31st / Dec. / 2003 |
大晦日。実家に帰る。 いつも遅めに住居を出るのだが、今回はなんとか午前中に出発。昼前に東京駅に到着する。帰省ラッシュは分散傾向にあって緩和されていると云うが、東北新幹線についてはその範疇では無いようで、ホームに到着するなりその混雑ぶりに唖然とする。次発は勿論、次々発の列もかなりの乗客が並んでいて、とても座れそうにない。3本後の列車に乗ろうとするが、該当するのは全席指定の『はやて』なので座る事ができない。仕方なく4本後の列車に乗るべく並ぶ。列車の出発まで1時間以上あったが、東京駅折り返しの車輌で無かったので早めに入線し、発車の20分程前には座席に着く事が出来た。仙台まで2時間強、シグマリオンで前日に準備しておいたMP3を聴いたり、HTMLエディタで日記を打ったり、居眠りしたりすぎて過ごす。大宮駅周辺で、さいたまスーパーアリーナに既に行列ができているのが見えたのが印象的だった。 そのさいたまスーパーアリーナ他で行われた格闘技イベント系の番組は見ず、紅白歌合戦を見て過ごす。 零時を過ぎて、『元朝参り』に行く。この『元朝参り』というのは標準語だと思っていたのだが、実際には方言のようで、しかも地方によってその意味が異なるようだ。自分の実家近辺では元日未明に寺社に行くことを指して『元朝参り』というよで、一般的には『二日参り』と言われるものだ。自分はこの『二日参り』というのが解らなくて、柚実にそう言われても何の事か解らなかった記憶がある。実家から徒歩で10分程度の観音様へ家族で参詣。街中の小さな観音様なのだが、昔に比べて参詣している人の数が随分と少なくなっている印象がある。子供の頃、この観音様に来ればクラスの誰かと必ず逢う、というくらいの人出だったような気がするのだが。少子化の影響か、あるいは周辺の再開発で数多くあった市営住宅が無くなってしまったからなのか、あるいは、もう元朝参りなどしないという層が増えているのか。 |
30th / Dec. / 2003 |
コミケ。夏とは正反対の快晴。暖かく過ごし易い気候。 今回はサークル参加の手伝いではなく一般での入場なので、朝、ゆっくり住居を出て会場に向かう。多少前後はあるのだろうが、現在、限定本や大手サークルを狙わず、普通に本を買おうとおもうならば、11時半頃に会場に入るのが適当なのではないだろうか。11時だと入場行列が解消していない場合があるし、12時だと、もうかなり余裕だ。新宿での埼京線のりんかい線直通の接続が悪く、山手線で大崎まで行くが、そこでも上手く接続できず、国際展示場駅に11時半、会場には11時45分くらいに到着する。 夏に続き、廻るスペースの情報をシグマリオンに入れて持ち歩く。先に西館での用事を済ませてしまう。まずはnanosoundsで新譜『SUPERB!』を購入。前日にWebでサンプルのMP3をダウンロードして聴いて、期待していただけに入手できて嬉しい。続いて西館では来迎昇天でマリみて本の『あやマリ』。これも購入できて良かった。それから西館の上の企業スペースに向かうが、西館内の大エスカレータが動いていないので外周の階段を延々と昇る。途中、コスプレ広場の前を通る事になるのだが、撮影されている人の後ろを通らねばならないので、シグマリオンで顔を隠して歩く。企業スペースは、何処でも拡声器やスピーカを使っていて、やはり異質な印象。新作ソフトのデモを行っているところなどは、もの凄い人垣が出来て完全に通れなくなってしまっている。そんな中で幾つか廻って買い物をする。 東館に移動。先に東4〜6を廻る。そういえば、Web上でのスペース情報で館の情報を『東ブロック』と書いてある所が多くて、カタログを購入しない人間には不便で困る事が多い。せめて東1〜3なのか4〜6なのか明記して欲しいと思った。カタログは購入推奨であって必携では無かったように記憶しているのだが、どうっだたか。入口のそばにBELL'S BRANDの行列が見えたので寄ってみる。いずみべる本人は居なかったが他の人間と逢って暫く遊ぶ。東4〜6では他にCHOCOLATE UNITで新刊は完売していたので再版の『WORLD TANK MUSICAL GIRL』、BRASSで『神奈川県軍』の新刊、T2 ART WORKSで『Foundation X』を購入。かつての同僚の主催するFLASH POINTは新刊が落ちてしまったとの事で委託の本を購入する。その後、東1〜3に移動するがRUBBISH選別隊が東4〜6だというのに気付き、戻ってマリみて本を中心に数冊購入。 東1〜3では根源地であるSTUDIO亜人類とみずも倶楽部の合体スペースに到着、しばらく休憩。ここで丁度廻ってきていたいずみべるに逢い新刊を頂く。みずも倶楽部の水城たくや氏は『約束』通りにマリみて本。前月に入間基地祭で御一緒した際に「ドリルっすよドリル!ドリル希望!」「うーんやっぱりドリルかなぁ」と悪天候の為に飛行展示が中止された航空機群を基地のエプロンから見て話していた通り、祐美×ドリル。マリみても幾らか成年向きの内容のものが増えてきたが、どうも納得行かない内容のもの、例えば原作の人気にあやかっただけの、どんなキャラでも成立してしまうようなものが多く落胆していたのだが、流石に原作にハマった上で描かれたものは面白い。妙な言い方だが氏のこれまでの作品の中で一番面白かった。これまで氏の出した所謂『葉鍵系』の本と違って、原作に自分が完全にハマっているから、というのもあるのだろうけど、別格に思える。 続いて猫が九匹で新刊を頂き、しばらく談笑。忙しくてまだ『バラエティギフト』を読んでいないとの事なので、ネタバレに注意しつつ話す。ドリルや可南子を描いているか否かで『マリみて』へ本当にハマっているかどうかが試されるとかそういった議論。次いです茶らか本舗でも新刊を頂き、夏に出た本を買い損なっていたので購入。他にすたひろBOXで頼まれ物を購入し、通りがけに発見したスタジオリテイクで新刊購入。 後はSTUDIO亜人類とみずも倶楽部の合体スペースで閉場まで過ごす。 打ち上げは再び新宿。りんかい線の埼京線直通が上手く接続して楽に到着。いつもの店に集結し、7〜8サークル合同になる。分散集合を繰り返して面子も入れ替わるが、全体の規模は10年経過しても、あまり変わらない。打ち上げの際中に、水城氏と祐巳は基本的に総攻である事を確認しあう。聖さまは例外。打ち上げに参加した面子の中で『マリみて』本を出している人物といえばす茶らか本舗の大槻さんなので、すかさず同意を求め、了承される。意外に(?)出席した面子の中で『マリみて』全巻読破の人間が少なかったが、この事に関してその中で共通見解として確認しあう。猫が九匹の柚月猫氏による『ブラックゆみすけ』はその典型か。夏に引き続き特に二次会もせずに解散。 帰宅後、戦利品の整理を行い、ネットを使って戦果報告を行う。 今日、入手したCDをMP3にエンコードしてシグマリオンに転送、明日に備えて寝る。 |
