野尻ボード
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、SACニュース
歌島昌由 ロシアの潜水艦からの打上げ実績 2005年06月23日(木)22時07分37秒
URL: http://utashima.exblog.jp
> 初のソーラーセール船、コスモス1は残念なことになりました。(by 野尻抱介氏)
私も期待していたので、残念です。そこで、ロシアの潜水艦からの打上げは、過去どの位行なわれ、成功確率はどの程度だろう、と知りたくなりました。詳細は、私のブログ記事(http://utashima.exblog.jp/m2005-06-01/#2119847)をご覧頂けると幸いですが、以下の様になりました。
1995年 6月 suborbital ドイツの実験モジュール 成功 世界初の打上げ
1997年10月 suborbital リエントリ・ミッション 成功
1998年 7月 orbital ベルリン大学の小型2衛星 成功 衛星は世界初
2001年 7月 suborbital Cosmos1展開試験+IRDT1 失敗
2002年 7月 suborbital IRDT2 失敗
2005年 6月 orbital Cosmos1 失敗
IRDT は、Inflatable Re-Entry and Descent Technologyの略です。
最近は3連続失敗でした。なお、調査が不十分のため、これ以外にも潜水艦からの打上げがあったかも知れません。
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はらしな 万博でバイコヌールを見学 2005年06月23日(木)20時27分49秒
バイコヌールで思い出しました。
先日、やっと万博へ行ったのですが、ふらっと入った中央アジア共同館のカザフスタン・パビリオンに宇宙関係の展示がありました。内容は、バイコヌールの打ち上げ映像のビデオ展示と、カザフスタン宇宙飛行士が着用した宇宙服と船内作業服の展示。
なんか非常に地味に、ひっそりと展示されていて、気付く人がどれだけいるのか。
並ばずに入れるし、宇宙開発ファンにとっては穴場のパビリオンでしょう。
以下、私がまわったパビリオンの中で、宇宙関係の展示があったところ。
・ロシア館
展示館の一角に宇宙コーナーがあり、近未来の計画主体に模型とパネル展示。
3人乗り小型シャトルの1/1モックアップもあります。
観光用だかの弾道飛行用宇宙機の展示もありますが、なんかSS1みたいでした。
・アメリカ館
ベンジャミン・フランクリンのショーの後に通される展示室で、模型、パネル、ビデオ展示。
ロシアと違って、こちらは現在進行中の宇宙計画、火星探査と土星探査が主体です。大きく引き伸ばされた火星のパノラマ写真や、特徴ある岩石写真のパネルは見ていて飽きません。
なぜだか説明員がみんなセグウェイに乗っていて、おじちゃん、おばちゃん達はそちらの方に興味津々。「なんで転ばないんだ」とか「どうやって曲がっているのか」と展示と関係ない質問ばかりしていました。
・グローバルハウス・オレンジホール
月の石とアポロ計画の宇宙服が展示されています。大阪万博で「月の石」を見てない方はこの機会に是非。
あとは、ボイジャー、カッシーニ、ホイヘンス等の模型展示も。ボイジャーのディスクもあります。
国産宇宙計画は「はやぶさ」と「セレーネ」で、どちらも模型とパネル展示、ビデオ説明等。
オレンジホールは見所が沢山あって、ゆっくり回っていたら1時間半もかかってしまいました。出口のところには、唐突に例の再現プロジェクトの1/1メーヴェ実機がおいてあり、「人類の宝」ってテーマなのに、何故でしょうね。
ダクトを覗くとちゃんと本物の模型用ジェットエンジンが納まってました。セグウィみたいにオートで勝手にバランスを保ってくれるのならともかく、コレを本当に乗りこなせる人がいるんだろうかと心配になります。
あとは、たぶん、ヨーロッパ方面のパビリオンとかにもありそうですね。
もしかしたら、中国館とかにもあるかも。
私は時間が無くて回れませんでしたが、ご存知の方はおられますか?
