二式大艇からUS−２型へ
〜神戸・東灘〜 受け継がれた技は世界の最先端今から５年前、東京お台場にある「船の科学館」に展示されていた旧日本海軍の二式大艇を見に行きました。現在は鹿児島県鹿屋市にある海上自衛隊の資料館に移設、保存展示されているそうです。ウィキペディアに詳細を見ると、『二式飛行艇（にしきひこうてい）は、旧日本海軍が第二次世界大戦中に実用化した4発大型飛行艇。初飛行は1941年（昭和16年）。機番は「H8K」。レシプロエンジン装備の飛行艇としては当時世界最高の性能を誇り、現在なお凌駕する機体は出ていないともされる。通称は二式大艇（にしきたいてい、にしきだいてい）。二式大型飛行艇とも言う。なお、輸送型は「晴空」と呼ばれていた。先発の九七式飛行艇と共に川西航空機で生産された。 連合軍におけるコードネームは「Emily」。』※詳しくは→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%8C%E5%BC%8F%E5%A4%A7%E8%89%87
ここに紹介されている「川西航空機」という会社は、戦後「新明和工業�蝓廚箸靴萄峠佝�して、現在も世界最新鋭の飛行艇を造り続けています。そして、その製造・整備を一手に担っているのが、東灘区青木にある甲南工場です。わが町東灘には、日本を否、世界を代表する航空機メーカーの生産拠点があったのです。場所はＲ４３青木交差点の南側です。
私自身は、「新明和工業�蝓廚気鵑伐燭侶犬錣蠅發覆�（もしかしたら同級生とかが勤めている可能性はあります）、ましてや何の利害関係もありませんが、地元に生産拠点をもつメーカーが、世界に誇る技術を有しているということを知り、とても嬉しく思いました。
わが国は島国ですから、海岸線の長さで比較すると世界屈指の大きさになります。故に防衛上、島しょ防衛は至上命題であり、飛行艇には、その生命線を握るといっても過言ではない程の役割が期待されています。平時である現在でも離島の救急患者の搬送や、海難救助に活躍中です。
私は趣味で海に潜りますが、１度是非訪れてみたいのが「小笠原諸島」です。東洋のガラパゴスと呼ばれる小笠原ですが、飛行場がないので、移動手段は船に限られます。学生時代ならいざ知らず、片道１昼夜を費やしての旅行となると躊躇してしまいます。島としても観光収入の増大を図ろうにも、交通手段がネックとなっています。新空港建設案もありますが、環境破壊とコストの検討の結果頓挫しているそです。
そこで今注目を集めているのが、ＵＳ−２の旅客機型の開発だそうです。以前、石原知事も言及していたので、私も記憶しています。相当な荒天時でも離着水が可能なのが大きなメリットです。問題はメンテナンス、同機の運用上オーバーホールの必要頻度が他の航空機に比べて高く、運用経費を圧迫するそうです。でも、日進月歩の技術開発は、やがてこれらの問題をクリアーすることでしょう。早く“その日”が来るのが楽しみです。
※勝手に宣伝してしまいました。→http://www.shinmaywa.co.jp/products/list/aircraft_02.htm |
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船の科学館
船の科学館（ふねのかがくかん）は、1974年（昭和49年）7月に竣工・開場した東京都品川区東八潮にある博物館。シーサイドストーリー番外編カモメのみなさんつけました。 船舶の構造・歴史の解説や、エンジンなど各種機器の展示を行っている。東京臨海副都心地域における最初の建築物とい
2008/2/17(日) 午前 0:39 [ 切画師 風祭竜二の世界 ]
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島嶼部の環境保全のためならば、いっそ、そのまま海上自衛隊に運用を任せてはどうでしょうか？
通常は、旅客輸送に使い、災害時には被災者輸送に使う。
2008/2/13(水) 午後 5:37 [ nukunukupower ]
nukunkupowerさん、ありがとうございます。
おぉ〜、究極の行政改革ですね。しかし、役所が飛ばす飛行機に乗る気が・・・
2008/2/13(水) 午後 7:06 [ nagase_takeshi ]
船の科学館に展示されている旧日本海軍の二式大艇を切画にしましたよ！！
2008/2/17(日) 午前 0:39
風祭竜二さま、ありがとうございます。
ＴＢ感謝です。先ほど拝見しました。「素晴らしい」です。
特に一緒に掲載されている「かもめ」の作品は、羽ばたきの音が聞こえてきそうでした。
2008/2/17(日) 午前 1:30 [ nagase_takeshi ]