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3月21日のながさきニュース
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長崎新聞
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イラク開戦から5年 長崎の平和公園で座り込み
| 戦争犠牲者に黙とうをささげる座り込みの参加者=長崎市、平和公園 |
イラク戦争開始から五年となった二十日、県平和運動センター(中崎幸夫議長)などは長崎市松山町の平和公園で「イラク侵略五年座り込み」をし、「武力で平和はつくれない」と抗議の声を上げた。
約六十人が参加。開戦から五年たってもなお混乱が続くイラク情勢について「軍による市民への暴力は許されない」などと主張した。沖縄で繰り返される米兵による女性暴行事件にも抗議の声が上がった。長崎原爆の投下時刻の午前十一時二分には全員で黙とうをささげ、戦争犠牲者を悼んだ。
中崎議長は「イラク戦争で多くの市民や兵士が犠牲になることは、当初から目に見えていた。日本政府は(テロ対策特別措置法の期限切れに伴う)自衛隊の給油活動中断をきっかけに、米軍支援を軌道修正すべきだった。今後も抗議活動を続けていく」と話した。
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