北京――中国の国営・新華社通信は21日、同国で昨年発生した交通事故死は約8万2千人で11年連続で世界最悪となったと伝えた。政府の統計を引用している。
車両1万台ごとに5.1人が死んでいる比率になるという。新華社によると、世界の平均数字は1万台につき2人としている。
中国では経済発展と共に、私有車両が増加。同時に、無謀運転、劣悪な道路整備などの問題が浮き彫りになり、事故死が増える要因となっている。