SKI INFOSNOWDRIVE>車中泊入門
 車中泊入門  
車中泊入門         
 高速道路やパイパスが発達して、スキー場に早く行くことができるようになりました。そのため朝まで車で寝たい。希望の宿がとれない。宿泊費を抑えてそのぶん、スキーに行く回数を増やしたい。とか、理由はさまざまです。キャンピングカーでなくても車中泊は可能です。
まずは断熱
 よくエンジンをかけっぱなしにしている人はいますが、車中泊の達人になるには、駐車場ではエンジンを止めることがマナーです。エンジンをかけっぱなしでは、燃料費がかかります。スキーをしている時間が8時間としたら、車中泊の場合、最低10時間は車の中にいます。アイドリングストップが叫ばれているいま、10時間も車のエンジンをアイドリング状態にするのは、一種の犯罪です。寒いからといってエンジンを駆けっぱなしにするような人には車中泊をする資格はないと思います。走行中や現地に着いて車内の温度を上げておいて、その温度を保つようにする必要があります。
断熱の方法

 寒い外気を車内に伝わせないようにするのが断熱です。断熱には空気を利用します。
1.ダンボールを窓の大きさに切ってはめこむ。簡単な方法ですが効果があります。
2.そのダンボールにアルミ箔(クッキングホイル)を張る。
これはかなり断熱効果がありますが、張るための接着材にお金がかかります。
.ホームセンターで売っている車用、夏用の断熱グッズを利用する。
C.キャンプマットを窓のサイズに合わせて切る。

(B):市販の日よけグッズを利用する
梱包用プチプチにアルミを張ったようなもので、夏場の暑さ対策ように売られています。暑さを避ける=寒さを避けるなので、運転席や後部の窓にはこれを使っています。ダンボールにアルミを張るより簡単ですし、最近は安く売られているのでおすすめです。
(C):キャップマットを利用する
キャンプ用の銀マットを窓のサイズより若干大きめ合わせて切ってはめ込みます。
カーテンを作る
カーテンがあると、より断熱効果が高まります。後ろのシートに寝る時は、運転席と後ろのシートの間にカーテンがあると、フロント部分の窓からの冷気をふせげます。さらにハッチバック部分にもカーテンがあるといいです。スライドドア部分も下の方から寒くなっていくので長めのカーテンがあれば、保温効果が高まります。
簡単な方法としては、保温用の薄いマットを利用すれば、簡単にカーテンを作ることができます。キャンプマットを利用した場合、ガムテープで貼っているだけなので、強い力がかかるとはずれるので、100円均一で売っている、パンツ用のゴムの方が力が逃げて、ガムテープが外れにくなっていいです。カーテン生地の場合、重量がかかるので、自転車ようのゴムを使って下さい。
ヨーロッパでのレンターカーでの車中泊。銀のシートをサンバイザー、窓に挟んで簡易カーテンにしました。
布団を敷く・シートの段差を埋める
ローヤル号の場合、普通の布団を敷いていますが、ワゴン車には大きいと思います。こたつ用の長座布団がコンパクトで
いいと思います。枕の部分は寝袋の袋に衣類を詰めたりして枕にします。足元も布団が欲しければ、家で使っている座布団を追加すればいいと思います。\980ぐらいからホームセンターで売っています。
シートがフルフラットにならない時は座布団等をいれて調整します。
ヨーロッパでに布団をもっていけないのでキャンプマットを使用しました。

  ローヤル号は今どこヨーロッパ
寝袋で寝る
寝袋を必ず使います。寝袋は、封筒型と、人形型の二つのタイプがあります。封筒型は、広げると掛け布団になります。人形型の寝袋を持っていたら、封筒型を買って、寝袋に入って、その上に掛け布団のようにかけたり、寒い時は、二重にします。
寝袋に入っていても寒いときがあります。湯たんぽが、いいのですが、入門編ということで、簡単にすませるには、使い捨てカイロを3個ぐらい足元にいれると、暖かくなります。スキーで使っていたら、使い終わったらそのまま寝袋へ入れておいてください。
銀シートを寝袋の上から掛けると暖かくなります。
外気温度が-15度になるような場所では、冬用の寝袋がいいと思います。
車を止める所を考える
人工降雪機のあるスキー場:志賀高原・木曽福島・菅平等標高の高いスキー場では、積雪量(ドカ雪)は少なめです。その変わり晴れている日等は放射冷却で気温がかなり下がります。そんな時は下って、標高の低い場所へ移動すると寒くありません。志賀→山之内の道の駅 木曽福島→R19 道の駅 日義
大雪の降るスキー場:妙高や赤倉、野沢等、1日に60cmぐらい降る所で、気象注意報・警報が出てる場合車が埋まるおそれがありますので、散水施設のある所へ移動しておきます。野沢→道の駅 千曲 赤倉・妙高→道の駅 あらい
食事・入浴
 スキー場の近くには、温泉施設ができています。そこで食事、入浴。スキーはかなりのエネルギーを消耗するので、食事はきっちりとった方がいいです。 
スーパー銭湯.com
12V用湯わかし機

