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推計人口、初めて自然減に突入 総務省発表 

2008.3.21 21:53

 総務省が21日発表した平成19年10月1日現在の推計人口(確定値)によると、出生児数から死亡者数を引いた自然増減は、出生児数の方が2000人下回り、比較可能な統計を取り始めた昭和25年以来初めて自然減に転じ、人口減の局面に入ったことを裏付けた。

 14歳以下の年少人口は1729万3000人で、総人口に占める割合は13・5%(前年比0・1ポイント減)と過去最低となった。一方、65歳以上の高齢者人口は2746万4000人で、割合は21・5%(同0・7ポイント増)と過去最高となり、少子高齢化が進んでいることを示した。

 前年に比べ国内に住む日本人は6万9000人減り、1億2608万5000人となり、3年連続の減少。在留の外国人を含む総人口は1000人増の1億2777万1000人と、ほぼ横ばいだった。

 推計人口は、国勢調査による人口を基に、その後の出生や死亡者数など各種の統計を使って算出する。

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