回もジックリと零戦を眺めます。家内も息子も自宅にある零

   戦の模型の本物と対面して感激している様子です。息子は「こんな飛行機に乗って戦争していたなんて信じられ

   ないなあ〜」なんて言っていました。他には、阿南陸軍大臣の終戦に日に自決した時の血痕が付いた遺書など

   にも見入っていました。ちなみにこの日のお昼ご飯ですが、この遊就館の食堂で済ませました。メニューは海軍

   カレーでしたが、まあ一般的なポークカレーです。

   さて次は秋葉原で息子のPS中古ソフトを見に行きたいのですが、ハッキリ言って、もう昨日の疲れから足が棒の

   ようです。息子もかなり疲れている様子。そこで靖国神社から秋葉原まではタクシーを利用しました。運転手さん

   には地図を見せながら「このヤマギワのあたりで降ろしてください」とお願いします。運転手さんは「お客さんは関

   西から?関西には秋葉原のような電気街はないの?」と聞かれます。「いやぁ〜大阪の日本橋がありますけど」

   なんてお答えすると、「そうだね。日本橋があるよね。でも秋葉原は日本一だから、ゆっくりと見ていきな!」なん

   てまたもや江戸っ子弁でまくしたてられます。ウーン、どうも東京の方はまくしたてるのが好きなんでしょうか。

   秋葉原では各自で自由行動とします。私は以前に来たことがありますが、それでもあらためて、いろんなお店に

   入って見て回りました。秋葉原の特徴ですが、商品にもよりますが価格的には確かに店頭でもネットショップに近

   い値段で並んでいます。ですから、かなりのバーゲン価格であることは間違いないでしょう。それに中古のゲーム

   ソフトや中古DVDもかなり揃っています。

   ただ問題は一つ一つのお店が小さいことです。さらに狭い敷地にお店が建っていますから、1フロアあたりの面

   積小さいため、目指す商品のフロアまで階段やエレベーターで上がらないといけません。またかなりのお店を見

   て歩いて、目指す商品探したり値段を見比べる必要がありますね。ソフマップでも10号店ぐらいまでありましたが、

   本当に小さなお店ばかりでした。普段は神戸のハーバーランドのソフマップしか行かない私にとっては、「買い辛

   い」というのが本音のところです。

   この後は新宿に戻りました。本当は浅草に行く予定でしたが、私と息子は体力の限界ですね。そこで二人で歌舞

   伎町のマンガ喫茶に突入です。一人元気な家内はドンキホーテと伊勢丹に突入するようです。

   約2時間後に集合した私達は夕食を取るために適当な居酒屋さんを物色します。しかし新宿は居酒屋さんなどの

   チラシを配るお兄さんやお姉さんが多いですね。「今なら生ビール1杯無料!」とか「タイムサービスで食べ放題3

   千円!」という感じです。結局、適当な居酒屋さんに突入!家内から「ドンキホーテは思ったほど安くなかった」と

   か「伊勢丹はあまりに人が多くて、服を見たい気分になれなかった」なんて武勇伝?を聞かされます。

   居酒屋さんを出ると、まだお兄さんがチラシを配っていました。「お客さんはもう終わりましたね」なんて声を掛けら

   れます。ん?何か関西の匂いがする人です。そこで「関西の人?」と私が聞くと「そうです。分かりましたか?」な

   んて言われるので、さらに「学生さんですか?」とお聞きすると「いやぁ〜もう卒業してフリーターです。会社がつぶ

   れちゃったんですが、両親はちゃんと東京で会社勤めしていると思っています」なんて言われていました。ウーン、

   賑やかな歌舞伎町ですが、何か社会の厳しさを見ましたね。

   この後は伊勢丹の地下で早めのクリスマスケーキを買いました。ホテルで家族水入らずのクリスマスパーティで

   すね。さらにホテルに戻る前に再び都庁の展望台へ。東京の夜景を見るためです。展望台からの夜景は素晴ら

   しいものでした。そして思ったことは、一個一個の光の下には多くの人が生活しているんですよね。何か感慨深い

   ものがあります。

   また息子と二人で眺めていましたが、こうやって二人で東京の夜景を見ることは人生で最後かもしれません。これ

   から息子はドンドン大きくなり、私と一緒に東京に来ることはないでしょう。息子にこのことを話すと「そんなことは

   ないよ。また来ればいいじゃない」なんて言っていましたが・・・・・

   ホテルに戻りケーキと缶コーヒーでささやかなクリスマスパーティです。さあ食べ終わったら早く寝ましょう。明日で

   東京も最後の日です。

 

   いよいよ3日目。今日で東京ともお別れです。ホテルをチェックアウトして、向うは都営大江戸線の都庁前駅です。

   今日の当初の予定はスタジオアルタでの「笑っていいとも!」の見学だったのですが、残念ですが抽選に外れた

   んですよ。ですから予定変更で六本木ヒルズを目指します。六本木駅で地下鉄を降り、歩いて10分ぐらいで六本

   木ヒルズに到着です。

   しかし到着したのが9時半という時間。しかも平日ですからガラ〜ンと寂しい雰囲気ですね。何かたくさんのお店

   は目に入るものの、どこも開いていません。そこで隣に建っているテレビ朝日に突入します。しかしここもパラパラ

   と社員?の方を見かける程度ですね。さらに警備員さんにお聞きすると、テレビ朝日は建物が完成したばかりで

   一般の方のスタジオ見学も行っていないようです。結局、直売店でドラえもんグッズを購入してテレビ朝日を後に

   しました。

   再び大江戸線に乗って次に向うは築地市場です。ちなみに築地市場は「つきじしじょう」と読むんですよ。ここで

   の目標はズバリ!市場内のお寿司屋さんです。

   築地市場駅を出ると、廻りは市場の雰囲気がムンムンと感じられます。白い発泡スチロールのトロ箱があちこち

   に散乱していますね。場外市場は本当に小さなお店がズラリと並んでいます。しかもなぜかラ−メン屋さんが多

   いのが目に付きます。小さなお店ですから路上で立って食べている方までいますね。それにしても朝早くからかな

   りの人の数です。ウーン、東京はどこも人が多いのだ!