えーと、以下は、SFファン的見地から面白かったパビリオン。
・三菱未来館「もしも月がなかったら」
モトネタは、ニール・F・カミンズ氏の著書。ジャイアントインパクトがおこらなかった場合の地球をCGで再現しIFXシアターで鑑賞するパビリオン。地軸は傾いておらず、潮の干満もない地球。自転は6時間周期でそれによる暴風気象、その影響で生物進化のおくれた世界。
迫力ある映像ですが、あっという間に終わっちゃうのでちょっと物足りない感じ。
・三井東芝館「グランオデッセイ」
CGのSF映画が観られます。
来館者は一人ずつ自分の顔を3Dスキャンし、映画の登場人物として出演できるというユニークなシステム。
環境破壊によって荒廃した地球をすて、他の太陽系に移住した人類。何世代もの後のある日、伝説となっている地球から謎の信号が入り、人類は再び地球を目指す。
ありがちなストーリーではありますが、映画の最後には、各恒星系から集まった宇宙船がドッキングし、宇宙船間の隔壁が開き、そして・・・・。
というサプライズが用意されていて、サービスは満点。非常に楽しめました。
宇宙船デザインがシド・ミード、コスチュームデザインが村田蓮爾、プロダクションデザインが小林誠というのもヲタ心をくすぐってマル。
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野尻抱介 2005年06月23日(木)19時12分59秒
初のソーラーセール船、コスモス1は残念なことになりました。前回の展開実験もロケットが原因で失敗したんではなかったかな。ロシアのICBM転用もそろそろ老朽化を考えないと危ないでしょうか。
>宇宙の砂州
エンケ間隙のウェーブは面白いですね。しかしどんな原理なんでしょう。羊飼い衛星が近づくと内側の粒子は持ち上がり、そのぶん軌道後方に動く。外側の粒子はその逆。これだけだと波にならないから、なにか別のクロックがあるのかな。あの軌道での一公転における、羊飼い衛星とリングの差動ぶんがウェーブの波長だとか……
地球上で観察したものは何でも「宇宙だったら?」と考えるもので、私も砂州の宇宙板を模索してました。砂粒を恒星とみれば、銀河の衝突の中に見つかるかもしれません。GRAPEみたいなスパコンがなくても、
GalCrashというアプレットで手軽に楽しめます。
>Google Map
探索目標、あとはプレセツクとクールーとウーメラあたりですか(^^)。
>Eスポ
TV(VHF地上波)の画面が乱れるので「そういえばEスポのシーズンだなあ」と思ってFM放送を聴いてみました。88〜108MHzに中国・韓国のFM局がびっしり並んでました。これはテレビ1〜3chが受信できるFMラジオなら簡単に聴けます。66〜73MHzにはロシアのFM局がたくさん並んでますが、これは普通のFMラジオではカバーしてないかな。
Eスポの発生状況については
電離圏概況(簡易版)が便利です。
Eスポといえば、その発生を予測する「キングソロモンの法則」というのがありましたが、これは科学的根拠なしということで葬り去られたのでしょうか。停滞前線の発生と相関しているというのですが、そりゃそうだわなあと私も思います。Eスポ発生は太陽高度に相関していて、日本で夏至の頃は梅雨なんだから。
>
つゆねこFC.
リンクしてもらったので、こちらからもリンク。鉱物マニアの間ではよく知られたサイトだと思います。
つゆねこさんは理科系なもの全般に興味を持ち、採集・観察・実験をしっかり実践し、それを漫画化してしまう希有な才能をお持ちの方です。
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平山寛 バイコヌール基地? 2005年06月23日(木)11時44分14秒
URL: http://gonzaburou.cocolog-nifty.com/blog/
Google Mapsの衛星画像から探してみました。
たぶんこれ
JAXAサイトの宇宙百科に記載されている緯度経度では見つからず、横浜こども科学館サイトに記載されている緯度経度から探したら、それらしい建物群が見つかりました。
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アルビレオ 系外惑星探索プロジェクト 2005年06月23日(木)01時26分15秒
三ヶ月も前のHotwiredの記事ですが、「
分散コンピューティングで太陽系外惑星を探す」
正式スタートはまだみたいですが、少なくともSETI@Homeよりは当たりを引くことが期待できますね。
発見者にはその星の命名権をプレゼントする考えだそうです。
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鈴木 順 やっと日本も! 2005年06月21日(火)20時16分22秒
Google Mapに東京などの衛星写真が追加されました。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0506/21/news061.html
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いいじま 交互砂洲 2005年06月21日(火)08時31分19秒
いつも拝見させて頂いています。
空撮のページはいつも楽しみにしています。
砂洲の写真や、ほかのサイトの交互砂洲の写真を見ていてなんとなく思い出したのはカッシーニの撮ったエンケの間隙のパーンが作り出すwaveでした。
http://saturn.jpl.nasa.gov/multimedia/images/moons/images/PIA06237-br500.jpg
成因は違うのでしょうが、自然の作り出す相似性というものは面白いですね。
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野尻抱介 2005年06月20日(月)22時17分58秒
>行く末
高千穂さんの日記を見てきました。私も衝撃を覚えました。周囲に「この人、吾妻先生に似てるな」と密かに思っている人が五人ほどいるのですが、これからなんと思えばいいのでしょうか。
堀さんには引き続き永井荷風的ライフを探求していただかねば。題して「キタ綺譚」……。
