日清食品は21日、「カップヌードル」の容器を、従来のポリスチレン製から紙を主とした容器「ECOカップ」に変更すると発表した。「カレー」や「シーフード」など通常サイズのカップヌードル全9種類の容器を4月から順次切り替える。
循環型資源の紙を使うことで環境負荷を減らせるほか、パッケージの文字もよりくっきりと印刷できるようになったという。表示内容もアレルギー物質を一覧表にしたり、食塩相当量を載せたりして改良した。
容器の大幅な材質変更は1971年にカップヌードルを発売して以降初めて。ミニサイズや「U.F.O.」、「どん兵衛」など、ほかのカップ麺製品は今後検討する。(19:21)