   さて市場内のお寿司屋さんを目指しますが、「関係者以外立入り禁止」的なところまで強引に入っていきます。

   大きなマグロの切り身を横目で見ながら、市場内専用の荷物車が走り回っている間をスリ抜けて有名なお寿司屋

   さん(ちなみに大和寿司です)に到着すると・・・・・

   ガーン!既に長蛇の列です。とても1時間ぐらい待ってもお店に入ることは出来ないでしょう。仕方ないので隣の

   比較的空いているお寿司屋さん(おかめ寿司)に20分ぐらい待って入りました。本当に小さなお寿司屋さんでした

   が(おそらく10人程度しか入れないでしょう)、絵に描いたような江戸前寿司ですね。威勢よく大声でチャキチャキ

   の江戸っ子弁を喋るお店の大将がドンドンとお寿司を握っていきます。

   私は「おまかせコース」(3,500円です)を食べましたが、握り10カン+巻物4本+お好み握り2カンというものです。

   もちろんお好み握りは大トロをオーダーしましたが、口に入れた瞬間溶けてしまうような食感は最高です。値段的

   には高いようにも思えますが、明石のお寿司屋さんでは大トロだけでも3千円はしますから、かなりのリーズナブ

   ルなお値段ですよ。しかしここでも「へぇ〜関西から来たの?築地の寿司はどう?」なんて他のお客さんに聞かれ

   てしまいました。あはっ!バリバリの関西弁で喋っているからスグに分かるんでしょうね。

   築地のお寿司屋さんを出た後は再び大江戸線に乗り浅草を目指します。ただ大江戸線では直接浅草には行け

   ませんので、蔵前から浅草線に乗換えとなります。蔵前から浅草線への乗換えですが、一旦改札を出て、さらに

   外に出てからの乗換えとなります。歩道を歩きながら並んでいるお店を見ていると「おもちゃ問屋」が多いのが目

   に付きます。そっか〜このあたりは台東区になりますから下町のおもちゃさんのメッカですね。風船専門なんてお

   店もありましたよ。

   さて浅草・雷門に到着です。ここも京都・嵐山のように人力車が走っていますね。雷門で記念写真を撮った後、仲

   見世通りを歩いて浅草寺に向かいます。仲見世通りですが、昔によく見かけたようなお店がズラリ並んでいます。

   それに外国人の観光客が多いですね。並んでいるお土産物も「いかにも」外国人相手のお土産(大きな漢字で書

   いてあるグッズや日本傘、それに扇子などですね)です。

   浅草寺でお参りを済ました後、ぜんざいやお汁粉の専門店に入ります。焼餅ぜんざいをオーダーしてしばらく経

   って目の前に出てきたものは・・・えっ?何これ?・・・お椀の中身は焼餅が3個ぐらい入っている上に、こしあんが

   ボテッと乗せてあるだけというもの・・・汁気が全然ないやんか〜ですね。はぁ〜東京のぜんざいにはお汁が入っ

   てないんでしょうか。 

   さて時計を見るとまだ14時です。帰りの新幹線までには十分時間がありますね。そこで上野に行くことにしました。
   
   しかし私と息子は完全に疲れていましたので、上野到着後は家内はアメ横に向かい、私と息子は上野駅前のマ

   ンガ喫茶に入って家内の買物が終るのを待ちます。そして2時間後に上野駅で家内と合流すると・・・・・
   
   何で息子のスニーカーを買っているねん!(それも2足も!)荷物になるやんか〜ですね。しかし家内の弁による

   とナイキの28p(デカイ足だ!)で5千円以下のものは、我家の近くではなかなか見当たらないようです。まあ仕方

   ないですね。これは息子に持たせましょう。(既に私の両手は荷物でふさがっていますから)

   上野駅では明石までの切符で改札を通ります。さあ後は東京駅でお土産物やお弁当を買ったら完了ですね。京

   浜東北線で東京到着後は駅構内を1時間ぐらいブラブラしました。さすがに1時間も歩けば東京駅の構内も分か

   りましたよ。なるほど!フムフムここだったのか・・・という感じで、以前に千葉のKさんと入ったイタリア料理店も、

   昨年の5月に入った喫茶店の場所も確認しました。

   いよいよ東京を離れる時が来ました。私達が乗る700系「のぞみ29号」は既に15番ホームに到着しています。そし

   て定刻どおりに東京を発車。20時過ぎには西明石に到着しました。



   こんな感じで「家族で東京だ!500系・700系のぞみに乗るぞ!」作戦は終了しました。家内も息子も「楽しかった。

   また行きたい!」と大満足の旅行でしたね。チョッピリお父さん?としての威厳が保たれました。

   今回の旅行で私が思ったことは東京は消費の街です。それは多くの人が住みそして集まり、全ての物を消費して

   いきます。人間の本能として蓄えるより消費する方が楽しいですし簡単です。東京の魅力というものは、おそらく

   こんな人間の本質的な部分があるのでしょう。

   今回の旅行で面白かったのは、やはり新たな出会いでした。今日も都庁の展望用エレベーターの前で「45階まで

   55秒です」と案内していたお姉さんや新宿・歌舞伎町で居酒屋のチラシを配っていた関西のお兄さん、それにチャ

   キチャキの江戸っ子弁で話していた骨董屋の大将や築地の寿司屋の大将も働いているのでしょう。私が今まで

   知らなかった世界で多くの人達が働いているのを知って感慨深いものがありました。また皆さんとはお会いしたい

   ものです。

   さぁ〜て今年最後のレジャーも終りました。気が付けば今年も残り僅かですね。ラストスパートをかけてガンバリま

   しょう。

 

    ※と、いうことで、上側の写真ですが、左は靖国神社の零戦をバックにした私(よ〜く見ると目を閉じている)。

      中央は浅草・雷門。右側は雷門から浅草寺に続く仲見世通りです。

      そして下側の写真は私が購入したお土産類ですが、左側はお台場デラックス東京ビーチ内の「台場一丁

      目商店街」で購入した懐かしのオリエンタルカレー。中央は靖国神社の掘り出し市で購入した支那事変従

      軍記章。右側は浅草・仲見世通りで購入した「まねき猫」です。(ふむ・・・どうして黒猫を購入したのかな?

