元店長 名ばかり管理職で提訴
裁判を起こしたのは、去年まで日本マクドナルドの東京都内の店で店長を務めていた男性4人で、このうち松井利雄さん(44)と小野茂さん(47)が記者会見を開きました。この中で、松井さんは「退職した正社員の補充を会社に認めてもらえず、36時間連続で勤務を続けたこともある。売り上げ至上主義の中で、多くの店長が長時間労働を強いられている現実を知ってほしい」と訴えました。元店長4人は裁判で、「十分な権限や待遇がないのに管理職として扱われ、残業代もないまま長時間労働を強いられた」として、会社に対して未払いの残業代などとして、4人であわせて1700万円余りの支払いを求めています。これについて、日本マクドナルドは「訴状を確認していないのでコメントは控えたい」としています。マクドナルドの店長をめぐっては、現役の店長が起こした裁判で、東京地方裁判所がことし1月、「店長は管理職にはあたらない」として、会社に残業代の支払いを命じ、会社側が控訴しています。 |
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