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2008/03/21 16:47 KST
仁川に金脈のうわさ、市へ採掘権の問い合わせ
【仁川21日聯合】金価格が急騰しているなか、仁川市内に金脈があるのではないかとのうわさが広がっており、市民の関心を集めている。

 仁川市が21日に明らかにしたところによると、先月末ごろ、金の成分が含まれた鉱物が埋蔵されていると主張する人物から、富平区山谷洞に位置する富平米軍基地近くの山林庁所有地に対する採掘権許可について問い合わせがあったという。

 この鉱物が埋まっているとされるのは日本植民地時代の兵たん基地があった場所で、市への問い合わせがあったことで富平米軍基地周辺の金埋蔵説が再びささやかれている。実際に住民らの間では、1945年の日本敗戦とともに日本軍部隊と軍需企業らが急いで撤収したために集めた金を持ち出せず、現在の米軍基地近くに埋めたとの噂が一時流れたことがあった。また、1999年には山谷洞にあった陸軍部隊で、日本植民地時代に軍需品輸送路として使われたとみられる大型の地下トンネルが発見され、金埋蔵説に対する住民の関心はさらに高まった。トンネル発見当時に富平警察署の情報係に勤務していたある警察官は、「住民らの間でトンネルに金が埋まっているといううわさが広まり、市が調査を行ったが、金は発見されなかった」と話している。

 市の関係者は、金が埋まっているかどうかはともかく、鉱業権登録の手続きは簡単ではない上、問い合わせがあった敷地は国有地であるため採鉱の承認を得るにはさまざまな手続きが必要だと説明した。