>まっぴいさん
ええと……久しぶりすぎて記憶が……まあよろしくお願いします。
>
野田司令のblog
|blogでインタビューの話を読んでみたいですね。
そうですね。でもどっかの馬鹿が質問責めにしているせいで、更新がままならないようです。
>Musical Baton
大森さんからまわってきました。こういうの、苦手なんですけど。ついまじめに答えてしまうので。
●今コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量:681Mb
●今聞いている曲:聴いてません。
●最後に買ったCD:「TOMITA ON NHK」 (松浦さんのblogで知った)
●よく聞く、または特別な思い入れのある5曲:
田村ゆかり「ぽよよんよん」
エンジェル隊「夢見たい★エンジェル隊」
柴草玲「前山にて」
伊藤秀志 with AMラジオオールスターズ「日本まるごと!万博音頭」
冨田勲・東京放送児童合唱団「青い地球は誰のもの」
「日本まるごと!万博音頭」は、私が「一度くらいなら愛知万博に行ってもいいかな」と思うきっかけになった曲です。地元愛知のラジオ局で活動している伊藤秀志やつボイノリオは、表向き中立を保っていても、内心は万博反対だったはず。それでも局をあげて応援することになって、やるからにはわしらもやらにゃ、という気持ちでできたのがこの曲ではあるまいか――なんて想像してますが、本当のところはわかりません。「ですます調」にラップを取り入れた面白い音頭になっています。
●Musical Baton 次の五人
うちに振られた以上は物理軍団につなぐのがスモールワールドってもんですよね(?)。当人、ここ読んでないかもしれないけど、一応。
田崎晴明さん
歌島昌由さん
最上嗣生さん
前野昌弘さん
ナカムラさん
>
スーツサット計画(
日本語の記事)
いよいよ人工衛星もウェアラブルの時代です……じゃなくて、国際宇宙ステーションで用済みのOrlan宇宙服にアマ無線機器と記念品を詰め込んで放出する、というアイデア。語るも涙のキューブサットやカンサット開発に較べたら、なんと簡単な達成でしょうか。実はこれこそが宇宙ステーションの本分なんですけど。
数週間で大気圏突入だそうで、そのときは『万華鏡』を期待するSFファンもいるでしょう。しかし今回の場合、流れ星というよりは低速の火球になります。途中で燃え尽きない限り、火球の状態で地平線から昇ってきて別の地平線に沈む、のんびりした動きなので、願い事を唱える時間はたっぷりあるでしょう。
宇宙服で大気圏突入してしまう事故があったとして、最後の瞬間に「シャア少佐〜」とか叫ぶ声が届くかどうか、確認してみたい気はします。人や装置の焼損が先か、周囲のプラズマで電波が遮られるのが先か。
>砂州
MPG空撮写真9を追加しました。
他の写真にも写ってますが、空から見た砂州のパターンには興味がつきません。
検索してみると
交互砂州なんてのがあって、自然の妙に感心します。なにかのきっかけで流速が鈍ると砂がたまり、たまった砂で水路が狭まり、狭まると流速が上がって砂が運ばれ、その先で減速してふりだしに戻る――という理解でいいのかな。
>三重県の地震防災マップ
東海・東南海地震のダブル発生が語られてから、我が三重県も静岡・愛知と同じ蚊帳に入れてもらえるようになって、怖いながらもちょっと嬉しい今日この頃。
回覧といっしょに地震防災マップが配布されてきました。推定震度と液状化の危険度が約50mメッシュで色分けされ、津波の最大波高、活断層や避難所も記載されていて、壁に貼れば気分は田所研究所。「ああ、21世紀に生きてるんだなあ」と感心しました。
まあ被害予測の精度にはさして期待していませんけど。しかし見知っている土地で「ははあ、あそこの坂より下は液状化しやすいとみたわけか」と腑に落ちる感じがあって面白いです。地学系の趣味や空撮とからめて「防災マップの遊び方」を考えてみようかな、と思ったことです。
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堀 晃 Re:「吾妻先生!」 2005年06月20日(月)18時52分02秒
高千穂さんとこでご近影を見て愕然。
作品のキャラクターとは別とはいえ……
私なんぞはとっくに「私も続きます」状態ですね。
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まっぴぃ おひさこ。 2005年06月16日(木)15時47分09秒
URL: http://www0.yapeus.com/users/mappyi/
野尻さん、おひさしです。
niftyの釣りフォーラム時代いらいです。
最近はちゃりんこ乗りですが、釣りもつい最近再開したり
して釣り系探したらここをハケーン!
でも、まぁそれだけなんですが・・・。
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吉川 卓 MYCOM PC WEB ストリートインタビュー 2005年06月15日(水)02時13分56秒
野田さんへのインタビュー記事が
MYCOM PC WEBに掲載されています。
blogでインタビューの話を読んでみたいですね。
http://pcweb.mycom.co.jp/series/interview/181/
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野尻抱介 2005年06月12日(日)00時03分01秒
三日ほど
東海自然歩道(青山〜桜峠)でバックパッキングしてました。梅雨入り前にすませておこう、と思ったのですが、初日から見事に降られました。気分は『野生の証明』の高倉健。
雨の中でハンモックにこもっているのはなかなかいい感じで、「吾妻先生、私も続きます!」と決心しかけましたがまあ帰ってきました。
>金属片
小野さん、拙著の愛読ありがとうございます。原因をひとつに決めつける問題については、すでについているコメントどおりかと思います。結論に飛びつくのは、確かに私の悪い癖なんですけど。
