黒田の適応力に驚きの首脳陣、本人は「まだまだ」
5回1失点と好投した黒田。(写真提供:AP Images)
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【ジュピター18日=Anthony DiComo / MLB.com】ロサンゼルス・ドジャースの首脳陣は、今季がメジャー1年目の黒田博樹投手が、さまざまな困難に直面することになるだろうと分かっていた。だが今、彼らは期待の日本人ルーキーがそれらを乗り越える能力を備えていることも知った。
黒田は13日のヒューストン・アストロズ戦で3回6失点(自責点は5)と、オープン戦では最も打ち込まれた。しかしこの日は、フロリダ・マーリンズを相手に5回1失点と、見事なピッチング。これにはボブ・シーファー・ベンチコーチも「彼は質の高い投手だな。習慣も違う外国では慣れるのに時間がかかるものだが、クロダはやるべきときに、しっかり修正してきた。大したものだよ」と褒めたたえる。
一方、黒田本人はというと、「まだ自信がついたとは言えない」と通訳を介してコメント。「自分が投げたいところに全てのボールがコントロールできたわけじゃない。それができるまで万全の状態になったとは思わない」と、理想の高さを示した。
いずれにせよ、ドジャースとしては黒田の今回の好投で心配の種がひとつ減ったのは間違いない。シーファー・コーチは言う。「クロダは(逆境で)パニックにならなかった。それがとても印象に残ったね。(2番手で1回零封の)サイトウと、(3番手で3回無失点の19歳右腕クレイトン・)カーショーも同様。いいピッチングをすれば好機をつかむことができるということだ」
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