想いを隔てる。
いまでも心の半分以上を占めてる
いますぐ聞きたいあのことば…
嘘、偽り、中傷…閉じこもった何もない空間。
負けたくはなかった。
決して泣きたくなかった。
なのに
私は 負けて…
そうして
毎朝 泣いて目覚める。
はじまりは
無惨に奪われた小さな命。
その朝、かかってきた涙声の電話。
そして
忘れられない
悲しみに満ちたあの横顔
『なんにもできないんだよ』
吐息…ため息…噛みしめた唇からひとすじの深紅。
『大騒ぎにはしたくない』
本当の想いは
でも 誰にも通じなかった。
捏造だといわれボロボロになった。
それでも
負けなかった。
そんな中、大切に大切にしていた宝物を亡くした。
泣いて泣いて笑って
『ちゃあ、もう苦しくないよ』
刹那に。
彼女はすでに自死を決意していたのかもしれない。
けれど
けれど 私は知っている。
彼女が死を選んだのは
たったひとりの人に信じてもらうためだった。
苦しんで苦しんで彼女は逝った。
なのに
…信じてはもらえなかった。
私がすべてをだめにした。
私が中傷に拍車をかけてしまった。
ブログもプライベートも捏造といわれ嘲られた。
彼女が遺した正義に反論できなかった彼らの
それは半年以上もかけた復讐だった。
遠すぎて 遠すぎる心が
想いを隔てる。
いまでも心の半分以上を占めてる
遺されたあのことば…。
あの深い…愛…。
私は
どこへいけばいいのだろう。
どの道を選べばいいのだろう。
私は…。