2008年 3月 23日
JAつやまでまたも油流出
岡山県鏡野町にあるJAつやまの施設でまた油が流出していたことがわかりました。現在までに環境への被害は報告されていません。油が流出したのはJAつやまが運営する鏡野育苗センターです。職員などによりますとボイラーの稼働に向け今月19日におよそ450リットルのA重油をタンクに給油しました。その後ボイラーの空気抜き弁を閉めていなかったため3日間でおよそ400リットルのA重油が地下に流出しその一部が排水路から近くの吉井川に流れたということです。JAつやまでは今月6日にも別の場所で油が流出する事故が起きています。

府中湖スマートIC利用開始
坂出市府中町の高松自動車道府中湖パーキングエリアにETC車専用の簡易型インターチェンジが新たに設置され、23日の午後3時から利用できるようになりました。一般車の利用開始に先立って午前11時から香川県の真鍋知事坂出市の松浦市長など関係者約60人が出席して記念式典が行われました。府中湖スマートインターは、四国で2例目、香川県内では初のETC車専用の簡易型インターチェンジで、「整備効果などの社会実験施設」として、約3億8000円をかけて建設されました。利用できる時間は午前6時から深夜0時まで、高松道上下両方の線への出入りが可能です。高松中央インターまでの普通車の料金は600円で、朝、夕の通勤割引時間帯では5割引きの300円となります。今後は、実際の利用状況や安全性などが調べられインターチェンジの本格的導入が改めて検討されることになっています。

岡山シーガルズ セミファイナルで3位
バレーボールのV・プレミアリーグ、セミファイナルに進出した岡山シーガルズは決勝戦進出をかけ23日デンソーエアリービーズと対戦しましたが、ストレートで敗れました。勝った方が決勝戦進出の大一番。しかし岡山シーガルズは序盤から硬さが目立ちなかなかペースをつかむことが出来ません。更にデンソーのエースロンドンの強烈なスパイクを第1セットから止めることができません。前日の久光戦で勝ち勢いの乗りたいシーガルズですが第2セット以降も破壊力のあるデンソーの攻撃を止めることが出来ずセットカウント0対3で敗戦。シーガルズは来月6日に行われる3位決定戦に臨みます。

春高バレー 就実・高松工芸ベスト8ならず
東京・代々木第一体育館で行われている春の高校バレー全国大会は大会4日目を迎え、郷土勢がベスト8進出をかけた一戦に挑みました。34回の最多出場を誇る岡山の就実は、33回出場の同じく古豪八王子実践と対戦しました。第一セット、全日本ユースでレフトを努める4番の石井選手と対角の3番西川選手の活躍などでこのセット25対17で奪います。しかし第2セットに入ると八王子のサーブでレシーブ陣が崩され流れが変わります。打っても高さを活かしたブロックを決められ、中々ペースをつかめない就実は後半の追い上げも届かずセットカウント2対1で敗れベスト8進出はなりませんでした。一方、香川の高松工芸もスピードを活かした攻撃で1セットを奪うものの、後一歩届かず3回戦で敗退しました。

43年の歴史に幕 天満屋倉敷店閉店
倉敷市の天満屋倉敷店がJR倉敷駅前に移転するのに伴い、22日最後の営業日を迎え、43年の歴史に幕を閉じました。去年12月から始まった閉店セールに訪れた買い物客はこれまで約50万人に上ります。最終日の22日も別れを惜しむように多くの買い物客が訪れ、最後のにぎわいを見せていました。そして、午後7時、川上裕店長始め、全従業員が店頭に立ち買い物客を見送った後、天満屋倉敷店は43年の歴史に幕を閉じました。新しい天満屋倉敷店は三越倉敷店が撤退した、JR倉敷駅前の「くらしきシティプラザ東ビル」へ移転し、今月29日にオープンします。現在の倉敷店は建物が取り壊され、跡地には有料駐車場が整備されることになっています。

キッズフェスティバル
子供たちに自然の素材を使って思いっきり遊んでもらおうというイベントが岡山市で開かれました。このイベントは子供たちに思いっきり遊べる場所を提供したいと2002年から行われています。きょうはあいにくの雨模様となりましたが大勢の親子連れが訪れました。会場では公園の斜面を利用した手作りの滑り台やのこぎりやかなづちを使って工作が出来るコーナーが設けられ参加した子供たちは目を輝かせながら遊びを楽しんでいました。イベントの主催者は「遊びを通じて子供自身が判断して責任を持つ力を養ってもらいたい」と話していました。

恒例 下駄飛ばし大会
さぬき市志度では、特産の下駄を使った珍しい大会が開かれました。参加者が飛ばしているのは、志度特産の桐下駄、今年で20回目を迎える源内ふるさとまつりのメインイベントです。大会では午前中の予選を通過した約50人による決勝戦が行われ、小学生以下の子供と大人の男女合わせて3部門に分かれて熱戦が繰り広げられました。きょうはあいにくの雨模様となりましたが、参加した人たちは、気合をこめて下駄を飛ばし、応援に駆けつけた家族と一緒に大会を楽しんでいました。

高橋大輔・世界フィギュア4位
スウェーデンで開かれているフィギュアスケートの世界選手権は、最終日の22日男子のフリーの演技が行われ、優勝の期待がかかった倉敷市出身の高橋大輔選手は惜しくも4位という結果に終わりました。前日のショートプログラムで3位に付け、フリーでの巻き返しを狙った高橋大輔選手ですが始めの4回転ジャンプで転倒。世界最高と言われるステップで演技点こそ獲得するもののジャンプでのミスが響き4位という結果に終わりました。