      誰かが気になるのかな?・・・にゃン!)

                                         

 

                             

 

  2003.12.20(第6回GID研究会の案内が来ました)

   前回の岡山大学付属病院での診察の時、佐藤先生が「次回のGID研究会の案内は来ましたか?塚田先生どうし

   たのかな?今回は遅いですね」と言われ、私も「そうですね。昨年は11月末には来ましたが・・・・・」なんてお話し

   ていた第6回GID研究会の案内がやっと来ました。水色の封筒で埼玉社会保険病院内の「第6回GID研究会事務

   局」からです。

   詳しいことは「第6回GID研究会ホームページ」で紹介されていますので概略だけお伝えします。

 

   日時:平成16年3月20日(土)〜21日(日)

   場所:ラフレ埼玉

   会長:塚田攻(埼玉社会保険病院精神神経科)

   会費:1日目5,000円、2日目2,000円、懇親会3,000円

   事務局:埼玉社会保険病院精神神経科(E-mail:gid-6@muh.biglobe.ne.jp  FAX:048-833-7527)

   プログラム内容

   第1日目(専門家向け研修会)

   @性同一性障害とは何か・ガイドラインの概要

   A精神科領域の治療〜各治療段階と適応の仕方(リアルライフエクスペリエンス)

   Bホルモン療法と手術療法の基礎知識

   C戸籍の性別に関する法律(特例法)について

   D心理職としての関与と心理検査の概要

   E学校メンタルヘルスの立場から/他

   第2日目

   @一般演題等

   A懇親会

 

   なお1日目は基本的に「医師、看護師、保健師などの医療関係者、心理職、ソ−シャルワーカー、教育関係者、

   自助グループ代表者」が対象となります。ですから一般の方の参加に関しては、事務局まで問い合わす必要が

   あるかもしれませんね。また一般演題の募集については、先ずは概略のみをメールかFAXで送付して、採用決

   定後作成要領の連絡があるようです。

   しかし一年が過ぎるのは早いものです。ちょうど一年前に第5回GID研究会の案内が埼玉医科大学総合医療セ

   ンター(担当の原さんはお元気でしょうか?)から来ましたが、開封するなり「よし!参加だ!さらに発表だ!」と

   元気モリモリだったのが懐かしいですね。その後の研究会発表に至るまでのことは、過去の日記をお読みいた

   だければ幸いです。

 

   ところで今回はGID研究会年会費1,000円だけお支払いしました。つまり第6回GID研究会には出席しません。

   もちろん参加したい気持ちはあります。しかし参加するには埼玉で2泊しないといけませんし、往復の交通費を

   考えると5万円以上の出費となるでしょう。はぁ〜今の私の経済状況からすれば難しいですね。

   それにGIDガイドラインによるジェンダークリニックの診察や治療に関して、私自身が以前のような絶対的な考え

   から変化が出て来たこともあるのです。確かに正規の医療行為としての診察や治療ですから間違いはないでし

   ょう。それに今までの日本では「無」の状態だったのを、ここまで性同一性障害治療に努力された先生方には大

   変感謝します。

   でも、かといって選択肢は一つでないように思います。他にも方法があります。それは・・・もうお分かりでしょうか

   ら説明は省略します。そして、その方法とジェンダークリニックの治療やデーター収集とは以外にも結ばれていま

   す。いろいろ考えると、GID研究会は確かに私にとっては性同一性障害の知識を得るには有効なイベントですが

   全てではないですね。ですから5万円以上の出費に見合うものかどうか疑問です。

   ただ第7回GID研究会は、神戸学院大学の大島先生が会長で関西で開催されるようです。こちらは自宅から近い

   ですので、もちろん参加します。

   何か第6回GID研究会開催に水を差すようなことを書いてしまったかもしれませんね。まあ埼玉にお近くのGID当

   事者の方はご参加くださいね。決して無駄ではないことは事実です。

 

  2003.12.16(関西忘年会でした)

   先週の土曜日(12/13)は「GID関係者全国連絡会・関西忘年会」でした。

   私のホームページをご覧いただければお分かりかと思いますが、私はGID関係者全国連絡会の西日本幹事です。

       GID関係者全国連絡会の歴史を紐解けば、今から1年半ぐらい前にネット関係を通じて知り合った関東方面と関

   西方面のGID当事者同士の交流を深めることを目的に、代表幹事のHさんと連絡を取り合い結成されたものです。

   最初の総会は一昨年の夏に大阪で開催されましたが(02.09.02の日記参照)、その後は今年の3月の東京、さら

   に夏は広島で開催されるなどコンスタントにOFF会が開催されています。また総会以外には新年会や「お花見」

   などの行事もさかんに開催されていますね。(全て参加しましたので日記で紹介しています。何でしたら日記を読

   み返していただければ幸いです)

   まあ、こんな感じでOFF会(要するに宴会ですね)は頻繁に開催されていますが、関西では長らく開催されていま

   せんでした。そこで「よし!久々に関西で開催するか・・・」で今回の神戸での忘年会となったわけです。

   さて今回の忘年会は12時から神戸ハーバーランドのバイキングレストランでの開催です。ただハーバーランドは

   初めて来られる方には少々分かりにくい場所ですので、11:30にJR神戸駅で待ち合わすことにします。ちなみに

   私の目印は阪神タイガースの小旗(神戸での優勝パレードで配られたもの)なんですよ。

   いつものように明石駅に向かう頃には、参加者の方からバンバン電話やメールが入ります。「今から大阪を出発

   するで〜」から「もう神戸に着いたよ」まで様々ですね。

   予定どおり11時過ぎには神戸駅に到着です。早速代表幹事のHさんや大阪からのメンバー、それに広島から参

   加のYさんと合流。その後京都のYちゃん、高知のYさん(ん?Yさんばっかりですね)、地元神戸のIさん他も揃い

   ましたので、タイガースの小旗を振りながら会場に向かいます。(あ〜何か”団体さま御一行ご案内”ですね〜)