29th / Dec. / 2003 |
昨日の日記を書いた後の出来事。既に日付が変わっていたから、今日の日記に書いても問題は無い(詭弁)。 年末だというのに、というか年末だからなのか、テレビで碌な番組を放送していなかったのでスイッチを切っておいたのだが、深夜になって何も考えずにまた入れると、佐藤琢磨が出ている。琢磨が一年の抱負を語っているようなので、フジテレビのスポーツニュースでBARのテストを取材したのかと思ったが、よく見てみると今年の開幕前の映像だった。そこまで見て、これが今年のF1の総集編の特別番組だというのに気づいた。そういえばフジテレビは毎年年末深夜にF1の総集編を放送していたと思い出す。いろいろ意見はあるだろうが、個人的には今年のF1シーズンは比較的面白かったと思う。シューマッハが一人勝ちした訳ではなかったし、ドライバー、コンストラクター、共にタイトルはなかなかの混戦模様だったと思えるし。意外なドライバーやチームの躍進もあって楽しかった。ウィリアムズやルノーの復活、突然ポールを取りそうになったミナルディ、モントーヤやアロンソの活躍は小気味良かった。 総集編という事で地上波で放送されたF1の中継録画映像を使っているのだが、レースの内容はともかく、今年の放送の酷さを再認識する番組でもあった。開幕直後の放送は本当に酷かった。自分も、抗議メールをフジテレビにどれだけ出したか解らない。「あっ」とか「わっ」とか無意味に入る声、噛み合わない解説と実況、片山右京が全部喋れば良いのにと何度思った事か。放送が進むにつれて若干改善されて行ったが、コンセプトが根本的に誤っていたとしか思えない。来年は改善されていると良いのだが。 そのF1総集編を見ながら以前に買ってそのままにしてあった『パンツァーティーア』シリーズを組み立てて遊ぶ。商品形態は所謂プラモデルと同じような組み立て式だが、すべて嵌め込み式で、再び分解を行うのが簡単なので、どんどん組んでしまう。そもそも『パンツァーティーア』、というより『ゾイド』は、塗装や加工を行う前に一度完全に組み立てを行って試運転をした方が良い。まず『デスピオン』を組み、次いで『ゴーレム』、それでもまだ放送が終わらないので『ロードスキッパー』も組む。あと1つの『ショットウォーカー』は既に組んでいるので、これで現在出ている『パンツァーティーア』の4種全てが組みあがったという事になる。どれも格好良いので、来年劈頭にでも塗ってしまおうと思った。 朝、起きてからすぐに洗濯する。 新宿を経由して恵比寿へ。勤務先に行く以外で恵比寿に行くのは久々だ。一昨日にミスタークラフトで見つけた特価品が目当てだったのだが、流石に既に完売してしまっていた。やや落胆しつつ模型のフロアに行くと、バンダイの『トラック野郎』のキットが再入荷しているのを発見する。これらのキットは昨年再版されたのだが、その時は出遅れてしまって、希望の物を入手できずに悔しい思いをしていたのだ。棚の奥をさがしてみると、果たして、希望の『やもめのジョナサン』を発見。菅原文太演じる主人公桃次郎の弟分、愛川欽也演じる金造の愛車だ。荷台の部分の札束の絵柄が子供心に大好きだった車輌だ。さすがに主役の車輌が無いのも寂しいので『爆走一番星』も買っておく。尤も、劇中の車輌を精密に再現したキットではなく、シリーズの多くが付属のシールを変えただけなので、キットそのものに大差は無い。『やもめのジョナサン』が2軸の4トン車では無く、3軸の『一番星』と同じサイズになってしまっている程だ。イメージモデルとして楽しく作るのが正解だろう。それ程に塗る場所も多く無いキットなので、さっさと仕上げてしまおう。 新宿に戻り買い物。 『キューティーハニー』が監督に庵野秀明を擁して実写映画化されるのが話題になっているが、永井豪のもう一つのセクシーヒロイン、『けっこう仮面』も同じく実写映画化されている。『けっこう仮面』の方は以前にも実写でビデオ作品として製作されているのだが今度は映画という事だ。こちらは『キューティーハニー』ほどに注目されていない感があったので、ちょっと興味が出て、出演者等を調べてしまった。確か以前のビデオ版では所謂セクシーグラビアモデルが演じていたという記憶があったのだが、今回の主演は、なんと、斉藤志乃、だ。 斉藤志乃という名前を聞いて誰であるか解るというのは、この日記を読んでいる向きの中でも一人しか居ないような気がするので詳しく書くが、『桜っこクラブさくら組』の最後期メンバの一人だ。もう10年も前の事だと気づいて驚いたのだが、『さくら組』は94年春に最後のメンバ入替が行われていて、当時の『セーラームーン』ミュージカル出演者5人に、加藤紀子と秋元彩香が残留し、それに新人が加わる、という構成だったと記憶している。その新人の一人が斉藤志乃だ。当時はちょっと「むちむち」系で、美少女系から外れたキャラを担当していたような印象があった。自分は新人メンバの中で一番好きだったのだが。『さくら組』終了後も幾つかの番組で活動していて、数年後に写真集を2冊出し、同時期からVシネマ等に出演するようになった。『さくら組』当時は「むちむち」だった彼女も、相当に絞ったのか格好良く成長し、頑張っているのだなぁ、と感心させられた。その斉藤志乃が出演者の中では一番上に名前が来ている。けっこう仮面本人のキャストは「?」というお約束になっているのだが、まぁ、主演である事に変わりはあるまい。もうかなり残り少なくなってしまった『さくら組』の一人として、また女優として、これからも頑張って欲しいと思った。 |
