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【北京から更新】胡錦涛さんを生で見たよ!

(写真は記念撮影の前に胡錦涛国家主席と握手をかわす平山幸司参院議員ら=China Daily)

【北京7日夜=下町の太陽】

 午前中は国会議員団は「交流協議機構」の会議。
 一般団員は班別観光。
 私は工業団地の日系工場などを見ました。

 ホテルでの1時間弱の着替えを終え、昨日に続き人民大会堂(国会)へ。
 1階のホール(?)で議員団、一般団員、民主党職員に加え、全青連など中国共産党幹部などが整列。

 胡錦涛さん、小沢さんを待ちかまえます。


(China Daily)

 一瞬の静寂のあと、割れんばかりの拍手の中、胡錦涛さん、小沢さん、羽田さん、菅さんらが入場してきました。

 胡は小沢さんが付き添う中、1列目の国会議員、2列目の国会議員や一般団員と3列目から手を伸ばした一般団員、ひとりひとり握手してまわりました。(およそ5分間)。

 私と18歳の時からの友人、石川知裕衆院議員も直接、声をかけてもらいました。15年経って政治家になる夢を叶え、P5(国連常任理事国)の国家元首と直に握手している石川君の姿を垣間見られたのは万感の思いです。

 私は5列目でしたので、2・5メートルほどの距離で胡錦涛さんを見ました。

 「13億人中国のナンバーワン」と考えると、イメージが増幅してしまいます。

 そういう場合、実際に会うと小柄なイメージを受けることが多いのですが、胡錦涛さんはイメージ通りそのままでした。

 柔和な笑顔。体躯はアジア人平均よりやや大きめ。理知的な顔立ち。フサフサとした柔らかそうなヘアスタイル。物腰ていねいな所作。

 先日の共産党大会で、共青団や太子党の若手を抜擢し、今後5年間の胡体制を盤石なものにしましたが、直に見る胡さんは権力者にありがちな顔の左右の違いなどもないですし、強引さより、怜悧な判断力でトップになった人ではないか、と感じました。

 ◇

 写真撮影の後、胡さん、小沢さんが会談。団員ではありませんが急きょ北京入りした田中眞紀子元外相が同席したそうです。

 なお、訪中団には初日から国民新党の自見庄三郎元郵政大臣(参院で統一会派)が副団長として参加しています。

 ◇

 私たちはバス10台以上に分乗し、釣魚台国賓館に先に向かいました。

 ◇

 こちらで確認した限りでは、「NHKニュースウォッチ9」で報道されたようですね。

 たぶんこの写真撮影の映像を不思議に思った方は多いでしょう。

 我々は北京時刻の3時過ぎから整列を始めました。

 これは男女・年代に分けた一列をつくり、左右からそれぞれひな壇に入っていきました。
 ですから、議員後援者グループはほとんどがバラバラに映っているはずです。

 そして4時ごろ、日本側国会議員団が入場、着席。

 さらに中国共産党幹部が入場し、日本国会議員が互い違いに座る形になり準備完了。

 午後4時20分前後、上の写真のような形で胡錦涛さん、小沢さんが入場し、胡錦涛さんの握手が終わった後、大きなストロボを使い2回撮影しました。

 日本側報道陣のカメラ(スティール、ムービーとも)は斜めに構えていました。おそらく正面からでは全体が入らないからでしょう。

 1時間ほどの待ち時間でしたが、中国側のみなさんの対応がスムーズでしたので、混乱はありませんでした。

 私たちはその後、11台ほどのバスに戻り、釣魚台国賓館に向かいました。
 なお、今回の訪中で、空港到着以来、中国公安当局が格別のご配慮をしてくださっていることを申し添えます。天安門と天安門広場の間の道路もノンストップで通させて頂きました。もちろんご協力頂いた人民の方にも感謝します。

 釣魚台国賓館では午後6時(日本の午後7時)過ぎ、マイクロ・クレジットの寧夏回族自治区人民政府への供与の記念行事がありました。引き続き、「答礼宴」。中国共産党中央対外連絡部(中連部)の王家瑞部長らからあいさつがありました。

 あす午前中は万里の長城に行きます。運動靴、持ってきました。かなり寒いそうです。

 残念ながら、時間がなくて、北京のまちを散策していないんです。
 団員も「また来たいね」と言っています。
 私も近いうちに改めて北京を訪れたいと思っています。

【追記2007-12-14】
写真をChina Dailyに差し替えました。

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コメント ( 5 ) | Trackback ( 5 )
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コメント
 
 
 
Unknown (奈良の風!)
2007-12-08 13:06:28
国会開催中に国会議員46人も引き連れ、国会を軽視し日本国民が石油高で苦しんでいるときに、我々の税金を使い、中国に媚を売るような民主党には政権は渡せません。党利党略、私利私欲で動く民主党は信じられる要素はありません。
 
 
 
民主党は日本の政党か! (Unknown)
2007-12-08 13:09:40
国会開催中に国会議員46人も引き連れ、国会を軽視し日本国民が石油高で苦しんでいるときに、我々の税金を使い、中国に媚を売るような民主党には政権は渡せません。党利党略、私利私欲で動く民主党は信じられる要素はありません。
 
 
 
民主党は何を考えているのか (y.taki)
2007-12-08 14:41:13
国会審議をボイコツトして集団で訪中とは小沢党首及び民主党議員は何を考えているのか?彼等はこれでも日本国の国会議員と自負しているのだろうか、全く理解出来ない、馬鹿さ加減に呆れるばかりだ。
胡錦涛に対しペコペコ、ニコニコしながら頭を下げている様は恥ずかしくないのか、国益を放棄した売国集団民主党と自ら宣言しているようなものだ、これが本当の体質なのだろうと思う。
国民をここまで賤しめては必ず返しがあるだろう、国民を甘く見てはならない。
 
 
 
いろいろなご意見 (下町の太陽)
2007-12-08 23:48:26
【西安にて】とにかくもっと自由にモノが言える社会になってほしいですね。共産党一党独裁下の北京の方がモノが言いやすいように、感じています。まあ、2日間の限定的な見聞ですから、この意見は暫定的なものです。
 
 
 
Unknown (下町大好き)
2008-03-16 19:13:10
そこでチベット救済・人民解放軍解散を叫んで銃殺されたら、民主党を見直すだろう。

まあ、おまえは中国で女抱かせて貰って骨抜きにされてるんだろうけどよ。
 
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