   会場に到着した後も「場所が分からないよ〜」なんて電話もドンドン入ってきましたが、何とかメンバーも揃いまし

   たので忘年会のスタートです。結局、総勢20名の参加となりましたが、実は私としてはヤレヤレなんですよ。

   と、いうのも、本当は22名の参加申し込みがありましたが、お店の方には「20名の参加です」とお伝えしている

   のです。これは「どたキャン」を予想してのことですね。毎度のことながらこのあたりの「さじ加減」が難しいところ

   です。まあ今回はドンピシャ!でしたね。

   代表幹事のHさんの挨拶に私の乾杯。それに私から当日配布した参加者名簿にもとずいて皆さんをご紹介して

   いきます。ちなみに当日の資料ですが、関東でのジェンダークリニックの診察の流れと第6回GID研究会開催案

   内です。東京のMtFであるKさんから無理をお願いして入手した資料なんですよ。Kさん、この場をお借りしてお礼

   申し上げます。

   時間が経つとともに宴会は盛り上がっていきます。あ〜どんどんビールやワインのボトルが空になっていきます

   ね。スゴイ飲みっぷりです。私も飲んだり食べたり喋ったりで大忙し!それでも一息ついてあらためて参加者メン

   バーを見渡すと・・・・・

   ふむ・・・なかなか「色濃い」です。さすがに関西のメンバーです。今まで開催した東京や広島とは一味違います

   ね。どこに出しても恥ずかしくない?メンバーです。やはり日本を代表するGID当事者は関西の当事者と言えるで

   しょう。(あはっ!どんなメンバーなんでしょう)

   さて時間が過ぎるのは早いものです。もう終了時間の14時となりました。会計のIさんがお支払いを済ますと一人

   あたり千円弱という中途半端な返金額ですね。と、いうことで、今度は場所を変えて「お茶」にしましょう。

   再びタイガースの小旗を先頭にモザイク方面を目指します。それにしてもキャナルタウンやモザイクはクリスマス

   ムード満点ですね〜巨大なクリスマスツリーが目を引きます。モザイクでは「あっちキョロキョロ、こっちキョロキョ

   ロ」で喫茶店を探しますが、適当なお店が見つかりません。仕方ないので目の前のお店に突入しますが、お店の

   方に20名とお伝えすると難色を示す表情が・・・・・(ウーン、それとも何か私たちに問題があったのでしょうか?)

   しかし、ここは幹事である私の腕の見せどころです。無理を言って強引に入ってしまえば勝利ですね〜(おそらく

   嫌がれたと思いますが・・・・・)

   適当に分かれて座って思い思いにオーダーしていますが、ん?何やらワインを注文しているテーブルがあります。

   おいおい!まだ飲み足らないの?という感じです。メンバーはどうも大阪南連合軍を中心としたメンバーのようで

   す。しかもかなり酔いが回っているのか大声で喋っていますし足元がおぼつかない方まで・・・(特に名を秘す!)

   やがて家路に急ぐ方から適時自由解散となりました。お疲れさまでした、またお会いしましょう、ですね。

   私も適当な時間になりましたので明石に帰ることにします。各テーブルから伝票を集めて会計のIさんにお支払を

   お願いします。ホンの僅か(200円程度)足りませんでしたが、皆様から集めた会費をキレイに使い果たすことが

   出来ました。これも幹事としてヤレヤレですね〜

   最後まで盛り上がっている大阪南連合軍のテーブルに別れを告げてお店を出ると、代表幹事のHさんが追いか

   けきます。何かお金のことを気にしたり申し訳なそうな顔をしていましたが、全然気にすることはないですよ。参

   加された皆さんは本当に楽しそうにされていましたからね。幹事としてはこれで十分です。

   この後、高知のYさんが「明石の玉子焼きを食べたい!」と言われますので、他のメンバーとともに明石に戻り玉

   子焼きを食べて最終解散となりました。

 

   こんな感じで「食べて飲んで騒いだ」関西忘年会でした。参加された皆様の楽しそうな笑顔が印象的でした。

   それに二次会ではサンタさん(外人の方でした)やトナカイに扮した女性の方がお店に乱入するなど、クリスマス

   ムードを味わうことも出来ました。

   でも・・・・お一人お一人いろいろお話をお伺いすると考えさせられるお話も多かったです。やはり苦労されていま

   すね。だからこそ同じ仲間が集まると、普段の苦しいことを忘れて大いに盛り上がるのでしょう。

   また参加されたメンバーの中には本当にキレイな方もおられます。これも人知れず努力された結果なんですね。

   決して一朝一夕で成し遂げたものではありません。「ローマは一日にしてならず」であり「千里の道も一歩から」で

   す。一つ一つ男性的な部分を消し去ることでパスされているんです。私も見習わなくてはいけませんね。(先ずは

   喋り方と態度からかな〜)

   次回は来年1月24日(土)に名古屋で総会が開催されます。私も参加予定です。また大いに盛り上がりましょう。

 

  2003.12.13(上司とのやり取りは・・・・・)

   どこの会社もそうですが、上司の方は自分の部下についての「勤務評価」というものを行ないますね。そしてその

   「勤務評価」を人事部局に報告することにより、その社員の昇給や昇格、それに転勤などが決定します。

   そんなところで私の会社においても、通常、年末年始のこの時期に「勤務評価」というものが行なわれていますが、

   今までの上司は全くの内密のまま人事部局に私の「勤務評価」を報告されていました。しかし今年度からの新し

   い上司は「一人一人面接を行いオープンにする」と言われたのです。

   と、いうことで、私も先日上司との面接を受けてきました。二人きりの会議室で行なわれましたので、かなり突っ込

   んだ話もありましたが、このホームページで私の仕事のことをお話しても仕方ないので割愛します。ただ私の性同

   一性障害に関しては次のような話をされました。

   1.岡山大学付属病院の診察は今後も継続するのか?