今回、「だめだこりゃ」と思ったのは、あの金属片をなにか異形のものとして病的な悪意を感じちゃったりした人のこと。私は一見して正体がわかったので、「あんたら何を勘違いしとるの」と言いたくなりました。こういう明白な誤解に対しては平等に議論しててもだめなんじゃないかなあ――と、kikulogの
wikipediaではだめな実例を読んで思ったりするわけですが、どうでしょうか。(
kikulogは最近非常に面白いのでみなさん巡回してみてください)
二次的な原因、事件の背景については自動車ボディの素材とか、道路行政とか、ドライバーの運転マナーとか、いろいろ考えられることはすでに述べました。ちょっぴり皮肉まじりなのは、いろいろ考えられるぶん我田引水も好き勝手できる題材だからです。そういう論説を聞いていると「はいはい、頭がいいのはよくわかりましたから」と逃げたくなります。
>
インドアHLGで世界記録(ランチャーズ掲示板)
日本のフリーフライト界がまたやりました。
動画もあります。ほれぼれするような飛行です。
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きくち 原因 2005年06月11日(土)12時51分15秒
基本的には「自動車などの破片」、報道があって以降は「いたずら」もあり、「金属生物説」は"なし"、というあたりが常識的なところでしょう。
いろんな可能性を残すのはいいのですが、それぞれに「重み」の違いがあることは忘れてはならないです。「金属生物説」は重み0(^^
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かも ひろやす 結論に短絡したがる人々 2005年06月11日(土)00時02分55秒
過程をとばして結論を求める人々というのは、どこにでもいるものです。それ自体は心配することはありません。私もガッコのセンセをやっていて、そんなガクセさんには何人も出会っています。「あることをするプログラムを書くのに方針はたくさんある。どの方針を選ぶかで、使う機能は違う。だから、まず、どの方針を採用するか考えよう」と何度言ってもわかってくれなくて、経過をとばして「○○を使うんですか?」ときいてくる人は、毎年、必ずいます。
どの世界にもいるんだから、報道の世界にもいるってことなんでしょ。
スタージョンの法則ですよ。
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小野 領士 金属片報道について 2005年06月10日(金)03時29分22秒
野尻様
始めまして。『クレギオンシリーズ』以来、すっかり魅入られて(?)しまいまして、「アルフェッカ号」の詳細な図が知りたいと、あちこちら除いているうちに、こちらを知りました。
さて、表題についてのですが、何故日本の報道各社や知識人の皆さんは「自動車の破片だ」「いや、イタズラだ」と、原因を一つに規定したがるのでしょう? ワタシは、どっちも(勿論、「謎の金属生物説」も含めて)有りなんではないか、と思います。私は、自動車の整備書をつくる仕事をしていますが、例えば「ワイパのIntモードが利かない」という場合でも、「バッテリ電圧は正常か」から「断線はないか」「アース不良はないか」など、周辺項目だけでも多岐にわたり、その上で「モータの故障を疑え」となります。コレに比べ、最近の日本人の思考回路は「単純な結論」を求めすぎているように思えてなりません。「福知山線脱線転覆」のときもそう思ったのですが、「原因はコレ」とするのは、すっきりするようで、実はそれ以外の危険に蓋をしてしまうような気がしてなりません。いつか、大変なしっぺ返しにならなければいいのですが。
まとまりのない文章で申し訳ありません。
小川一水さま、こちらでお名前を見つけて、びっくりです。実は、時々「遊水池」も拝見させていただいております。
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野尻抱介 2005年06月07日(火)02時16分47秒
>俯瞰マニア
ということでしょうか、このあたりの皆様は(^^)。とにかく高所に立って下界を一望することに相当なコストを支払う用意がある、と。
そうとなれば
カシミール3Dを再度紹介しなくてはいけません。地図画像プラグインの
「地図閲覧サービス(ウォッちず)」対応機能が素晴らしくて、25000分の一地形図がオンラインで自動ダウンロードできます。カシミール上でシームレスに表示できて、必要部分だけプリントできます。磁北線や世界測地系での緯度・経度グリッドの表示、数値地図との合成も簡単にできてしまいます。これでもう、なかなか更新されない紙の地形図に苛立つこともなくなりました。愛知万博会場やセントレアの載った新しい地図が無料で手に入るわけですから。
あとEORCの
GLIによる全陸域の雲なし画像も紹介しておきます。
東京空間遊歩人でいくと……秋月電子や千石電商は
このへんか。ああ、日陰の中にその筋の人たちがウヨウヨしている……。
>ガードレールの金属片
先に「なにかが挟まっているのがノーマルということはない」とコメントしましたが、ボルトに付着したものは、もともとあった反射板のマウントらしいですね。
金属片に「病的な悪意を感じる」とか言っちゃった有識者?がいました。インターネットのせいにした報道番組もあったそうで、どうもいまどきの一般人は鉄が紙のように破れたり縮れたり燃えたり、砕けたり延びたり溶けたり流れたり蒸発することに馴染んでいないらしい。
鉱物マニアが古典的な手法で鉱物を同定しようとすると、そのへんをひととおり試すんですが。この時勢ではおすすめしませんが、レールに釘や一円玉を置く実験も、昔の悪ガキならやったはず。そんな心得がないところであの金属片に直面すると、なにか異形のものに見えてしまうんでしょう。
時間的な要因については、
・自動車ボディの素材が変わった時期。
・ガードレール末端パーツの設計が変わった時期。
・脱皮の季節。
等々出ていますが、どれも興味深いですね。松浦節でいくなら「55年体制がアレして道路族がナニしてムネオが角栄が国交省がアレした頃」でしょうか。あるいはリストラが進んで営業車を過労で高速運転するケースが増えたとか。
「意外と見つけにくい」というのもあるでしょう。多くのガードレールは車道と歩道の境にあるので、歩道からは見えず、走行中の車からは速すぎて見えにくい。観察は自転車がやりやすくて、
