外交部の秦剛報道官は20日の定例会見で、ダライ(ダライ・ラマ14世)問題について次のように述べた。
ダライとの対話における中央政府の立場は一貫しており、かつ明確であり、これに変更はない。ダライはいわゆる「西蔵(チベット)独立」の立場を放棄し、あらゆる祖国分裂活動を徹底的に停止し、西蔵は中国の一部であり、台湾も中国の一部であることを承認しなければならない。
ダライに対し私たちは、彼が何を言うかを聞くだけではだめだ。より重要なのは、彼が何をするかを見ることだ。最近発生した一連の事件は、事実は決して彼が口にしているようなものではないことを証明した。
私たちはダライに、情勢を見極め、潮流に従い、きっぱりと悔い改めることを望む。もし彼が真に西蔵を気遣うのなら、自分の命がある間に西蔵人民の役に立つことを多く行うべきで、その反対をするものではない。
ダライは単なる宗教者ではなく、祖国分裂活動に携わる政治亡命者だ。最近拉薩で発生した暴行・略奪・破壊・放火の重大な暴力犯罪は、ダライ集団の分裂本質を再度存分に暴露した。
私たちは関係国の政府および国際社会に、ダライの分裂本質を見極め、彼およびその分裂活動にいかなる支持も提供しないことを望む。
今回の事件はダライ集団があらかじめ計画して策動したものであり、ダライ集団はその罪の責任から逃れられない。調査の進展に伴い、関係証拠がさらに大衆に公表されるものと信じている。
(外国メディアの報道について)比較的客観的な報道もあれば、事実と著しく異なる報道もある。私たちはメディアに、責任ある態度で、客観的事実を尊重し、報道のルールに従い、客観的で公正的な報道を行うことを望む。(編集NA)
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