唐津市の民家で5分咲きになったしだれ梅。白やピンクの花がシャワーのように降り注いでいる

唐津市の民家で5分咲きになったしだれ梅。白やピンクの花がシャワーのように降り注いでいる

 唐津市浜玉町横田上の農業、有須田房枝さん(77)方の庭で、高さ約4メートルのしだれ梅が5分咲きになった。頭上から降り注ぐピンクの梅の花が、見物客を楽しませている。2月末ごろまでが見ごろという。

 梅は56年前、同じ庭に咲く現在樹齢103年のしだれ梅から接ぎ木されて生育。開花は例年より1週間ほど遅いが、花の甘い香りが辺りに漂う中、枝に留まるメジロの姿が見られるなど、県内外からの訪問者を和ませている。観覧料200円。問い合わせは唐津観光協会浜玉支所=0955(56)6937。


=2008/02/21付 西日本新聞朝刊=