このうち倉敷市立天城小学校では6年生77人が卒業の日を迎えました。在校生や保護者が見守る中、卒業生一人ひとりの名前が呼ばれ、森山伸一校長から卒業証書が手渡されました。つづいて森山校長から「卒業しても自分らしさを大切にし、77色の自分色の花を咲かせてください」と卒業生にはなむけの言葉が贈られました。そして最後は、全校児童による歌の合唱で締めくくられました。歌卒業生はこれから始まる新たな出会いと生活に夢を抱き、希望に満ち溢れていました。倉敷市内ではきょう、62校の小学校で4688人の児童が思い出の詰まった学び舎をあとにしました。
総社市美袋の昭和小学校では男子11人、女子12人のあわせて23人の卒業生が今日の日を迎えました。杉本佳雄校長から一人ずつ、卒業証書が手渡され、はなむけの言葉が贈られました。杉本校長は「『自分を大切にすること』『人は一人ではない、一人では生きられない』という2つのことを忘れず、威風堂々、雄雄しく前へ進んでください」と話しました。卒業生と在校生による別れのことばでは在校生からの歌をはじめ6年間の思い出をスライドとともに振り返りながら卒業生も歌を歌いました。続いて在校生や教職員も一緒に卒業生にとって最後の校歌を体育館いっぱいに響き渡る声で大合唱しました。卒業生が退場する直前、卒業生と保護者から先生たちに内緒で用意していた歌がプレゼントされました。教室に戻ると担任の本田和明先生が卒業生へ「自分のすすむ道をみつけて夢をかなえてほしい」とエールを贈りました。卒業生はお父さん、お母さんと一緒に在校生や先生の作った花道を祝福を受けながら通り、思い出の学び舎を巣立っていきました。卒業生たちは4月8日に、中学校へ入学し新たな生活をスタートさせます。