国交省の調査結果を見ても、自転車に乗っていての事故がいちばん多い。近年の自転車ブームにこじつけることも可能でしょう。
報告されている最初の事故が三重県久居市で起きたのは、なにかの縁でしょうか。
空撮写真7の写真(5)に写っている、自衛隊のグランドの遠い側の縁にそった道路のどこかが事故現場です。白いガードレールも写っています。私が鉄片を見つけたのはそこから1.5kmほどの場所です。
都道府県別集計で三重県は全国6位。ほどよい田舎で道路の維持管理がずさんだったために、多数の金属片が溜まってしまったんでしょうか。
>青木さん
私の本名も青木なんですが、それはさておき、菊池ゼミでの質問は手強かったのでよく覚えています。
再掲しておくと、『簒奪』のリングは恒星に対して静止しているので、リング型である必要はいまいち薄いです。水星からの輸送を考えると、その軌道面内にあるリングが低コストではある。しかしプログラム次第で黄道面と直交するリングだって作れたわけだから、どうしてもというわけではない。
減速用レーザーの光軸はリング面とは一致していず、少し斜めになっている記述があります。その角度には許容範囲があるはずで、その範囲内に水星の軌道面があったからそれでいこう、というのが、ナノマシンの判断なんでしょう。
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蒲谷 都内の航空写真 2005年06月07日(火)00時03分02秒
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林 譲治 やはり自動車? 2005年06月05日(日)11時01分07秒
宮城県でガードレールと接触事故を起し、三角形の金属片がガードレールに挟まってしまったという体験を公表した人が現れたようですね。時速50キロで接触した事故だそうですが。
ところでどうして今頃、このような金属片が見つかるのか。もちろん認知の問題が大きいでしょう。もう一つ、自動車側の問題もあるのではないかと。
どうの自動車の高張力綱というのは、90年代後半から衝突安全対策として30%程度だったものが平均して34%程度まで使用率が向上しているそうです。そして現在主に使われているのが熱処理で強度が向上するが、プレス成型時には柔らかくて成型性がよいベークハード型高張力鋼だそうです。
だから自動車を構成する鋼板の特性が、ガードレールとの接触によって、あのような形に剥がれやすい傾向があるのかも。
もちろんこれはあくまでも憶測で、何か高張力鋼に関するデータがあって言っているわけではありません。ただ時期的に符合する部分も多いので。
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小林伸光 ガードレール続報 2005年06月04日(土)19時01分38秒
どうやら、車がガードレールに体をこすりつけて脱皮した後に残った外皮である、という説が有力にな$j$D$D$"$k$h$&$G$9$M!#
車にもまだまだ知られざる生態があるのかもしれません。
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永井寛仁 衛星写真 2005年06月04日(土)15時19分14秒
はじめまして。野尻さんの小説のファンで、いつも楽しくサイトや掲示板を読ませて頂いております。
すでに皆さんご存知でしたらお恥ずかしい限りなのですが、NASAも衛星写真を3Dの地球にマッピングして閲覧できるツールを無料で公開しています。
<紹介記事>
http://www.forest.impress.co.jp/article/2005/03/07/nasaworldwind.html
<ツール>
http://worldwind.arc.nasa.gov/
見ようとしている範囲の画像をネット経由で自動ダウンしてくるため処理がやや重く、またダウンした画像をどんどんキャッシュしていくので見れば見るほどHDDの容量を食いますが、高低差を表現したり各種データを地図上に表示したりと、無料ツールにしては高機能でした。
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鈴木 順 2005年06月04日(土)09時49分42秒
>以前は野外にあったサターンVは、展示場に収容されました(↓の中心)
ご教示ありがとうございます。そうか、それでは見えませんね。野尻さんご指摘のモノもそれらしく見えるんですがどうなんでしょ。
もともと私の現地訪問がもう15年も前で、そんな古い記憶に頼っていたのがいけないんですが。その時はフロリダで行われたモデルロケット競技会の世界大会に初めて参加する日本チームの一員として行ったんですが、日程が偶然毛利さんのエンデバーのフライトとぴったり重なっていました。現地に付いてすぐ空港の職員をつかまえて「日本人飛行士が乗ったシャトルは無事上がったか?」と聞いても「知らないなぁ。ヘイ!ボブ、お前なにかニュースで聞いたか?(超意訳)」ってな感じでして、アメリカではもうシャトルの打ち上げは特別な出来事ではないんだなぁ、という感慨を持ちました。帰国の際にも、こんどはシャトルが着陸する時刻と重なって、飛行機がオーランドの空港の滑走路で30分ほどホールドさせられてうれしかったです。変でしょうか?
もう一つ記憶に残っているのは、KSCの敷地内のプレスセンターです。広大な原野の中にぽつんと置かれたプレハブ小屋のような建物だったんですが、その駐車場にはなんと一基だけ、マーキュリー/レッドストーンが立ててありました。受付の締め切り時刻に遅れてしまって周りに誰もいなかった事もあるのですが、ビジターセンターのにぎやかなロケットパークとは違ってたった一人で立っている姿は、切なくも凛々しいイメージとして強烈に残っています。映画「ライトスタッフ」でもありましたが「あんなモノに詰め込まれて、ケツに火をつけられて宇宙に打ち上げられる」当時の飛行士の度胸を思って、見上げながら胸が震えました。
>国土情報ウェブマッピングシステム(試作版)
同じ場所を撮影年度の違う画像で見比べられるのがいいですね。解像度も大きいし。でもずっと「試作版」なのはなぜなんでしょう?
