体育館には芸術学部、産業科学技術学部など4つの学部生と大学院生が出席。代表者に学位記が授与されました。今年は生命科学部健康科学学科が設立4年目を迎え、初めての卒業生を送り出しました。添田喬学長は「一人ひとりが特性を活かし何ができるか、何をすべきか、どうすればできるかを考え実社会で活躍して欲しい」と卒業生を激励し「たくさん本を読み、考える習慣を身につけて欲しい」と話しました。これを受けて、卒業生を代表して芸術学部の山下真未さんが「母校の名を汚すことなく自分だけの素敵な道を歩みたい。4年間ありがとうございました」と恩師へ感謝の言葉を贈りました。きょうは生憎の小雨でしたが、会場の外には在校生らが待ち受け、式を終えた卒業生に花束を贈ったり一緒に写真を撮るなどしていました。倉敷芸術科学大学では、今年4月から産業科学技術学部に観光学科、また、生命科学部に生命医科学科の2つが新設され4月5日に入学式が行われます。
真備歴史巡りと散策は、男女共同参画を推進する市民グループ「フォーラム2000まび」が、毎年、年2回、行っています。今回は、68人が参加し、井原線の吉備真備駅から現在、最終の発掘調査が行われている勝負砂古墳を目指して歩きました。真備町二万地区にある勝負砂古墳は、岡山大学考古学研究室の発掘調査によって1500年ほど前に造られた全長42mの「帆立貝形前方後円墳」であることが分かっています。また、未盗掘だった竪穴式の石室からは、鏡やよろい、馬具、武具など豊富な副葬品が発見されました。参加者たちは、考古学研究室の学生から古墳や石室の構造について説明を受けながら、5世紀から6世紀にかけて二万地域に大きな勢力があったことを再認識していました。このあと、一行は、井原線の川辺宿駅南のグリーンパークまで散策しました。
訪中団は、鎮江市の中心部にある梅桜園で開かれる梅桜園祭を見学するため現地へ向かいます。倉敷市日中友好協会の鎌田頼靖会長と、訪問団長を務める倉敷市の西博副市長は「人民レベルで両市の友好の絆がさらに深まることを願います」と挨拶しました。梅桜園は両国の代表的な花、梅と桜が2000本ずつ植えてあり日中友好の証として市民に親しまれている公園で倉敷市から毎年市民訪問団が現地を訪れています。訪問団は鎮江市の許津栄市長の表敬訪問をはじめ、地元市民による歌や踊りを見学する予定です。今回は中国製ギョーザの農薬混入問題などで食に対する不安が広がり、申し込みの出足が鈍かったものの最終的には例年並みの26人が参加します。一行は、来月14日から19日まで鎮江市と隣接する瀋陽市や大連市の3都市を巡り中国文化に触れることにしています。