   2.性同一性障害ということで仕事に対する影響はあるのか?

   の2点でした。

   私からは「今後も岡山大学付属病院での診察は当分続きます」と「現在の仕事においては特に問題はありません

   が、仮に男性ばかりの部署に配属されると精神的に苦しいです。男性ばかりに囲まれると体が震えることもありま

   す」とお答えしました。

   すると上司は「そっか〜難しいものだな。まあ組合の関係もあり転勤する可能性は少ないと思うが、考慮しなけれ

   ばいけないんだね」なんて言われました。まあ上司の方は以前にカムアウト済ですから、今回の面接においても、

   このように私に対する配慮をされたのでしょう。

   しかし完全に私のことを理解されているのかというと、そうでもないのです。この面接の翌日、お昼休みに会社近

   くの産婦人科クリニックにデポー注射を受けてきましたが、会社に戻り注射のところを「モミモミ」していると、やっ

   ぱり血が出ているのです。あ〜あ、困ったものですね。服に血がついては大変ですのでティッシュを当てていると

   先ほどの上司が「どうしたの?」なんて聞かれます。「いやぁ〜女性ホルモンの注射は結構血がでるんです」なん

   て血の付いたティッシュを見せながらお話すると、「僕には分からないけど、そこまでしないといけないんだな」な

   んて言われます。

   私から「それにかなり痛い時もあるんです。ですから、いっそオペを受けることも考えているんです」なんてお話す

   ると、「そこまですることは止めておけ。もう元の体には戻れないぞ!」なんて言われてしまいました。

 

   岡山大学付属病院をはじめ他のジェンダークリニックでも、GIDガイドラインによる「ホルモン療法」に移行するため

   の倫理委員会の承認を得るのに、家族や職場でのカムアウトや理解を求められます。

   確かに若いMtFの方がホルモン療法を始められると、2年ぐらいで容姿が全く変わってしまいます。ですからホル

   モンを始める前から家庭や職場での理解を得ていないと、家庭内で疎外されたり職を失うという可能性が高いの

   です。

   でも・・・最近思うのですが「自分は誰のために生きているのだろう」ということです。例えば家庭や会社のために

   生きることは、ある意味「犠牲的精神」ということで一般的な日本人にとって何か「美しい」と受取られることが多い

   ように思います。でも本当にそれが本人にとって幸せなことでしょうか。何も全てを犠牲にしてまで自分が思うがま

   まに生きることをお話していませんが、トラブルを避け周りの方の意向だけに合わす生き方もどうかと思います。

   男性から女性に性移行して生きることは、「人は誰のために何のために生きるのか?」という何か哲学的なことも

   整理する必要もあるのでは?と考えてしまいます。(ウーン、難しく考えすぎかな?)

 

  2003.12.10(と、言われても・・・・・)

   カレンダーを見ると、今年ももう残り僅かになりました。

   仕事の方は比較的余裕があるものの、組合の方は人員や給与面の合理化攻撃を受けていますので、連日大忙

   しですね。さらに「何回あるねん!」と言いたいのが忘年会。

   あ〜どうしてこうも日本人は忘年会が好きなんでしょう。「忘年」ということは今年のことを忘れ、新たな気持ちで

   新年を迎えようとしているのでしょうが、ここまで忘年会が重なるとパソコンでいうリカバリーであり、HDDの交換を

   するように「完全リセット」を目指しているのではないか?とまで思ってしまいます。

   ふむ・・・・・新年早々にOSからインストールしないとダメですよ〜と「いらぬおせっかい」まで言いたくなりますね。

   さてこんな感じで、貴重な自分の時間は身の回りのことを片付けていきましょう。と、いうことで、先ずはの「年賀

   状印刷」です。10/22の日記でも紹介しましたが、「楽々はがき2004」というソフトで年賀状は裏表両面共パソコン

   上では完成しています。後は印刷するだけですね。

   普段はほとんど使わないエプソンPM-820Cというインクジェットプリンターを、押入れから引っ張り出します。ここで

   「いきなり」印刷しては絶対にインクノズルが詰まっていますので、3回ぐらいヘッドクリーニングを行い、さらにテス

   ト印刷を行って印刷状況を確認してからの印刷ですね。

   では印刷開始!です。大体ですが30枚単位で「キーコ、ギーコ」と印刷していきます。あ〜印刷している間は退屈

   ですね〜時々印刷状況を確認するぐらいです。ふと家内と息子を見るとTVに釘付け状態!あ〜こうやって私は貴

   重な時間を費やして年賀状を印刷しているのに呑気なものです。家内は「終わった?」とか「プリンターの音がうる

   さいね」なんて言うのが関の山ですね。

   どうもTVの番組は兄弟をテーマにしたドラマのようです。そのうち息子から「僕にはどうして弟や妹がいないの?」

   という素朴な質問。ウーン、嫌な質問ですね。まさか私が男性として「不能」とは言えないし・・・家内も困った表情

   です。さらに息子から「今からでも作ったら?」なんて、これまた嫌なお願いです。家内は困った顔からやがて私に

   対して「あんたが悪い!」と言わんばかりの少々怒りの表情・・・・・

   家内は息子に対して「もうお父さんもお母さんも若くないから無理なのよ」なんて言っていましたが、家内自身も不

   満があるのは間違いないでしょう。単に「不能」であるばかりかホルモン摂取で男性で無くなりつつあることは分か

   っていますから・・・・・

 

   前回の岡山大学付属病院での診察で、形成外科の光嶋先生から「家庭での立場は同性のパートナーですか?

