バスや電車の定員オーバーについて
バス・電車は「サービス定員」を採用しているとの事。
・サービス定員 通常の運行に支障が無く、運行保安上または
構造面で問題の無い定員。
・座席定員 座席数を算定した定員(乗用車等)
・保安定員 車両の構造上、それ以上乗っては危険だと言う
定員(航空機・船舶等)
電車の設計には、一人当たりの床面積0.3u・55sとして定員を
算出している。また安全率は250%または300%の荷重で反映してい
る。具体的には、
某私鉄の場合(JRは満足な回答が得られず)
先端車両
定員 141(座席48席)
立ち席の床面積(座席分除外) 27.92u
中間車両
定員 152(座席51席)
立ち席の床面積(座席分除外) 30.56u
・0.3uとは人の肩幅75pとすると胸厚40pに当たる
かなりの余裕がある。
なお、ニュースで良く耳にする「乗車率」150%とか200%は
あり得ないのだそうだ。
バスの設計には、座席数+立ち席0.14u・55sとして定員を
算出している。
大型ノンステップ車
定員 73名(座席30席、乗務員席1席)
立ち席の床面積(座席分除外)5.88u(一人当
たり床面積0.14u)
・0.3uとは人の肩幅75pとすると胸厚19pに当たる
いずれにせよ定員はかなりゆったりしている。
法的規制・罰則は無い模様
ぎゅうぎゅう詰めは定員オーバーと言えるだろう。