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【ウイークリーワールド】チベット騒乱をナマで見る

2008.3.22 13:44
このニュースのトピックスウイークエンド「MSN産経ニュース」
10日、ラサ市街地に配置された警官(インターナショナル・キャンペーン・フォー・チベット提供、AP)10日、ラサ市街地に配置された警官(インターナショナル・キャンペーン・フォー・チベット提供、AP)

 中国のチベット自治区、ラサで14日に起きた大規模騒乱で、世界の目を改めて釘付けにしたチベット問題。亡命チベット人らによる中国政府への抗議行動は日本やインド、ネパールなどへ広がり、瞬く間に国際ニュースを席巻した。

 18日には、チベット仏教最高指導者のダライ・ラマ14世が「チベットで暴力が続くなら退位する」と表明した。クシュネル仏外相も同日、「欧州連合(EU)は開会式への不参加を検討すべきだ」と、ついに中国政府の“アキレス腱”とされる北京五輪に言及した。

 現地から送られてきた写真を見ると、治安部隊を大量派遣して早期の幕引きを図った中国政府の思惑が透けてみえる。とはいえ、国際社会の反応をみていると、そう簡単に行くかどうかはまだ分からない。

このニュースの写真

10日、ラサ市街地に配置された警官(インターナショナル・キャンペーン・フォー・チベット提供、AP)
14日、騒乱が起きたラサ中心部のジョカン寺(大昭寺)の前(ロイター)
14日、ラサで中国国旗を燃やすデモ参加者(ロイター)
14日、フロントガラスが割れたままラサ市街を走る治安部隊の車両(ロイター)
14日、チベット人居住区で抗議デモを行う僧侶たち(ロイター)
ラサで14日、盾を重ねて身を守る治安部隊(ロイター)
14日、ラサでは市街各地で火の手が上がった(AP)
14日、ラサで警察車両に石などを投げる人々(AP)
ラサで14日、ダライ・ラマ14世の肖像を掲げて抗議デモに加わる人(AP)
ラサで14日、デモ参加者から旗を奪おうとする治安部隊(AP)
15日、ラサ市街を走る治安部隊の車列(ロイター)
16日、四川省の抗議活動で死亡したとされる人々(ロイター)。「人権と民主主義のためのチベットセンター」は武装警察に射殺されたとしている
ラサで16日、略奪にあい悲嘆に暮れる商店主の女性(ロイター)
16日、中国甘粛省の甘南チベット族自治州で、整列する武装警官を見守るチベット人(AP)
17日、四川省西部、康定の町に向かうトラックに乗った治安部隊(ロイター)
18日、中国チベット自治区ラサ中心部の街角で、住民の身分証をチェックする治安部隊当局者ら(共同)
ラサで14日、男性を襲うチベット人ら(ロイター)
ラサで20日、住民らの身分証明書を確認する治安部隊(ロイター)
四川省康定の広場近くで21日、治安部隊の前を通る女性(ロイター)
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