   それともやはりお父さんですか?」という質問を受けました。

   その時自分でも「はて?」と思うこともありましたが、今の状況からすれば「お父さんです」としか答えようがなかっ

   たですね。でも仮にSRS手術を受けてしまえば、少なくとも肉体的にはお父さんで無くなってしまうのです。

   これはたとえ普段は服で見えないとしても、家内が私に対する見方が大きく変わることを意味します。極端な話、

   男性とのSEXが可能になり浮気(私にとっては無縁のものですが)の相手の性別さえ変わってしまうのです。

   MtF当事者の奥様はほとんどご主人のSRS手術に反対されます。これは単に肉体的に女性になるだけではなく

   男性とのSEXが出来ることに対して嫌悪されることも原因でしょう。この嫌悪感を無くすことは極めて難しいことで

   す。単に「お互いへの信頼」という言葉では片付けられないほど大きな問題です。

   さて私はどうなるでしょうか?今の時点で家内に正面から「SRSを受けたい!」と言える状況ではないですね。でも

   時間をかければ納得させることが出来る問題でもないです。はて?どうしたものでしょうね。大きな問題を抱え続

   けています。

 

  2003.12.05(今年最後の岡山大学付属病院でした)

   一昨日の12/3は今年最後の岡山大学付属病院での診察でした。

   いつものように家内から「お土産は”きびだんご”ね」という言葉に送られての出発です。今回の岡山行きですが、

   財布の中身が少ないこともあり往復とも姫路〜岡山の高速バスを利用することにしました。

   今日の最初の診察予約は佐藤先生の精神科神経科が11:30です。でも、これに間に合うバスは岡山駅前に10:15

   到着分しかないんですよね。岡山駅から岡山大学付属病院までは路線バスで10分ぐらいですから、かなり早すぎ

   る到着となります。でも姫路〜岡山往復2千円は新幹線の半額以下ですので、ここは「我慢!我慢!」ですね。

   それに、この日は同じMtFでご近所のIさんや広島のNさんとの同日診察です。ですから「ワイワイ・ガヤガヤ」と病

   院内でのお喋りが目に見えています。早く到着しても、診察が早く終ってバスの出発時間まで待ち時間が長くても

   退屈することはないでしょう。

   さてこんな感じで、明石からJRの新快速に乗って姫路まで、そして姫路の神姫バス乗場で岡山までの往復バス

   チケットをGETします。予定どおり高速バスは8:40に姫路を出発しました。バスは姫路バイパスの中地から高速に

   入り、途中から山陽自動道に入ると予定どおり10時過ぎには岡山に到着しました。この後、路線バスである岡電

   バスに乗換え、病院には10:30に到着です。ふぅ〜診察予約時間まで1時間もあります。まあ仕方ないですね。

   いつものように予約カードをGET&健康保険証の再照合の後、2階の精神科神経科に到着です。早速キョロキョ

   ロと見渡してIさんを探すと・・・・・いました!いました!本を読んで退屈していますね。それにしても普段は神戸・

   三ノ宮あたりで会うことが多いIさんと、病院の待合室でお会いするのは何か変な感じです。

   さてと・・・・・で、早速お喋りの開始です。もちろん他の患者さんのご迷惑にならないように注意していますよ。

   次に登場したのは広島のNさんです。黒い巨大な物体?の登場ですね。あ〜これで岡山大学付属病院・佐藤組

   問題児?が揃いましたね〜(ん?問題児は私だけか?)。全員が揃ったところで、お喋りにも熱が入ります。そん

   な3人の揃った姿を見つけた佐藤先生は「?」の表情ですね。

   1時間ほど待って私の名前が呼ばれました。いつものように家庭や職場の状況からお話が始まります。佐藤先生

   のお話では、まずまず順調のようです。ただ職場にカムアウトしている以上は、仕事に対して全力で取組まないと

   いけないように言われていました。これは、やはり性同一性障害という一種の障害ですから、昇進や昇給に影響

   が出る恐れを危惧されてのことです。私にとっては少々耳の痛い話ですね。

   カウンセリングも一息つき、この後の形成外科への院内紹介状を用意されます。「今日は始めて形成での診察を

   受けられますが、SRS手術についてはどうでしょうか?」と尋ねられます。私から「当然希望していますが、現状で

   は家内の理解を得られないので難しいでしょう。ですから去勢手術だけでも・・・・・という気持ちもあります。それ

   に岡山でのSRS手術はかなりの順番待ちのようですね」とお答えすると、「実は岡山大学付属病院では去勢手術

   だけでも行なっています。それは、手術を受けたいがSRSまでも、と希望される方がおられるからです。ちなみに

   手術は形成外科ではなく泌尿器科で行なわれ、入院の必要もなく日帰りとなります。費用は10万円ぐらいだった

   と思います」と説明されました。

   さらに「SRS手術の順番待ちが長いのは、埼玉では大部屋を使われているようですが、岡山大学付属病院では

   手術後の入院には患者さんのプライベートを重視して個室を使っているからなんです。SRS手術用に一室を確保

   していますが、これが限界です。通常2〜3週間程度の入院を要しますから、年間では20人程度しか手術を行なう

   ことが出来ないのです。ただ去勢手術の場合は入院の必要がありませんので、倫理委員会の承認を得られれば

   スグに行なうことが出来ます」と言われていました。

   なるほどね〜なかなか難しいものですね。この後私から「去勢手術を視野に入れているのは、普段のホルモン費

   用のこともあるのです。去勢すると半分とか1/4程度で済みそうですから・・・」とお話すると、佐藤先生は「ウーン、

   なるほど・・・言われていることはよく分かります」と納得されていました。

   こんなお話で佐藤先生の診察は終りました。次に向かうは形成外科です。形成外科の待合室には精神科神経科

   の診察を終えられたIさんがお待ちです。しかしIさんの隣におられる方は・・・・・ん?おやおや9/6の日記でも登場

   した私と同じ兵庫県のMtFであるYOさんです。ガサツな私やNさんと違い(Nさん、ゴメンね〜)とても女性らしいキ

   レイな方ですよ。

   私やNさんの形成外科での診察ですが、かなりの診察待ちのようです。それにIさん・YOさんの診察が終わりまし

   たので4人で揃っての「お昼ご飯」とします。メニューは少々早いですが病院前の蕎麦屋さんでの「年越しそば」で

   すね。

   まあしかし・・・・・私とNさんは喋る!喋る!。ハッキリ言って物静かなYOさんは気の毒?にも圧倒されています。

   と、いうことで、この後は私とNさんとで少々自己反省。容姿は別にして、とりあえずガサツな態度を慎もうと二人

   で誓いあったのです。(はぁ〜何か無駄な誓いのような気も・・・)

