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03/21-12:14--岡山駅バス乗り場　西口に高速バス集約　北西部路線移転は白紙

　「岡山県交通アドバイザー会議」と「おもてなしの公共交通を考える会」（事務局・中国運輸局岡山運輸支局）で１９日、ＪＲ岡山駅西口に国道５３号、１８０号を経由する市北西部路線を移転する計画は白紙とし、高速バスを集約する案が承認された。今後、０９年度末の西口広場完成までに駅東西の行き先別の乗り場再編、割り当ての作業を進める。 　交通事業者のほか、アドバイザーとして一般市民ら約３０人が出席。昨年１２月に実施した北西部路線の乗客実態調査が報告され、発着乗り場は「現行通り東口」「上り下りで東西の発着点を変える」に支持が集中したため、西口だけを発着点とする案は困難との認識で一致した。 　さらに、岡山電気軌道と中鉄バスの北西部路線の共同運行が７月に実現し、東口の発着台数がピーク時から約３５０台減少することを踏まえ、移転なしでも東口での方面別化が可能との見通しが示された。 　西口乗り場は９バースを確保。岡電の既存２バースは据え置き、駅周辺に点在する各社の高速バス、東口発着の岡山空港リムジンバスを西口に集約し、５バース割り当てる。北西部路線の移転白紙で余った残り２バースは、市の要望通り貸切バス用として充てる。 　県バス協会は「路線バスの乗り場を東西に分けると乗客が混乱する。また貸切バスと路線バスの同居による混乱や、西口発着増での車両出入り口付近の混雑も懸念していたので、この案が一番良い」と述べ、各バス事業者も同意した。

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