2007年 05月 23日
◆チベットに大量のレアメタルの埋蔵が確認


「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」

平成19年(2007年) 5月21日(月曜日)

 
青蔵鉄道沿線にチタン、コバルト、金紅石、マンガン鉱脈が発見された

 米国ジェイムズタウン財団発行の『チャイナ・ブリーフ』(五月十六日号)によれば、中国共産党はチベットへの機甲部隊の増派を決定した。

 チベット高原に眠るレアメタル(稀少金属)、戦略物資は夥しいが、

 最近の調査で大量のジルコン、クローム、金紅石、マンガンのほか、

 日本やEU、米国のハイテクに欠かせないコバルト、チタンも膨大に埋蔵されていることが判明した。

 たとえばコバルトはハイブリッド・エンジンに欠かせない。

 チタンはエアバス、ボーイングの航空機エンジンに不可欠である。

チベット問題、ウィグル独立運動同様に資源戦争の様相を呈してきた。



by yamato4987 | 2007-05-23 16:12 | ■チベット・新疆・西部地域


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