   ここで診察を終えられたIさん・YOさんとはお別れです。「お疲れさまでした。またお会いしましょう」ですね。

   再び形成外科に戻った私とNさんとは診察待ちです。時間がありましたので、私は次回の産科婦人科での診察予

   約を取ります。ちなみに産科婦人科と形成外科は同じ3階で、しかもほとんど隣り合わせなんですよ。

   さて、私の名前が呼ばれましたので診察室に入ります。担当は光嶋先生です。先ずは一般的な家庭・会社での状

   況や岡山大学付属病院での通院期間、それにホルモン療法期間について尋ねられます。私がお答えすると「うん

   うん」という感じでカルテに記入されていましたが、私の感触ではSRS手術への資格?はありそうな雰囲気でした。

   この後、光嶋先生から「SRS手術の内容についてご存知ですか?」と聞かれました。私から「第4回・第5回GID研

   究会に参加しましたので概略は分かっています。そういえば光嶋先生は第4回GID研究会では発表されていまし

   たね」とお答えすると、「どうだった?僕の説明は分かった?スライドの写真で気分は悪くならなかった?」なんて

   急にニコニコしながら話し始めました。「そっか〜研究会に参加されたなら大体分かっているね。最近の患者さん

   は手術に詳しいんだよ。あの方法で手術してください、なんて希望が多くて・・・・・」なんて言われていました。

   そして「詳しいことは次の診察でお話しましょう。大体4ヶ月に一度ぐらい来てください。え〜と次は4月だね」と話

   されたので、私が「実は4月は産科婦人科の予約を入れていますが木曜日なんです。産科婦人科は火曜日と木

   曜日ですが、光嶋先生は水曜日ですよね」とお話すると、光嶋先生は「何だ!産科婦人科とは曜日が合わない

   のか。初めて聞いたぞ。困ったものだな。今度の会議で提案するからメモしておけ!」なんて助手の方に言われ

   ていました。

   この後「ちょっと写真を撮らしてね」なんて言われて私の顔写真をデジカメと一眼レフで撮影されました。ウーン、

   どういう意味があるのでしょう。光嶋先生はGIDの方の写真を撮るのが好きなんでしょうか?それにしても光嶋先

   生はなかなか楽しい先生ですね。

   これで全ての診察が終りました。会計での支払いですが、今回の診察代は1,160円というものでした。さらに形成

   外科単独の診察代は「0円」。つまりタダでしたよ。この後、Nさんのホンダ・ライフ(私は”猫号”と呼んでいます)で

   岡山駅まで送っていただき、大量のきびだんごをGET。そして行きと同じ高速バスで岡山を後にしました。

 

   今回で今年最後の岡山大学付属病院の診察は終りました。

   診察内容は別にして「とにもかくにも」ついにSRS手術を担当する形成外科の診察を受けたことは事実です。ただ

   現実的には極めて遠い道のりであることは間違いないですね。それは予算的にもそうですし、長期間にわたり仕

   事を休むことが出来るかどうかも分かりません。さらに家内の同意を取り付けることは、まず不可能でしょう。

   ここまで佐藤先生や産科婦人科の中塚先生には本当にお世話になっています。特に正式に倫理委員会や判定

   委員会の承認を得ていないのにもかかわらず、紹介状という形式を取っていますが、明らかにホルモンの処方箋

   まで出していただいたのは感謝以外の何物でもないです。

   確かに性同一性障害の方にとって、岡山大学付属病院のようなジェンダークリニックで診察を受けることは極め

   て大事であり必要であると考えます。それは私がこのホームページで、何度もジェンダークリニックでの診察を薦

   めていることでも御理解していただけると思います。

   でも・・・このまま岡山大学付属病院に通院を続けていることは、今の私にとって何かメリットはあるのか?と考え

   ると疑問にも思えてきます。今後も岡山大学付属病院での診察は継続しますが、それ以外の「手法」についても

   考える必要性は感じています。ただ形成外科の診察は始まったばかりです。もう少し状況を見守りながら自分の

   考えを整理して行きたいと思っています。

 

  2003.12.01(京都に行ってきました)