 12Vでお湯を沸かすことができます。500ccで約30分(要アイドリング)
冬場お湯を沸かすのに水が冷たいので、時間がかかります。出発前に500ml〜1Lの魔法瓶にお湯を入れて、そのお湯を使ってお湯をわかすと早くなります。あまったお湯はすぐ魔法瓶にもどします。小さな魔法瓶でしたら、温泉施設やサービスエリアでお湯をもらったりすることができます。
 車内では、ガスコンロ等は安全のため使わないですださい。
車のバッテリーを使わない
寒冷地ではバッテリーの能力が落ちます。バッテリー上がりを防ぐためにエンジンがかかっていない時には車の電装品は使わないようにします。
最近の車はライト等がついていると警告がなるので、寝る前に必ずキーを抜きます。
AMラジオ
AM専用ラジオ
SONY
ICR-P15
Panasonic
R-P30
AMラジオがあると天気予報を聞けたり、交通情報が聞けます。乾電池で作動するのでバッテリー上がりの心配もありません、単三電池2本式のものが電池の持ちもよく、スピーカーも大きいので聞きやすいし、中に入っているバーアンテナが大きくて値段の割りに感度がいい。¥1000ぐらいで売っています。
インバーター(100V変換機)・蛍光灯を使うと雑音がでます。ライトはLEDだったら大丈夫です。地元の局が入らない場合、大阪 666 東京 594
NHK周波数  交通情報の放送時間
 TVの音声が聞けるとタイプがありますが、地方ほUHFなので受信できません。FMもあまり期待しないほうがいいです。災害時ラジオとして使えますので一つあると心強いです。
 TVは見れない? まわりに一般の家があるような所では見ることができますが、山の中は映りが悪いと思ってください。見れてもNHKのみとか。ホテルや宿は、共同受信のケーブルで受信しています。
 スキーの後、食事をして立寄り温泉で入浴して、閉館まで休憩室でテレビを見るというのがいいと思います。
 DVDは? 最近10000円ぐらいで画面付のポータブルDVDプレーヤーが売っています。内臓のバッテリーは2時間ぐらいなので映画1本は見ることができます。あるといいと思います。3万〜でしたらワンセグのチューナー付もでていますが、今の所スキー場でワンセグは受信できないと思って下さい。
 ノートパソコンがあれば、DVDをハードディスクに圧縮保存しておけばいいです。
LEDライト
 電池式の蛍光灯がありますが、消費電力が大きいので、LEDタイプのライトをおすすめします。夏場等、虫の多い所では、昔からある電球型が虫が寄りにくいです。夏場に蛍光灯を使うと虫がわんさか寄ってきます。
車内の電球をLEDに変えておくと、バッテリーの上がりを気にしなくてすみます。
インバーター 12V→100V変換機
連泊となると、ノートパソコンや、携帯電話、ビデオのバッテリーを充電したくなります。充電器は家庭のコンセントにつなぐ100V用なので、直接車では使えません。インバーターがあると、車の中でも100Vが使えるようになります。シガーライターにこれをつなぐと、100Vの製品が使えるようになります。¥1980ぐらい(要アイドリング)
 100Vの出力は100W〜150Wです。本来バッテリーで動作する製品のみ使用できると思って下さい。300Wタイプもありますが、その場合、車のバッテリーと直結します。ブラウン管式のテレビ、家庭用湯沸しポット等は無理です。 
雨の日スキーウエアー
 車中泊の場合、乾燥室を使うことができません。どしゃぶりの雨等の場合ウエァアーの防水機能を超えてしまって乾かすのが大変です。レインウエアー(カッパ)を、スキーウエアーの上に着ます。
車中泊が楽しくなってきたら
 ここでは、最低限のことを書いてあります。ブログ、ローヤル号の改造、今どこヨーロッパ等のページをご覧ください。、
SKI INFOSNOWDRIVE車中泊入門

SKI INFO  skiboots.jp スーパー銭湯 mail
Copyright(C)2005-2006 Royalsports All Right Reserved.