平成20年2月21日
(1)護衛艦「あたご」内火艇3隻にて「清徳丸」乗員の捜索を開始するとともに、海上保安庁等に対して連絡。
(2)自衛隊より、自衛艦5隻(護衛艦は補給のため、交代で一時現場を離れることがある。)、固定翼機1機、ヘリコプター5機の他、海上保安庁の巡視船等が協力して捜索を行っており、右捜索活動は現在も継続中。
(3)防衛大臣に対する報告は19日5時40分、総理大臣等に対する報告は同日6時頃までに完了した。結果として総理、防衛大臣等への報告に事故発生から相当の時間を要したことから、いかなる連絡体制が適切か、今後速やかに検討した上、改善措置を講じる。
※ 19日6時18分に、防衛事務次官を長とする「連絡・対策室」を設置
※※ 19日7時00分に、海上幕僚監部において事故調査委員会を設置
(4)19日18時19分に敷設艦「むろと」が船尾部を、19時11分に海洋観測艦「わかさ」が船首部の曳航を開始。民間タグボートへの引き継ぎを経て、20日19時30分、「清徳丸」は海上保安庁の指定する横須賀の岸壁へ到着。
護衛艦「いかづち」、「はるさめ」、「しらゆき」、「あけぼの」、「はまぎり」(護衛艦は補給のため、交代で一時現場を離れることがある。)
固定翼機(海上哨戒機)1機
ヘリコプター5機
(1)本事故を受け、艦艇の安全航行(大臣通達)を速やかに発出
(2)また、各自衛隊等における事件・事故の防衛大臣等への報告等に係る通達を改正し、重大な事件・事故については、各幕僚長等が直接、大臣、副大臣等に対して速報を行うことを明記した。
19日11時10分より、江渡防衛副大臣が現地(千葉県勝浦市)に入って新勝浦市漁協、勝浦市役所等を訪問し、対応を実施。