それから、これは国土地理院なのですが、よく似た別のサービスがあり、ここでは何と終戦直後のアメリカ軍が撮った画像まで見られます。
「空中写真閲覧サービス」(試験公開)
http://mapbrowse.gsi.go.jp/airphoto/index.html
都心部に特化した、こんなのもあります。「東京湾岸ぶらり空中散歩」
http://www.mapple.co.jp/photo/idxphtw.htm
「山座同定・鳥瞰系」で一押しがこれ!地域が富士山周辺に限られますが、フラッシュの使い方がお見事です。
http://www.kei-zu.com/
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青木太一 Keyhole 2005年06月04日(土)08時37分32秒
URL: http://www2.tba.t-com.ne.jp/aoki/taichi/
こんにちは。何度か書き込んでいる学生です。
(阪大生じゃないけど講義も聴講させていただきました!
・リングは太陽から一定距離をとればいいのだから球面上のどういう形でもいいはす。なぜ円状なのか?
・相手の宇宙船がたまたま円の平面上(水星の公転軌道面)にあるなんて偶然すぎないか?
という質問をしたものです。)
歌島さんのブログでも
とりあげられていたので、皆さんご存知かもしれませんが、
Keyholeというソフトを使えば衛星写真で3Dな地球をグリグリ移動したり、地球スケールから家一軒一軒が見える精度までシームレスに縮小拡大できます。有料ソフトですが一週間無料お試し版もあります。
日本の精度も(東京なら)なかなかいいです。いまは撮影データを更新中らしくいのでその内容が書いてないのですが、以前は下記URLによると
http://www.keyhole.com/body.php?c=popup&h=support&t=coverageTables#Japan
JapanTokyo (Entire city) は1997年撮影で、解像度1 Footとのことでした。
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大' 衛星ではなく航空ですが 2005年06月04日(土)02時06分15秒
URL: http://dog.intcul.tohoku.ac.jp/
長らく御無沙汰しておりました。楽しいですよね、Google Maps。始めて存在を知った時には、3時間ほどハマってました。でも、日本の写真のズームはここまでなのだ。
…などとお嘆きのあなたに、Google Maps ほど洗練されてないし古い写真ばっかりですが、国土情報ウェブマッピングシステム(試作版)。Google Maps を発見した時に、日本がズームできないのが悔しくて検索してたら見つけたサイトなんですが、それっきり忘れてました。鈴木さんの掲示のおかげで思い出したので、忘れないうちに自分の掲示板のネタにもさせて頂きました。(^^;;
金属片は、テレビのニュースで見て全長 20cm くらいなのかと思ってました。2cm ですか。ハンマーで擦過するだけだと末広がりですが、ハンマーが離脱する時に剥がれて丸まった部分がハンマーに貼り付いて(ガードレールで言うと隙間に挟まって)引CD%$i$l$?7k2L!"$=$N@h$,$9$\$^$C$FI)7A$K@Z$j
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柳瀬直裕 re:Google Map 2005年06月04日(土)01時55分17秒
>ケネディースペースセンター:VABはよく見えるけど、横に寝かしてあるはずのサターンロケットが見えないのはなぜだ?
以前は野外にあったサターンVは、展示場に収容されました(↓の中心)
http://maps.google.com/maps?ll=28.605652,-80.669947&spn=0.066004,0.097761&t=k&hl=en
KSCのビジターセンタの場内案内図です。
http://www.kennedyspacecenter.com/visitKSC/index.asp
発射コントロールのコンソールを並べたコーナーとかあって
ショーアップもされていて楽しめるようになってます。
#私が知らないだけで、それ以外に転がっているはずでしたら、はずしてますが。
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アルビレオ 継ぎ目 2005年06月04日(土)00時29分47秒
写真の方の
>カールしたパーツだけは“逆目”に取り付けてある。どうしてこんな取り付け方をするのでしょうか。
についてですが、両端はカールさせるために断面が波打っていない板を使っているからではないでしょうか。
昔のガードレールの両端はここまでカールしてなくて、反りがついている程度だったので波打った断面でしたよね。
>興味深いのは「なぜ今か」です。
報道などを見ても金属片が発見されている場所の多くが交通量の少ない田舎道が多いみたいなので、全国各地でこういう場所も新しいタイプのガードレールに更新されて、それらに金属片がつくくらい十分な時間が経過したのが今ぐらいってことなのかもしれません。
それなら10年前に気がついてもおかしくないとは思いますが。
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野尻抱介 なぜ今か 2005年06月03日(金)21時27分00秒
自分で観察した限り、なにかが挟まっているのがノーマルということはありませんでした。
直接の現象はもう自動車の接触にちがいないと思うんですけど、興味深いのは「なぜ今か」です。
今回見て回っただけで
こんなのとか
こんなのがごろごろしていました。これらに較べたら、隙間に挟まった金属片などかわいいもんです。
だから、昔からあったものが指摘されて初めて見えてきた、ということじゃないでしょうか。
いわゆる気づき/アウェアネスというやつ。金属物性でも犯罪学でもなく、認知科学の問題であると。
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林 譲治 ガードレールの金属片 2005年06月03日(金)20時29分41秒
まず基本的な問題として、金属片の挟まっているガードレールが異常なのか、じつは金属片が挟まっていないガードレールの方が異常なのか、どちらでしょう?