28th / Dec. / 2003 |
殆ど寝て過ごす。 通販で予約していたユージンのナムコギャルズ4が届く。注文した時点では別バージョン版の数などが発表されておらず、基本的にノーマルのセットを予約したつもりでいたので、ノーマル6種が届くものと思っていた。昨日、何度か廻した時点で既にノーマルは揃ってしまったので、ちょっと無駄になってしまったと落胆しつつ開封してみると、何故か別バージョン版が幾つか入っていて驚く。別バージョン版4種のうち、吉乃ひとみだけは2個出ていたのだが、他の3種はまだ出ていない。通販で送られてきたもののうち、別バージョン版が入っていたのは、まさにこの3種だった。図らずもこれで全種コンプリートとなってしまった。何故このような組み合わせで送られてきたのか解らない。業者のサイトを見てみると、きちんとノーマル版のセットと別バージョン版のセットが別けて注文できるようになっている。尤も、自分としては最善の組み合わせで送ってもらえたので、この偶然を喜ぶ事としよう。 |
27th / Dec. / 2003 |
土曜だが月曜が冬季休暇なのでその振替出勤。休みにしても構わないと思うだが。 帰宅時に新宿で買い物。ユージンのナムコギャルズ4とバンダイのHGIFエヴァ貞元コレクションが出ているので、何度か廻す。前者は1セット注文済みなのだが、混入率1:1で別バージョンがあるという事で、何度か廻して遊ぶ。シルクの素顔版がなかなか出なくて難儀する。結局出なかったので高めでも単品で買おうと思った。エヴァの方は引きが良く、殆どダブらずに希望のものが出た。新宿西口のイエローサブマリンで、次がアスカ、その次が綾波という状態でローディングされていたので、どちらも1個ずつ持っていたが、もう1個取っておこうと思い、3回まわした。1個めは持っていなかったマヤだったので、これも幸運。 ・『ストラトス・フォー スペシャルファンディスク』 来春のOVAシリーズまでのつなぎ。オマケに美風のフィギュアが付属するが微妙な出来。PLATZが企画に参加しているそうだが、だったら1/200くらいのTSR.2をつけてくれれば良いのに。いつもは山内則康のイラストの別バージョンが入っているジャケット裏面は『世界の駄っ作機 出張版』と題して岡部ださくによるメテオスイーパー仕様のTSR.2とYak-28の解説。どうでも良いがパッケージには「『世界の駄っ作機』などでお馴染みの岡部いさく」と書いてあるのは厳密には誤りではないのだろうか。岡部ださくではなく岡部いさくはDVD本編でもメカニック解説で出演していたりして、これが声優の下地島道中やメロキュアのPVと一緒に入っているのだから、一体誰に向けて作っているのかなかなかに謎な商品。買いましたが。 |
26th / Dec. / 2003 |
今日もSPAM。Webを廻ってみるとかなり大規模に出まわったらしく、同じものを数件発見できた。これもHTMLメールで来ている。所謂『使用料金回収詐欺』の類だが、HTMLメールにして、「ダウンロードした画像」を添付してあったり、「連絡先」がクリッカブルになっていたりする。自宅環境で受信したからいいようなものの、シグマリオンの方の@FreeD接続で受信してしまったら、全部受信するのに数十秒はかかってしまうのではないかという代物。もはやメールボムの類では無いのか。自宅環境ではHTMLメールを受信しても化けて読めないし、シグマリオンでは内容が全く表示されない。自分はHTMLメール否定派なので、受信できない事に全く不満はなく、むしろ表示されない方が嬉しい。今回のSPAM、メールの本文部分を何度も読んで見たのだが、どうやってその『サービス利用料金』とやらを払えば良いのか、全く解らなかった。本文の方に「ここをクリック」と書いてあるが、HTMLの記述で「ここをクリック」は推奨されていないはずだ。かろうじて、これと同じSPAMがWeb上で晒されているのを見つけたので、どんな風に表示されるのか解ったのだが、そうでなければさっぱり解らなかった。尤も解ったところで何にもならないのだが。手間暇かけた凝った作りのSPAMだが、受信した側が読めなければ何も意味はないしそもそも意味は無いという事だけが事実として残った。 『パンツァーティーア』の『デスピオン』を買う。 ・『覇者の戦塵1944 インド洋航空戦[下]』(谷甲州 / 中央公論新社C☆NOVELS) 一ヶ月遅れでの刊行。先月のC☆NOVELSの広告で見て驚いたのだが、表紙は二式大艇とB-17。この2機の死闘を谷甲州はいかに描くのかと期待して一ヶ月待ち、いよいよ読んでみた。期待通りで、地味なのか派手なのか解らない銃撃戦、速度と位置エネルギーの駆け引き、巨大な機体が空を飛ぶという不安定さ、それぞれが絡み合って独特の緊張感と迫力を醸し出している。このシリーズの読者なら誰でもそう思うだろうが、大戦艦も大提督も出てこなくとも、そこには人間と機械のドラマがきちんと成立しているのだ。 ところで二式大艇とB-17の戦闘といえば松本零士の『戦場まんがシリーズ』(現在は『ザ・コクピット』に所載)の『大艇再び帰らず』で同様の組み合わせが見られるというのだが、実際にこの2機は戦場、というか太平洋上で顔を合わせた事があったのだろうか。Webを廻ってみたが、「有った」と「無かった」の2通りがあって、よく解らない。97式大艇とB-17が交戦した事はあったそうだ。この2つのフィクション作品でこの2機が交戦するのは不自然ではない、といったところだろうか。 そういえば二式大艇といえば、唯一の現存機が東京の台場の『船の科学館』にて屋外展示されているのをご存知の向きも多いだろうが、あの機体が『船の科学館』を擁する日本財団から防衛庁に譲渡される事が決まったそうだ。 あの二式大艇は屋外展示に耐えるように、機体表面に保護皮膜を塗布しているそうだ。そばで見てみても、手荒く屋外展示をしているという雰囲気ではなく、丁寧に手入れをして屋外展示を行っている、という印象が強かった。錆が浮いていたりするのではと心配していたが、決してそんな事は無かった。