大ヒットアニメ「聖闘士星矢」に登場する「黄金聖衣(ゴールドクロス)」の実物大モデルが19日、東京・秋葉原UDXで開かれる玩具展示イベント「魂ネイション2008」の発表会で公開された。主人公・星矢が身に着ける「射手座(サジタリアス)」の聖衣で、実際に装着して動くこともできるという。
「聖闘士星矢」は80年代に「週刊少年ジャンプ」で連載された車田正美さんの人気マンガ。過酷な修行によって、一撃で岩を砕くなど超人的な力を持つ戦士「聖闘士(セイント)」が、「牡羊座」など守護星座をかたどったよろい「聖衣」をまとい、地上の平和を守るために戦うストーリー。アニメ化もされ、大ブームとなった人気作。
「黄金聖衣」は、最も格が高く、ごくわずかな「聖闘士」のみが身に着けられるもので、聖矢もこの聖衣をまとい、「黄金聖闘士」の一人・アイオリアなどと戦いを繰り広げた。等身大モデルは、身長180センチの聖闘士用で、プラスチックに金メッキを施し、重さは推定20~30キロという。原作のように変形はしないが、バンダイは「将来的には、分解して組み立てられるようにしたい」としている。商品化の予定はないという。
イベントは20日~23日午前10時~午後8時(最終日は午後7時まで)。入場料は一般600円、小学生未満無料。【河村成浩】
2008年3月20日