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小川一水 金属片事件の推理 2005年06月03日(金)19時40分49秒
URL: http://homepage1.nifty.com/issui/
そそられますね、こういうの。
・全国紙の少年漫画や雑誌に影響を受けて各地の子供がやった
・暴走族対策として現地の人がそれぞれ独立して考案
・ガードレール業者や道路整備業者による、業界では普遍的ななんらかの現場の知恵
・あるいはたった一人の何者かが全国行脚の足跡として残したとか……。
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野尻抱介 一匹発見! 2005年06月03日(金)19時38分32秒
なんと、新種の金属生命体?? そうとなればSF作家として看過できません。たとえどんなに仕事が遅れていても、これを探しに行くことは許されるでしょう。
というわけで、さきほど自転車で走り回ってみたら一匹みつけました。こちらをご覧ください>
ガードレール・謎の金属片
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小林伸光 ガードレールの金属片 2005年06月03日(金)04時36分43秒
確かに人為的なものにしては広範囲、多発的ですね。
集団でやっているか、あるいは自然現象か?
未知の金属生命体が成長しているだけ$+$b$7$l$^$;$s!#
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野尻抱介 過ぎ去りし日々の衛星写真 2005年06月03日(金)00時03分29秒
>Googleの衛星写真
UFOが写っている?というのもありましたね。
KSCのサターンVは、
ここの、クローラー・トランスポーターの左にあるブツ切れの物体かなあ?
チノのプレーンズ・オブ・フェームは去年行ったところで、その時見たB-17らしき機影がありました。さらに思い出の場所を探してみると……
モハヴェ空港のそばのジャンク屋。自分で撮った写真は
こちら。
この道路を西に行くと、ゲートガーディアンのコンベア990が見えます。
もうひとつ、
モハヴェ空港のそばの○○。ズームアップすると正体がわかります。
さて、クラーク&バクスター『過ぎ去りし日々の光』にワームカムというガジェットが登場します。ワームホールを使って過去の時空のどこでも撮影できる装置で、これが一般に普及したので、全人類が互いをピーピングするようになって、全人類のプライバシーが消失する。
この状況を大野万紀さんが「これはすなわち神の目である」と評していて、なるほどと思いました。ワームカムがあるだけではだめで、全人類が手分けして使わないと全人類をあまねく監視できないのがポイントです。
なんの文脈かというと、Googleの衛星写真も全人類が手分けして調べないと手に負えない状況にあるということです。これは「無料で太っ腹」というより、そうでもしないと情報量が多すぎて本来の価値が引き出せないという、インターネットと人工衛星がもたらした興味深いジレンマかもしれません。こういう事例、ほかにないでしょうかね?
>ガードレールの金属片
これも広域の現象で気になります。TVで観た限りでは、車輌の一部が接触してこびりついたような感じ。諸星大二郎の漫画で、現代社会の中でユニコーンが角をこすりつけた跡を調べる場面があったのを連想しました。
人がやったとすると、個人でやるには範囲が広すぎます。背後に組織があったり、ノーライフ・キングみたいな現象だったりすると、これはこれで面白いです。
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松浦晋也 またも告知、今度は野田司令です 2005年06月02日(木)23時37分03秒
ロフトプラスワンのイベントを明日に控え、ベビーロケットの資料をひっくり返しています。
というのに、次のイベントの告知です。
6月25日に「野田司令」こと野田篤司さんが、ロフトプラスワンに出演します。八谷和彦さんと藤谷文子さんが、野田さんから宇宙の常識・非常識・反常識を聞き出します。
■「なぞなぞ宇宙講座」
トンデモSF設定? 「アルマゲドン」と「妖星ゴラス」はどっちが効率的に隕石衝突を免れる?等々。「これってどこまでできるの?」という疑問をネタに野田司令にざっくばらんに訊く、宇宙や科学のこと。
【出演】野田篤司(宇宙機エンジニア)
【聞き手】藤谷文子(作家/女優)、八谷和彦(メディア・アーティスト)
【日程】2005年6月25日(土)
【時間】Open/18:00 Start/19:00
【値段】¥1000(飲食別)飲食代:ドリンク¥500〜
【会場】新宿ロフトプラスワン
新宿区歌舞伎町1-14-7林ビルB2
03-3205-6864
ところで能代宇宙イベントの高度500mというのは、最初に能代で打ち上げたペンシル(高度600m)とだいたい同じですね。
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鈴木 順 Google Map 2005年06月02日(木)22時14分04秒
もう皆さんとっくにご存知かも知れませんが、無料で太っ腹なサービスです。
http://maps.google.com/maps
日本も見られるようになるといいんですが、今のところアメリカだけ。地図好き、航空写真・衛星写真好きとしてはたまらないサービスです。発表された日から眺めてます。
よく見るところは、、、
ケネディースペースセンター:VABはよく見えるけど、横に寝かしてあるはずのサターンロケットが見えないのはなぜだ?
