3月19日
議会最終日 共産党のG議員さんと社民系無所属のI議員さんは予算案ほかいくつかの議案に反対された。G議員さんの反対討論はこの党だから仕方がないなと納得したが、I議員さんの特別職報酬等審議会設置条例に反対された理由に納得いかなかったので、3月議会終了後の、恒例の議会・行政委員・当局の懇親会でI議員さんに話しかけた。
I議員さんの本会議の条例案反対討論では、おおむね以下のとおりと記憶している。
「そもそも、2年前、町長ほか三役の給与引き下げ(町20・副町長と教育長7%)に反対した。それは、職員の給料(※給与と給料は違う)引き下げを恐れたからだ。事実、1年後、そうなった。町長の給与を元に戻したいなら、前のように自分で戻せばいいではないか。これまで近隣の自治体を見比べて、給与を決めてきたではないか。」
F町長からI議員さんへは
「私のマニフェストを読んでほしい。児童館を建設するために1億円かかるとして、その財源を、50%が補助金、40%が起債、残り10%を現金が必要になると考えた。そのうち、600万円程度は三役の給与削減で賄おうと考えた。(※つまり、まだ、児童館を建設していないので(西部児童館はできたが)すぐ、削減する必要がなかったのだが、当選後、予算査定をしてみると、財政状況が厳しく、予算を組むのも苦労している。これから各種補助金削減など町民にも負担を強いていくので、しばらく、給与カットをすることにした。)
そもそも、I議員さんが昨年の委員会か全員協議会だったかと思うが、議員の報酬が少ないので上げてほしいと言ったではないか。確かに、議員報酬はいったいいくらぐらいが望ましいのだろうか? 基準財政需要額で一定の水準がしめされてはいるが。そこで、いったい、われわれ(特別職等)の報酬は、立山町と類似(人口等で基準がある)の町村が全国に130団体あるが、そこと比べてどうなのかを調べてみて、第三者の方々に審査してもらおうと考えたからだ。」
お酒の席だったから、それで終わり、その後、矢祭町の議員日当制度の是非など、他の議員さんとも議論になった。
ところで、報酬等審議会は、県内ではほとんどあると聞いた。職員の給料もそうだが、特別職の給与決定は、町広報等を通じるなど透明性を高めて、町民に説明できるものにしたい。
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