また、腐食防止の為に基本的に内部には立ち入る事が出来ないようにしているとの事だ。何故こんな事を書いたかというと、『宇宙のパスポート[2]』で、貴重な機体を屋外展示する悪例として同機が挙げられていたからだ。屋外展示、それも海辺の施設でそれを行うのは、確かに問題があるかもしれない。だけど、それを行う為の最大の努力を払っているのが同機なのでは、とも思ってしまったのだ。 その二式大艇も、防衛庁に譲渡された後は、鹿屋基地に展示される予定だという。来年早々にも船積みで移送されるそうだ。鹿屋基地には他にたくさんの機体が保存されていて、しかも元々は大艇のかつての所属である大日本帝国海軍の基地を祖とする場所だ。大戦末期には特攻基地としてして使用された事でも知られる。大艇そのものが配備されていた場所では無いようだが、MG誌に大艇の作例が載った時のコピーを借りて、「大艇、遂に還る」といったところだろうか。 |
25th / Dec. / 2003 |
クリスマスに合わせたのか、SPAMが大量に届く。 自分はアドレスは基本的に一つしか使っていなくて、自宅以外ではシグマリオンからメールサーバのチェックを行っているのだが、帰宅時に同じ業者から十数分毎に6通程が送信されてきて、流石に腹立たしくなる。プロバイダの迷惑メール阻止機能を使っているのだが、それに登録する前に連続で送られてきてしまった。帰宅後にすぐにPCを起動し、阻止する。 また、HTMLメールで営業をかけてくる業者もあった。自ら悪徳ですと宣伝して廻っているようなものか。 今日、届いたものの中で、最も興味深かったのは、『海外のブックメーカーで日本の競馬等に対する賭けを行う事ができる』というもの。面白がってサイトを見てみると、FAQに競馬法云々が載っていたので、更に競馬法が載っているサイトを調べて、そちらを夢中になって読んでしまう。とりあえず結論として思ったのは、競馬法の第30条にある『勝馬投票類似の行為の禁止』という表現は、なかなかのワイルドカードだという事だ。 |
24th / Dec. / 2003 |
会議で2時間近く一人で喋って疲れる。 いつもなら何でも無い事だが、体調の悪い時にこれをやると本当に疲れる。 2日前なら確実だろうと予測し、帰宅途中に新宿で下車して『電撃萌王 Vol.8』を買う。店中に山積みになっているのが可笑しい。競合各誌の中で『電撃萌王』だけは創刊から欠かさず買っているのだが、何といっても全体的にアタマがオカシイとしか思えないところが面白いと思う。里見英樹によるコラムはその最右翼だと思っていたのだが、そのコラムからの派生したムーブメントといえば何と言っても今は『週刊わたしのおにいちゃん』であって今回はそのプレビュー版フィギュアが付属する。『週刊〜』に関しては、造形が凄そうとかいろいろあるだろうが、自分としてはコラムであるとか、装丁であるとか、そういった「里美英樹の部分」に注目したい。 それから、とらのあな新宿店でアニメ版『マリア様がみてる』の広告紙『リリアンかわら版』を貰ってくる。「やるならばやらねばならないこと」をきちんと行っていて気持ちの良い仕事。プロの仕事とはこういう事だ。 ・『マリア様がみてる バラエティーギフト』(紺野緒雪 / 集英社コバルト文庫) 今回は御周知の通り雑誌『コバルト』に掲載された短篇を集めたもの。書下ろしが意外に多く驚く。 いつものように本編とは関係の無い事を書く。 『マリア様がみてる』という作品を読んで面白いと感じる部分は端的に言えば「お嬢様がみんなでドタバタ」という点に尽きる。かつて存在した作品でこれと同じ気分を感じさせてくれたのは、プレイステーション等で発売された一連の『NOeL』シリーズだ。数多の所謂『恋愛ゲーム』の中で『NOeL』という作品だけを好きになったのは、やはり「お嬢様がみんなでドタバタ」という点にあると思う。「お嬢様」という部分は、特に2作目『NOeL La Naige』に顕著だ。『NOeL』の1作目と2作目は、システムの関係上、基本的にプレイヤは話を聞くだけで、自分からのアクションを起こす事は出来ない。学校で何かしたり、放課後や休日に何処かへ行ったりという事は出来ない。毎日の出来事を断片的に教えてもらうだけだ。こんな事があって、こんな風に考えている、云々、毎日、聞くだけだ。2作目ではパラメータの上下は完全にフローチャート化できるので、好きなように話を聞いている事が出来る。インタラクティヴ性は低かったかもしれない。だけど、そうやって話を聞くのが、楽しかった。「お嬢様がドタバタ」しているのを、眺めているのが楽しかったのだ。そんなにドラマチックな出来事ばかりでない、でも時々はドタバタ、そんな風景を眺めるのが好きなのかもしれない。 そういえば、というかあたりまえだが、今日はクリスマスだ。『NOeL』シリーズは、1作目はエンディングがクリスマス、2作目はオープニングがクリスマスだったので、そんな事を思い出したのかもしれない。 関係無い事ついで。 『NOeL』の1作目が面白かったのは、何といってもやはりあの野心的な作りというのも大きい。第3世代家庭用ゲームマシンでしか実現できないようなシステムは、当時、開発の仕事を本格的にやり始めた頃だったというのもあり、非常に興味を惹かれた。絵柄が好きだった事もある。代歩が『ギャルゲー』主人公の規範から若干外れた遊び人風だったのが面白かったのもある。エンディングはクリスマスの渋谷だったが、当時、自分が渋谷勤務で、エンディングの場所が何処かいろいろ推理したりするのも楽しかった。 もう一つ関係無い事を書くと、『NOeL』が世に出た頃、『ギャルゲー』というか『恋愛ゲーム』というのは現在に比べると恐ろしく少なかった。成年向けゲームからのデチューン移植という概念は未だ無かったし、『ときメモ』クローンも、殆ど存在しなかった。かの『ときめきパーティーセンセーション』の第1回の時、世に存在した『ギャルゲー』といえば、その『ときメモ』と、随分先行していた『プリンセスメーカー』、『NOeL』に『トゥルーラブストーリー』、『卒業』と『誕生』、成年ゲームでそういった話題に耐えるものといえば『同級生』くらいしか無かったように記憶している。 我々は、随分遠くまで来たと、思った。 |