http://maps.google.com/maps?ll=28.568573,-80.642052&spn=0.185394,0.246506&t=k&hl=en
ハドソン川に浮かぶ空母イントレピッドの航空博物館:まだコンコルドが置かれる前みたい。
http://maps.google.com/maps?ll=40.764438,-74.001364&spn=0.005955,0.008250&t=k&hl=en
ロングビーチのQE2とスプルースグースが入ってるドーム
http://maps.google.com/maps?ll=33.751985,-118.190156&spn=0.005955,0.008250&t=k&hl=en
LA郊外、Chinoの航空博物館プレーンズオブフェーム
http://maps.google.com/maps?ll=33.981367,-117.641612&spn=0.005955,0.008250&t=k&hl=en
野尻さんのモーターパラの写真もとてもいいのですが、うらやましい方が先に立ってしまって、、、、。^^;
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野尻抱介 2005年06月02日(木)12時41分50秒
「なにしに来たんですか、あなたは」
「いえ前回で味をしめまして」
などと答弁しつつ月曜の
きくちゼミを聴講してきました。SF業界人は林譲治、田中啓文、堺三保(順不同敬称略)と私で、実は聴講どころか学生さんたちをさしおいて質問しまくっていたりしますが。
寺田さん@
チームつかもとの講演は非常に面白くて、テキストの『ニューロマンサー』は申し訳程度に流すかと思ったら、現在の研究とみっちり比較検討されました。
「いやおもろかったわあ」「これでタダやもんなー」「ネタの宝庫や」「これで3本くらい書ける」などと満悦して帰っていく業界勢はやっぱり厚かましかったかも。
堺さんのblogに
私が外部講師をしたときのレポートがあります。学食の様子も紹介されていますが、今回は問題の天津マーボー丼を食べてきました。
壁に貼ってあるアンケートにはその後も
「天津マーボーをもとに戻してください」
「天津マーボーが戻るまで館下食堂をボイコットします」
「俺たちのテンマーを返せー」
等々、哀訴愁訴強訴が並んでいて、食堂側の回答は「5月16日より以前の味に近いものに変更します」。
その変更バージョンを食べてみたのですが、御飯の量が半端じゃないので参りました。味はまあ普通かな。改悪版を食べてみないとなんとも言えません。オムレツ部分はオーダー後の調理でした。
>
能代宇宙イベントと黒鉱
曽根さんすごいですね。外からでもかなりわかるもんなんだなあ。
で、アクセスは安定してますが、上のページを読むたびに「証明書の名前が間違っています」というダイヤログが出るのはいいんでしょうか。
浅内鉱滓堆積場ですが、そういう場所なら田畑には転用しにくいでしょうし、ロケット実験場というのは有望な気がしますね。教育およびスポーツとしてのロケット打ち上げはもはや常識でしょう。鳥人間コンテストみたいに「めざせ対岸!」となったらヤバすぎますけど。
鉱滓の出所は花岡鉱山・釈迦内鉱山ですか。じゃあこの夏は「秋田ロケット鉱物温泉釣りの旅」という、焼きそばパン的センスで計画してみるかな(^^)。
発盛鉱山の毒重石はちょっと狙ってみたいところですが、まだ落ち穂拾い的に採取できるんでしょうか。
北投石ですが、検索してみると温泉ネタに使われてますね。岩盤浴のほかにも「北投石ラドンサウナ」だの「北投石・命石水」だの。
>ブロッコリー決算報告
ゲーマーズで売ればいいのに(^^;。マニアなら大喜びで買っていくでしょうし。
4月には「萌え銘柄暴騰」としてニュースになった
株価は400円くらいで落ち着くのかな。
GAに関しては新キャラ、アプリコット桜葉の投入が話題ですが、ゲーム・漫画路線は自分としてはいまひとつで、アニメ系の展開を望むところです。
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びんた切れの水晶 川原毛の北投石 2005年06月01日(水)06時30分03秒
玉川温泉の北投石は,天然記念物ですので,私が紹介した本にも,手を出さないようにと書いてあります.川原毛の北投石(鉛を含む重晶石(硫酸バリウム))は,放射性を帯びていないそうです.また,天然記念物ではないので,採取しても問題なかったと思います.
北投石は,基本的に重晶石つまり人間ドックで飲まされるバリウムなので,手で持ったときの重量感でわかると思います.結晶が出ていれば,きれいなキャラメル型の結晶をしますので,わかります.
むかし,筑波山付近の採石場跡で,それらしいものをみつけ,物理実験でガイガーカウンタに曝したのは私です.カウントがちゃんと上がった時は嬉しかった.秋月のガイガーカウンタを作成したのも,某所の放射性鉱物の鑑定のためでした.なお,某所は,野尻さんのホームページに載っています.
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アルビレオ ブロッコリー 2005年05月31日(火)01時24分22秒
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管理者: 野尻抱介 <nojiri@alles.or.jp>