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あの人は今こうしている 吉沢やすみさん(売れっ子漫画家だった)

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 シャツに生きたカエルが張り付いている、という奇抜な発想が抜群だった漫画「ど根性ガエル」。今も漫画のキャラクターが大鵬薬品の“ソルマック”のCMに起用されている。そのカエルのキャラクター“ピョン吉”らの活躍は見るが、作者の吉沢やすみさんの新作は目にしない。今どうしているのか。

●「一時、仕事を完全にやめ、百貨店のガードマンを3年、赤羽駅で清掃を1年半、したこともありました」

 吉沢さんと取材の約束をしたのは、平日の昼間。西武池袋線石神井公園駅から徒歩6、7分の自宅を訪ねると、夫人が記者をリビングに招き入れ、「電話して呼びますのでお待ちください」とのこと。数分後、吉沢さんが慌てて帰宅した。

「すみません、約束を忘れて。石神井公園駅の近くの雀荘に行ってました」

 え、雀荘!?

「11時くらいから夕方5時か6時まで、麻雀をしてることが一番多いかもわかんないですね。あと、パチンコ。夕方、いったんウチに帰ってご飯を食べて孫を風呂に入れ、また出かけることもあります。行きつけのスナックで焼酎を飲んだり、カラオケしたり……。みんなに“遊び人”と呼ばれてます、ハハハ」

 おいおい、仕事はいいのか?

「仕事はやってません。Tシャツや文房具とか、『ど根性ガエル』のキャラクターグッズで食べてるって感じで。ソルマックのCMも7年目ですし、アニメーションもいつも、どこかのケーブルTV局で放送してもらっていますから」

 悠々自適とはこのことだが、それにしても、うらやましい。

「正直、もう体力的にキツイです。まんがタイムという漫画雑誌に10ページのストーリーギャグ漫画を連載してたこともありますけど、それももう10年ぐらい前ですか。この敷地30坪の家を残せたので、もういいでしょう」

 吉沢さんは昭和45年、週刊少年ジャンプに本名の吉沢保己で読み切りの「ど根性ガエル」を発表してデビュー。その単行本は全27巻で約300万部売れ、アニメ化も2度されるほど人気を博した。

「その後いろんな作品を描いても、なかなか『ど根性ガエル』を超えられない。それで15年ぐらいたったとき、一時、完全に漫画家をやめ、百貨店のガードマンを3年、JR赤羽駅で掃除を1年半、したこともありました。女房にも資格を持っていた看護師の仕事を始めてもらって。そうしていたら、ピョン吉が助けてくれて。『ひとつ屋根の下』ってフジテレビのドラマで、主役の江口洋介さんがピョン吉の絵の入ったTシャツを着てくれたんです。おかげでまた『ど根性ガエル』が注目され、長男を大学に入れることができました」

 23歳のときに結婚した同い年の夫人との間に32歳の長女、31歳の長男の2人の子供がいる。長男は病院勤務のエックス線技師、長女は“かなん”のペンネームで人気アニメ「ギャラクシーエンジェル」のキャラクターデザインや漫画を描いている人気漫画家だ。

「娘は大井昌和という漫画家と結婚し、ウチから歩いて10分のところに住んでいます。息子も結婚し、一緒に住んでくれている。息子に男の子の初孫ができて、今は5カ月。もうメロメロです」

【2008年3月18日掲載】



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