管工事協同組合通常総会
別府市管工事協同組合通常総会が25日、北浜のホテル清風で開かれ29人(社)が出席した。役員改選(任期2年)で小俣勝広理事長は一度は退任を表明。新体制を投票で選出することになり、結局、小俣理事長が選ばれて4期目を務めることになった。
小俣氏は退任の弁を「15年前のピーク時に53社あった組合企業は現在、36社に減少した。後継者の問題もあるが、景気のせいだ。自助努力しているものの『聖域なき構造改革』が短期間に進み、今、われわれにしわ寄せが来ている。公共工事は半減、労務単価は以前の70%に積算され、ここまで厳しいのか、と肌で感じている。発注者は新分野の開拓を指導するが、管工事以外に何をやればいいのか。皆さんの得意分野に付加価値をつけて頑張っていこう。組合も勉強してオープンに情報を送る」と述べた。
全役員が退任を表明して、3期6年続いた小俣体制の後継選出を議論、投票することになり、理事7人と監事2人を記入して投票した。新理事の互選で4選された小俣理事長は「組合員の努力で新しいものを作ろう。力をつけて管工事組合を守り、全員が生業を続けていけるよにしたい」と語った。
総会は昨年度の事業・決算を承認、今年度の事業・予算案を決定した。
新役員は次のとおり。(敬称略)
理事長=小俣勝広(小俣電設工業)▽副理事長=二宮孝詞(A・E・D)▽専務理事=荒金功(荒金設備)▽常務理事=三好明(事務局)▽理事=清家努(信和冷暖房)、河野章(ツー・バイ・ツー)、友永忠司(友永設備工業)、志賀国孝(和光熱設工業)▽監事=加来暢彦(加来電機)、吉武高吉(吉武電設)
コメント