23th / Dec. / 2003 |
朝、いつも通り起きて、燃えるゴミを出して、また寝る。 殆ど家でまったりと過ごす。 WTMの工作が終わったので塗装に入る。ベース色はダークイエローでは暗すぎるので、タミヤのイエローグリーンに若干のダークイエローと白を混ぜ、対決セットのエレファントと同じような『黄色』を作って吹く。大戦後期の標準的な3色迷彩にするのだが、どうしても茶色系の粒子が粗く見えてしまい、塗料の濃度調節に悩む。濃度云々というよりも細吹きの限界のような気もしてきたので、薄めにして吹き、具合の悪い部分はベース色でリタッチする事で対処する。 |
22th / Dec. / 2003 |
勤務先へ出社するとかなりの人間が休んでいて萎える。 最初から私用で休んでいるならまだしも、体調不良といって素直に信じる方がどうにかしている。自分自身、そう思われたくないので風邪を引いてだるくても出社しているのだが。 流石にだるくなってしまったので早めに帰宅。 早売りでモデルグラフィックスとホビージャパン、『マリア様がみてる バラエティギフト』を買う。 |
21th / Dec. / 2003 |
住居でおとなしくしている。 ハンヴィーを完成させるなり、WTMに手を入れるなりしようと思ったが、寝てる。 |
20th / Dec. / 2003 |
咳が止まらず、先週に貰った薬が切れつつあるので、再び病院に行く。 先週とは少し違った薬を処方してもらう。出てきた薬の中に子供用と同じシロップの薬があって驚く。何年ぶりだろうか。自分は子供の頃からよく医者にかかっていて、薬を飲む機会も多かったので、早い時期にシロップから粉薬等に薬を切り替えてもらっていた記憶があるから、20年以上飲んでいないのではないだろうか。飲んでみると、非常に懐かしい感覚が蘇る。 聖蹟桜ヶ丘に買い物に行く。書店で本をまとめ買いする。『ふたりエッチ for Ladys [1]』は同名タイトルのレディコミ版。『覇者の戦塵1944 インド洋航空戦』は一ヶ月遅れでの刊行だが、無事に出て嬉しい。『デル・プラド・コレクション 週刊 世界の鉄道』は今週はD51蒸気機関車。WTMの61式戦車と並べたかったので購入。決して安価とは言えない本だが、NゲージのD51としては最も安価に入手できるのではないだろうか。『CAR STYLING』は東京モーターショウ特集。『ウルトラマニアック』の新刊も買う。 家の前の川で野鳥の餌付け。餌を取りにはこないものの、カワセミが至近まで来て満足。 |
19th / Dec. / 2003 |
体調は悪化しているような気がする。 帰宅後さすがに早めに寝る。 |
18th / Dec. / 2003 |
体調はあまり回復していないのだが出社する。火曜日と同じく若干遅い電車で座って行く。 早めに会社を出る。 さっさと家に帰れば良いのに新宿で寄り道、イエローサブマリンに行く。MYKデザイン製のWTM対応エレファント用デカールを買う。いよいよ本格的に第653重駆逐戦車大隊の特殊車輌を作るようになってきたので、その準備だ。その他、ドラゴン製マイクロアーマーのエレファントも出ていたので、ベルゲエレファントを単品で買う。クレーン展開状態のものが700円、そうでないものが600円だったので、100円差ならばクレーンが有った方が良かろう、という事で前者を買う。が、どちらも金型は共通のようで、展開状態のものでも車体上面に分解状態のクレーンがモールドされてしまっていて、落胆する。 早売りで電撃大王を買う。『ダークウィスパー』3巻の発売が近いので、2巻の時と同じように予告のオマケマンガが載っていないかと期待してみたら、いきなり本編が再開されていて感涙。3巻の表紙はグロウリアとの事だが、彼女は電撃大王連載分を象徴するようなキャラクタなので、それに相応しいだろう。他にフィギュアの情報や作者インタビューも掲載されていて大変に満足する。他に『おくさまは女子高生[3]』『ふたりエッチ[23]』を買う。 ポルシェティーガーは結局、ティーガーI型の砲塔をベースに作成する事にした。これのゲペックカステンを取り外し、対決セットの履帯を接着(ティーガーI型のものが手元に無かったのでパンターのもので代用した。裏面しか見えないので気にしない)、更にポルシェティーガーから外したゲペックカステンを取りつける。戦車長用ハッチも同じくポルシェティーガーから。装填手側のエスケープハッチは削り取り、プラ板を穿孔して作った小さな円盤を接着して、それらしくする。周辺の履帯取付用の金具は全て削除、同じくスモークディスチャージャも削除する。 一緒に第653重駆逐戦車大隊の名物車輌の一つ、IV号戦車の砲塔を持ったパンターの製作に入る。IV号戦車の砲塔は基礎工作である増加装甲のステーの工作を行う。エヴァーグリーン社のプラ材を使って作成する。パンターの車体は、正確にはベルゲパンターなので正面の機銃を撤去、代わりのバルジ等の工作を行う。WTMのパンターはシェルツェンを持たないのでプラ板を切り出して作成する。パンターのシュエルツェンは6分割、約40mmの長さなので、1枚あたり約6.6mm。ゲージを使ってできるだけ等間隔になるようにスジ彫りを行った。WTM第4弾の90式戦車の側面装甲がまったく等間隔になっていなくて落胆した記憶があるので、そうならないように留意して作業した。 ここまできたら、やはり第653重駆逐戦車大隊のもう一つの名物車輌、鹵獲T-34に4連装対空機関砲を搭載した車輌も挑戦してみようかと思い、手元にあった厚紙やプラ板で砲塔の装甲板を仮組みして遊んでみる。完成させられるか解らないが、挑戦してみるのは悪くないと思った。 |
17th / Dec. / 2003 |
人類が航空機の動力飛行を成功させて100年。 無理に勤務しても体調が回復しないように思えたので、休む。 カーテンを開けて日差しをいれて、そのままずっと昼寝する。 |
16th / Dec. / 2003 |
