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03/22-12:17--晴れ舞台胸に闘志　興譲館ハツラツ行進　春のセンバツ開幕

　第８０回記念選抜高校野球大会が２２日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕した。中国地方代表として、岡山県から興譲館（井原市西江原町）が春夏通じて初めて出場。記念大会とあって、例年より４校多い全国の３６校が晴れ舞台に姿を現した。午前９時から開会式が行われ、前年覇者の常葉菊川（静岡）をはじめ、北から南の順に、大会行進曲のコブクロの「蕾（つぼみ）」に合わせて各チームが入場。出場校中２７番目に登場した興譲館ナインは、三宅裕主将を先頭にしっかりと腕を振り、あこがれのグラウンドの土を踏みしめて堂々と行進した。同校のプラカードは、明誠学院高（岡山市津島西坂３丁目）書道部のメンバーが書いた。優勝旗返還、主催者あいさつなどに続いて、中京大中京（愛知）の矢沢英典主将が「日本の高校野球の代表として多くの人々に感動を与え、ニュー甲子園ではつらつとプレーします」と力強く選手宣誓した。この後、駒大岩見沢（北海道）と成章（愛知）の開幕試合で、１３日間にわたる熱戦が幕を開けた。興譲館は大会３日目第２試合（２４日午前１１時半開始予定）で、好投手・斎藤を擁する千葉経大付（千葉）と対戦する。

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