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生命のメッセージ展:事故・犯罪で理不尽に…犠牲者が語る--川口であすから /埼玉

 交通事故や犯罪などに巻き込まれ、理不尽に生命を奪われた犠牲者たちが主役のアート展「生命(いのち)のメッセージ展in川口」(川口市など主催)が22日から、JR川口駅前のキュポ・ラ7階メディアセブンで始まる。同市では06年に保育園児の列へ車が突っ込み、園児4人が死亡する事故が発生。交通事故撲滅の強い願いを込めて開いた。

 同展は01年から全国で開催されており、川口展が50回目。スタート時は16人だったメッセンジャーは、いじめによる自殺、医療過誤、一気飲ませなどの犠牲者も加わり130人になった。一人一人の等身大パネルと生きていた証拠の靴、家族の言葉などを添えて展示する=写真(チラシから)。どのメッセージからも生命の大切さ、重さ、尊さが心に響く。

 息子の交通事故死をきっかけに危険運転致死傷罪新設に向けて奔走した鈴木共子さんの姿を描いた映画「0(ゼロ)からの風」(塩屋俊監督)を同時上映する。29日まで。入場無料(映画は制作協力券1000円)。問い合わせは市中央図書館(電話048・227・7614)。【森国郎】

毎日新聞 2008年3月21日

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