今日も少し遅れて出勤。 出勤途中にWTM第5弾を幾つか買うがティーガーI初期型が出ない。が、ティーガーIIポルシェ砲塔型が出たので、ティーガーIをダブらせている同僚に交換してもらう。 体調が悪いまま勤務。自分で主催する会議があったので、咳で苦しいままも何とかこなす。 |
15th / Dec. / 2003 |
体調が回復せず、朝から満員電車で立ったまま出勤するのも無理そうなので、若干遅い電車で出勤。 第653重駆逐戦車大隊について詳細を調べてみると砲塔はティーガーI初期型に近い形状をしているのが解り愕然とする。ポルシェティーガーの砲塔から中央のバルジを除去した形状かと思っていたのだが、違っていたようだ。ポルシェティーガーの砲塔の特徴であるあのバルジは、88mm砲の尾栓付近の構造を逃すものだと思っていたが、ティーガーIの砲塔上面前半部分の傾斜は、あれを左右に延長したものなのだろうか。WTM第5弾のティーガーI初期型を調達しなければ。 ポルシェティーガー、エレファント、共に昨日のうちに塗装してみたが、納得行かない仕上がりになってしまったので、塗装を落とす。WTM対決セットのエレファントが黄色っぽく塗られていて面白かったので、その真似をしてみようと思った。ダークイエローというよりはイエローグリーンに近い色だ。 |
14th / Dec. / 2003 |
薬が効いたのか、昨日よりも風邪様の症状は緩和されている。 年末も近いので部屋掃除しようと思ったのだが、体調が万全という訳でもないので、おとなしくしている。 WTMのポルシェティーガーとエレファントにツィンメリットコーティングの加工をする。ここ数日、どうすれば綺麗にこれを行えるか思考錯誤していた。最初はエポキシパテを伸ばして、その上に箆でパターンをつけるという方法を取ってみたのだが、流石に厚くなってしまい、車体に土嚢を積んでいるようになってしまった。今月のMG誌にあるようにプラパテ(所謂タミヤパテ)を薄く延ばしてデザインナイフでパターンを刻む方法は、どうもパテを薄く延ばしたり、その際のパテの粘度の調整が難しかったりで、なかなか上手くいかなかった。Webを検索してみると、彫刻刀で車体そのものにパターンを刻むというのを紹介しているサイトを見つけた。写真を見ると印象も良かったので早速真似してみたが、労力の割に精密に仕上がり、雰囲気もかなり良好のようだ。気に入ったのでそのまま作業を続ける。 ポルシェティーガーはツィメリットコーティングとアンテナの追加程度にしようと思ったのだが、細部が気になってそれぞれ加工を行う。第653重駆逐戦車大隊のポルシェティーガーは前面装甲がエレファントのそれと同じ増加装甲を装備しているので、それも加工する。前面上部はWTMエレファントを1輌つぶし、分解して該当部分を切り出して貼りつけた。前面下部はボルト部分に0.5mmのピンバイスで穿孔し、伸ばしランナーを挿し込み接着、不要部分を切り離してボルトを加工した。また砲塔は中央部分のバルジが無いのでこれを削り取り、戦車長用のハッチの向きを変更した。 エレファントの方は機銃の追加程度に留める。 |
13th / Dec. / 2003 |
前日昼頃から喉に痛みというか違和感があったのだが、今日になってみると、明らかに風邪の前駆症状と思える状態になっているので、急いで病院に行く。以前、日曜日に緊急病院指定されている病院までタクシーを使って行ったら、タクシー代やら初診料やらで5000円を超える出費になってしまった経験があるのと、まぁ何といっても初期のうちに治せるものは治してしまった方が良い。幸い、至近の病院が土曜午前も外来をやっていた。空気が乾燥しているので、それが原因で喉が痛いタイプの風邪が流行っているとの事。この病院は必ずネブライザーなる蒸気を吸引する機械で処置してくれるので、それを受けて、クスリを出してもらう。常用している喘息のクスリも切れかけていたので、その処方箋も書いてもらった。結局、診察料とクスリ代で3000円を超えてしまった。私は国民健康保険を使っているのだが、以前は社会保険との格差に泣かされる事も多かったが、今はどちらも3割負担なので、少しはそれも緩和された感じ。実際にはどうだろうか。 食料の買出しをして、ついでに食パンを買い、近所のカルガモたちに餌付け。冬鳥の面子はほぼ固定されたようで、現在はオナガガモはオスが2羽、メスが1羽。オス2羽は若干模様が異なるので固体識別が出来て楽しい。コガモは十数羽が来ているようだが、性格が大胆なものと臆病なものに分かれているらしく、前者は餌付けしていると寄ってくるが、後者は逃げてしまう。 『おねがい☆ツインズ』のカプセルフィギュアが届く。写真で見る限り、出来が微妙という感じだったが、実物はかなり良好。期待、というか予想していた通り、以前『電撃大王』誌の付録となっていた制服姿の宮沢深衣奈と小野寺華恋と同じ造形で、カプセルフィギュアの方の制服姿の織部椿と四道晴子と並べる事が出来る。塗装、スケール共に殆ど同じなのが嬉しい(晴子の制服の色がクールグレイ系なのは若干違和感があるが)。このシリーズはカプセルフィギュアの他に、同シリーズ別アイテムでブラインドボックスのものも発売されるが、そちらの方はフィギュアと一緒に簡単なヴィネットが付属するとの事。カプセルの方のみずほ先生と苺はボックスの小石に付属するベッドに並べて飾れるようになっているのだが、その為の突起が非常に大きく、単品で飾るのには向いていない。ベッドの方に突起を設けて、フィギュアの方に接続穴を開けておいた方が良かったのではないだろうか。 ここ暫くでセット買いしたフィギュアが異常に増えてしまって収拾がつかなくなっている。また飾り台を買ってきてまとめておかなくては。 |
12th / Dec. / 2003 |
前日のトラブルの為に精神状態が悪いまま勤務。 |
11th / Dec. / 2003 |
住居にシグマリオンIIIを忘れて出社してしまう。前日に鞄から出していたのを失念していた。 朝、コンビニで、フルタ製菓の『水野晴郎のポリスピンズ』を買う。以前から発売を待っていた食玩で、水野晴郎がセレクトした米国のポリスバッジをモデルにしたピンズがついている。水野晴郎が警察マニアだというのは聞いた事があったが、こんな商品を市販してしまうとは、もの凄い企画力だと思う。以前に州警察のバッジを模ったピンズを幾つか入手していたので、それと並べて飾りたくて買ったのだが、商品名があまりにも面白いので、勤務先で同僚に見せて廻る。誰もが大笑いしてくれて非常に満足。 勤務先で最悪に近いトラブル。 自分の中で解決した案件でも、相手がそう思っているとは限らない。 |
