道路を問う
道路建設と巨額財源、そのあるべき姿を考える
【社会】産科医に禁固1年求刑 福島県立病院の患者死亡2008年3月21日 20時22分 福島県大熊町の県立大野病院で2004年、帝王切開手術を受けた女性=当時(29)=が死亡した事故で、業務上過失致死などの罪に問われた産婦人科医加藤克彦被告(40)の論告求刑公判が21日、福島地裁(鈴木信行裁判長)であり、検察側は「安易な判断で医師への社会的信頼を害した」として禁固1年、罰金10万円を求刑した。 弁護側は無罪を主張しており、5月16日に最終弁論をして結審する。 検察側は論告で、大量出血は十分に予見できたと結論付け「胎盤を子宮からはがす『はく離』が困難になったと認識した時点で、子宮摘出に移行すべきだった」と指摘。「『はく離に器具を用いたことはよくなかったかも』と捜査段階で述べるなど異状死を未必的に認識しながら、警察に届けなかった」と主張した。 (共同)
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