   先週の水曜日(11/26)に、11/16の「日記」でお伝えした京都に行ってきました。

   明石駅9時前の新快速に乗って京都に向かいます。ラッキーなことに次の停車駅である神戸から座ることが出来

   ました。よし!これで京都まで「居眠り」することが出来ますね。さぁ〜て寝るぞ!です。

   京都駅には少々遅れて到着しましたので、ダッシュで新幹線改札口に向かいます。何度か携帯で連絡を取り合い

   やっと東京から来られたKさんと合流出来ました。Kさんは私と同じMtFの方なんですよ。5月には新宿の居酒屋で

   宴会したお友達ですね。

   東京からお越しのKさんはそのまま嵯峨嵐山まで行けますが、私は一旦改札を出て、改めて京都〜嵯峨嵐山の

   キップ買い求めます。と、同時に「現地案内人」である京都のMtFのYちゃんとも合流。ふむ・・・これで今日は地図

   なしで迷うことなく観光出来るでしょう。

   ところで11/16の日記では、明石〜京都は途中下車して運賃を節約する作戦でしたが、予想どおり?バタバタし

   ていたため時間的に不可能でした。やっぱりねぇ〜考えていたようには行かないものです。もっとも、この後も全

   て作戦変更を強いられたのですが・・・・・

   さて、こんな感じで3人が集合の後、山陰線のホームに向かいます。あ〜やっぱり山陰線ホームは人であふれて

   いますね。ほとんどが嵯峨嵐山方面に向かうようです。と、いうことで、予想どおり大量のお客さんが嵯峨嵐山駅

   で降りられます。嵯峨嵐山駅には観光マップや施設の割引チケットなども用意され、観光地である嵐山の雰囲気

   がプンプン感じられますね。

   人込みの多い中を渡月橋を目指しますが、道路が狭いこともありどうも歩きにくいですね。しかも道路は自動車に

   バスにバイクに人力車が走り廻っています。ウーン、とにかく人と車で一杯です。

   渡月橋から見る紅葉ですが、今年はどうも色付きが悪いです。確かに赤や黄色に染まっていますが、鮮やかさに

   欠けています。この後は天龍寺へ向かい、拝観料を支払いお寺の中や庭園を散策します。お寺の中は大きな畳

   の部屋に入ることも出来ますが「寝転び禁止」の表示が・・・・・いやぁ〜なかなか私向き?への標識です。とにか

   く広いところではスグに寝転ぶ傾向がありますからね〜。Kさんから「はい!由美さん用の標識ですよ」なんて警

   告?を受けてしまいました。

   庭園から有名な竹林を抜けて野宮神社に向かいます。野宮神社では、掛けられている絵馬を見ていると楽しい

   ですね。「○○さんと一緒になれますように」なんて将来に対する願いから「ずぅ〜と○○さんと仲良く過ごせます

   ように」なんて現状維持?を希望される方まで様々です。いやぁ〜なかなか女性らしい願いが込められています。

   私の願いも絵馬に託したいところですが、見られた方が「はぁ〜?」とか「何だこりゃ?」なんて思われそうですか

   ら止めておきましょう。

   さて、お腹もグゥ〜グゥ〜鳴っていますからお昼ご飯にしましょう。しかし、このあたりは高いのだ!「なになに、に

   しんそばが900円?高すぎるぞ!」ですね。と、いうことで、嵯峨嵐山駅近くの「コミュニティ嵯峨野」というところに

   入ります。どの定食でも大体1,000円ぐらいですから、まずまず納得出来る値段です。しかも「さりげなく」京野菜や

   京漬物が入っていますね。

   さて食事も終わり、一区間JRに乗って降りたところは太秦です。当初の予定であれば「東映映画村」に行く予定だ

   ったのですが、Kさんの希望もあり金閣寺に向うことにします。しかし・・・はて・・・太秦から金閣寺へはどうやって

   行くのでしょうか?地元のYちゃんでさえ「バスかな?」なんて言っていますが自信がない様子。

   こうなりゃタクシーですが、気になるのがタクシー料金。ウーン、2千円かな?いやいや3千円を越えるのでは?

   なんていろんな憶測が飛び交います。さらに太秦駅前は何か寂しい感じです。大体からしてタクシーが通りそうな

   雰囲気がありません。大丈夫かな〜ですね。

   でも心配は不要でした。スグにタクシーを捕まえることが出来たのです。しかも千円少々で行けるようですね。そ

   んなところで15分ぐらいで金閣寺に到着です。あ〜ここでも人が多いですね。でも嵐山もより、こちらの紅葉の方

   がキレイな感じです。

   さて金閣寺ですが、まばゆいばかりに輝いていますね。ちょうど日が傾いてきたこともあり光の加減もバッチリです。

   もう金閣寺をバックにしての記念写真のオンパレでした。金閣寺を後にして「さて次に向かうは・・・」ですが、時計

   の針は15時です。今から京都駅に戻ると夕食には早すぎます。と、いうことで、Yちゃんお勧めの「四条河原町」を

   バスで目指します。

   四条河原町ですが、有名な南座(歌舞伎ですね)や油取り紙で有名な「ようじや」あたりをウロウロします。まあそ

   れにしてもここも人が多いです。やはりこの時期の京都は観光客であふれていますね。その後適当な時間になり

   ましたので、八坂神社や京都市役所などを横目で見ながら京都駅に到着。

   京都駅ビル伊勢丹11階の「ゆばと京野菜」のお店を目指しますが、11階レストラン街もお土産を片手にした観光

   客で一杯です。「ゆばと京野菜」のお店もかなりの方が順番待ちです。仕方ありませんのでオムライスとステーキ

   というサービス定食で済ませました。

   さて残念ですが、私が明石に帰らないといけない時間となりました。京都駅の改札でKさんYちゃんとはお別れで

   す。お二人はこれからライトアップされたお寺を見に行かれるようですが、私は朝が早いですからね。それに帰宅

   してからお風呂掃除や洗濯機を回さなければいけませんので・・・・・

   ではまたお会いしましょう、です。特にKさんは東京ですから今度いつ会えることか・・・・・でも次は私が東京方面

   に行きますからね。Yちゃんは12月の忘年会ですね。結局、明石には20時頃到着しました。

 

   とにかく「人!人!人!」の京都でした。それでも天候に恵まれ秋の京都を満喫したところです。それに自然の中

   を散策して気分もスッキリ。毎日毎日パソコンに向かうのとは大違いです。

   家に帰ると「お父さん、ニコニコしているけど何か楽しいことがあったの?」なんて聞かれます。いやぁ〜実は家内

   には内緒の「お忍びレジャー」だったんです。正直に話すと「自分だけズルイ!」という言葉が待っていますからね。

   家族サービスは今月の末の東京です。その時に埋め合わせしますので、ご容赦していただきましょう。


   (追伸)

   右の写真は金閣寺の入場券でもある「お札」です。中央の写真は光り輝く金閣寺。右の写真は「ようじや」で購入

   した紙石鹸です。