10th / Dec. / 2003 |
深夜帰宅。遂に京王線の改訂後のダイヤの特徴の一つ、23時代に新宿駅3番線への橋本行き急行の入線を体験する。ホームで延々と待つのも癪なのでとりあえず乗ってみる。つつじヶ丘で高幡不動行きの各駅停車に連絡するが、そちらの車輌が空いている訳でもないので調布まで乗る。調布で降りて数分待つと、その各駅停車が入線してくる。各駅停車も調布で降りる人数が多く、これには座る事ができた。この各駅停車は高幡不動まで後続列車に追いつかれずに行くという。高幡不動で降りると、すぐに急行が入線してきた。即ち、新宿で10分後の急行に乗っても到着時間は殆ど変わらないという事だ。今後、どちらに乗って帰るか悩むところ。 |
9th / Dec. / 2003 |
勤務先を出た時間がぎりぎりミスタークラフトの閉店前に間に合いそうだったので寄ってみる。模型のフロアでWTM第5弾のポルシェティーガーが単品300円で売られていたので買う。ポルシェティーガーは塗装が3種あるが、ジャーマングレーの1種はゲペックカステン無し、迷彩の2種は有りになっている。買ったのは3色迷彩のもの。誰もが考えるとは思うのだが、第1弾のエレファントと合わせて第653重駆逐戦車大隊風にしようと画策している。パンターの車体にIV号戦車の砲塔をつけた改造車輌も作るべきだろうか。 |
8th / Dec. / 2003 |
やや早めに勤務先を出る事が出来たので、とらのあな新宿店に寄る。 この店では時々、WTM等の食玩やカプセルトイのフィギュアなどが安価で投げ売られているのだが、今日はWTM第3弾のアイテム等が幾らか出ていた。そのうち、T-34/76を3個、ファイアフライを2個買う。それぞれ100円。他に『ちっちゃな雪使いシュガ−』のカプセルフィギュアのクリア版も100円だったので買う。フィギュアそのものには興味は無いのだが、これにはユージン製のフィギュア用飾り台が付属しているのだ。この飾り台、単品で買うと200円するものなので、半額で入手できるという事になる。 WTMは他に対決シリーズのパンターG型vsM4A1が売れ残っていたので、これも確保。付属の装備品が欲しかったのだ。これは第5弾のハーフトラックと一緒に仕上げてみたいところ。 『ぱなぱな』をやっと買う。 |
7th / Dec. / 2003 |
何故か部屋の中でテントウムシを発見する。ここ数日になって暖房を入れたので、雨戸の裏あたりから出て来たのだろうか。隣が畑なので、そちらへ逃がしてやるた。暫くして畑側の網戸にくっついているのを見つける。戻ってきたのかと思って見ると、ほかに2匹、網戸の内側にくっついているのを発見。そんなにたくさんいるのかと驚く。 |
6th / Dec. / 2003 |
通販で注文していたエグゾースト製の『妹でいこう!』のカプセルフィギュアのセットが届いた。自分の中では現在こういったカプセルやボックスタイプのフィギュアをセットで注文するのがブーム。新宿や中野、秋葉原といった専門店に行った方が時として安いのかもしれないが、通販もそれはそれで楽しい。 この『妹でいこう!』なる作品は存在や絵は知っていたのだが自分はプレイした事が無く、これはゲームをプレイしていない女の子がそのゲームのキャラが気に入ったからコスプレしてしまう感覚と同じなのだろうか。とりあえずキャラが気に入ったというよりは造形が凄いので買ってみたという次第。それぞれ動きの有る「半脱ぎ」のポーズで造形されているのだが、多少無理を感じるようなダボでそれぞれのパーツを接続するようになっている。ダボの開け方や形状はユージン/バンダイ系というよりは海洋堂系、特に『リカヴィネ』あたりを連想させる。パーツの細かさは尋常ではなく、接着しないと保持できないのではないかというのも幾つか(結麻のリボン部分や秋帆のタイは接着しないできちんと保持できるのだろうか?)。片足立ちしているキャラが多いので、飾っているうちに歪みが出そうなのも心配だ。特に秋帆は組んでみると最初からかなり前傾してしまっていたので、他のキャラ共々洗面器に入れて熱湯を注ぎ、歪みを修整してみた。 出来は非常に良い。400円という微妙な値段設定だが、それだけあると思う。 先週の土日は外出していて疲れがたまっていたので、今週はゆっくり静養する事に。 |
5th / Dec. / 2003 |
『R:RACING EVOLUTION』発売から一週間。発売日直後の土日に外出していたので、それ程に遊んでいるという訳では無いのだが、とりあえずストーリー(レーシングライフ)モードを一周、シングルのレースを幾らか遊んだ。感想を述べるならば「残念ながら期待外れ」といったところだ。 遊んで、それこそ1分も経過しないうちに、これは『リッジ』シリーズとは異なるゲーム性を持った作品だというのが理解できるはずだ。クルマの挙動は比較的リアル指向で、『リッジ』系のタイヤを鳴らした方がコーナリングが早いというゲーム的な挙動ではなく、『グランツーリスモ(GT)』に代表されるような所謂シミュレータ的な挙動をする。勿論今回の『R:RACING EVOLUTION』は『リッジ』の名前を冠していない。しかし『レイヴレーサー』や『レイジレーサー』がそうだったように『R』の文字を冠したナムコ・レーシング・ゲームとしては同じ系譜に連なるものと見るのも無理は無いはずだ。そういった点で、『R』シリーズの新作としては、期待していたものから、外れている。 今回、『R』シリーズの新作が出るという記事がメディアに乗った時、目玉となったのは実車と実コースの採用だった。個人的には、実車が『リッジ』的な挙動で実在のコースを駆け抜けるのを期待していた。デ・トマソ・パンテーラやインプレッサが、『リッジ』的な挙動でモンテカルロのロウズ・ヘアピンを駆け抜ける、そんな光景を「妄想」していた。