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CO2を地中に貯留・仏ベオリア、パリ郊外で年20万トン封入

 【パリ=古谷茂久】フランスの環境関連企業ベオリア・アンビロヌマンはパリ郊外の地下に二酸化炭素(CO2)を封じ込める事業に着手する。温暖化ガスの排出を減らす目的だが、将来はCO2の排出量取引市場で貯留分に相当する排出権を売却することを狙っているとみられる。CO2地中貯留はアルジェリアの砂漠や北海の海底などで実施されているが、大都市近郊での計画は極めて珍しい。

 同社は、パリ中心部から北東へ約30キロ離れたクレイ・スイイ付近で地中貯留を実施する。地下約1.5キロまで立て坑を掘り、同社の廃棄物発電施設で生じるCO2を送り込む。2012―13年の事業開始を目指す。ベオリアは年約20万トンのCO2を地下に封入する計画。(01:40)

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