だが、実際にはそうではなかった。カーブでは確実に減速しないと曲がれないし、ドリフトになるとグリップを失ってそのままコース外へ一直線だ。『R:RACING EVOLUTION』は、そういった挙動を選択したのだ。 疑問を端的に言えば「何故こんなに『GT』を意識した作りになってしまったのだ」という事だ。 明かに『R:RACING EVOLUTION』は『GT』の影響を受けている。それどころか、受けすぎていると言っても過言ではないだろう。『GT』登場以降、リアルなクルマの挙動を売りにした作品が多く、『リッジ』のクルマの挙動が「リアルでない」と批判されていたのは事実だろう。その声に答える為に、こういった作品になったのだろうか。だが、裏を返せば『リッジ』の挙動でないと面白く無い、という層も確実にいた筈だ。自分は少なくともそうだ。ドライビング・シミュレータをプレイしたいのではない。カーレース・ゲームで遊びたいのだ。 それから、ナムコ・ゲーム独特のセンスが失われてしまっているのも残念だ。歴代『R』系ゲーム、特に『レイジレーサー』以降の家庭用『R』系3本にあった『遊び』の部分、テラジやアッソルート、リヴェルタのようなオリジナル・メーカ群のデザインと設定、ワンダー・ヒルやブライテスト・ナイト、それから『R』系では無いがストリーム・フィールドのような美しくエキサイトなオリジナル・サーキットが、今回は存在しない。前者は実車採用だから仕方ないかもしれないが、後者に関してはクルマの挙動の問題もあるのか、一つ一つのコーナーを駆けぬける快感というのがスポイルされてしまっている印象がある。 同業他社批判になってしまうので、ゲームの批判というのはあまり好きではない。だけど、『R』シリーズ、それからナムコ・レースゲーム、いや、ナムコ・ゲームのファンとして、敢えて今回は、厳しく書いてみた。 それでもきっと、次の『R』が出たら、かならずワクワクするのだから。 |
4th / Dec. / 2003 |
自分が参加したと言えるゲームとしては生涯11本目の作品が発売になった。 夕方から秋葉原でイベント。路上で見ていたが途中で抜け出す。 新宿に移動して店頭調査。 |
3rd / Dec. / 2003 |
今日も京王線が遅れる。 |
2nd / Dec. / 2003 |
今日も朝の京王線は新宿到着が遅れる。 改定後のダイヤは机上でしか成立しないような類のものなのではないのか。 朝、高幡不動の駅に行く途中で、ワールド・タンク・ミュージアムの第5弾が発売日が過ぎているのを思い出し、コンビニに寄ってみる。発売日は1日で、これまでの例からすると発売日の翌日未明に入荷すると推測されるからだ。店内で既に棚に並んでいるのを発見し、2個買う。ヤークトティーガーとM3ハーフトラックが出る。今回はハーフトラック等にフィギュアが付属するなど嬉しい部分もあるのだが、全体的なラインナップとしては、どうにも魅力に乏しいのは事実だ。ヤークトティーガーはドラゴンから既に出ている(しかもバリエーションが数種ある)。ティーガーI初期型は既に後期型が有り、シークレットアイテムで初期型も既に出ている。ティーガーIIポルシェ砲塔はヘンシェル砲塔が既に出ている。ポルシェティーガーとJSU-152は下半分はそれぞれエレファントとJS-2で既に出ている(ポルシェティーガーはドラゴンのシークレットアイテムとしても既に出ている)。Sd/kfz251は様々なバリエーション込みのものがウェーブから出る事が発表されている。純粋に他で入手できないのはM3ハーフトラックくらいか。 夜、もう2個買ってみると、両方ともJSU-152の単色迷彩。芬軍編成にJSU-152も入れる予定で、今回はこれだけが目当てだったと言っても過言ではない。これで打ち止め、今回はもうこれ以上は買わないだろう。尤も芬軍のJSU-152は2輌のうち1輌は鹵獲後に後送、もう1輌はすぐに撃破されてしまったそうだ。 |
1st / Dec. / 2003 |
本日から京王線はダイヤ改定。総ての利用者にとって良くなる訳ではないという事で、前回より『ダイヤ改正』ではなく『ダイヤ改定』と呼称されているのだが、今回は良くある表現ではあるのだが『ダイヤ改悪』ではないのか。 朝。自分がこれまで使っていた特急の出発が3分程遅くなった。この列車を使は新宿での乗り換えが時間がかなりタイトで、悪天候などの要因で新宿到着が遅れると乗り換えに間に合わず遅刻する事の多かった列車だった。3分遅いダイヤになると、乗り換えが確実に間に合わないと思われたので、その10分程前の準特急に乗る事にした。9月に勤務先が恵比寿に引越して、住居を出る時間が35分も遅くなって嬉しかったのだが、またそこから10分早くなってしまった。しかも、この準特急は高幡不動の駅に到着した時点で既に座る事ができない。以前の特急は必ず幾らか空席がある状態で到着していたので、早めにホームで待っていれば確実に座る事ができたのだが。京王線は朝の通勤時間帯の運行速度が異常に遅く、特急でも新宿まで40分弱かかる。この間、駅での停車以外に何度も加減速を繰り返すので、混雑の中で立っていると非常に疲れる。 夜。11時以降の急行が6本から5本に減った。前回の改定で急行が15分間隔の6本に増えたのはダイヤ改定の一つの目玉としていたずなのだが、それが20分間隔の5本になってしまった。これならば更にその前の11時以降に特急4本の時代の方が便利だったのではないだろうか。深夜時間帯、なるべく早く帰宅したいはずなのに、遅い時間になる程、遅い時間に到着するようになった。特急4本時代は、終電である24:18発の特急が新宿から高幡不動まで28分という、休日昼間の特急を超えるような運行をしていて、非常に便利だったのだが。 混雑緩和と所要時間短縮が目的のダイヤ改定との事だが、どちらも達成しているどころか悪化しているように思える。 しかも今日はダイヤ改定の混乱か新宿到着が異常に遅れ、10分早い列車に乗ったのに以前と同じ時間に到着する。 |
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