倉敷市連島町の竜の口国際霊園では風が強く肌寒い天気の中、夫婦や家族連れが花を活けかえ、線香をたむけたりして、手をあわせていました。岡山地方気象台によると、今朝の最低気温は倉敷市で8・8度と平年よりあたたかかったものの、北からの風が強かったため肌寒く感じられたようです。あすは天気も回復して晴れるとの予報で、最高気温の予想も岡山県南部は16度です。
参加したのは高校生から高齢者まで市民22人です。講演・町歩き・地図作りの3部構成で講座は行われました。町歩きでは、中心市街地を駅北・商店街・美観地区・本町東町の4つのコースに分け、参加者が実際に歩いて、案内するときに役立ちそうな情報を見つけにでかけました。およそ2時間かけてゆっくり歩く中で美観地区を歩く班は、目に付く建物や景色などについてそれぞれが知っている情報を話したり、気づいたことをメモしたりしました。また、観光客に好評な川舟流しに乗り、歩いてみるのとは違った視点で倉敷の魅力をさぐりました。今回初めて入門編として開催されたこの講座は、今後も開催され倉敷ツウを増やすことにしています。
みずしま財団では、八間川を市民が水に親しめる場所に再生しようと、年4回の調査を行っています。今回の調査には市民およそ30人が参加しまずは網で川底をすくってどんな生き物がいるか調べました。倉敷市水島地区の中心部を流れる八間川は、昭和14年頃までは、ホタルが飛び交う清流でしたが、戦後、生活排水や工場排水で生物が生息できないほど汚れてしまいました。今回の調査では、メダカによく似た「カダヤシ」やザリガニ、タニシなどのほか、オタマジャクシやミドリガメも見つかりました。つづいて水質調査を行い、参加した人たちはみずしま財団のメンバーと一緒に水質や流れの速さなどを調べました。みずしま財団では年4回、八間川12ヵ所で水質調査を行っており年々改善されてきているということです。午後からは1999年から実施してきた調査の結果報告会も行われました。
これは岡山県スケート連盟と競技者やその保護者らでつくる「倉敷のスケートリンクの存続を願う会」が年金・健康保険福祉施設整理機構(RFO)に要望して実現しました。岡山県スケート連盟が4月中の運営を行い、例年通りの練習量を確保。選手の強化を図るほか、春休み期間中の一般客の利用も検討しています。運営にはおよそ250万円かかる見込みです。「存続を願う会」の活動などに後押しされ、RFOがスケートリンクだけは一カ月延長という異例の措置を取りました。
「チボリの今を知る」と題して開かれた講演会には倉敷駅北地区の地域住民およそ200人が参加しました。発起人の荒木竜二さんは「駅北唯一の公共施設ともいえるこの公園を何としても残していく必要がある」と挨拶しました。坂口社長は「事業は138億の赤字を抱えているとはいっても運営面での赤字は22億程度で充分、立ち直れる可能性がある」と強調しました。また、会場入り口ではチボリ存続に向けた署名活動も行われました。一方、倉敷チボリ公園では22日(土)から春イベントが行われます。アンデルセンと仲間たちと題したステージショーが5月6日までの期間中行われることになっています。またショーのキャストたちが園内で入園者を迎えることになっており一緒に写真を撮影したり握手ができるということです。
紳士服のはるやま商事会長の治山正次さん76歳は、今年1月、地域社会の発展への貢献をたたえて贈られる山陽新聞賞を受賞した記念として、創業の地である玉野市に恩返ししたいと、軽四自動車一台を寄贈しました。19日に行われた車の引渡し式では、治山会長から玉野市社会福祉協議会の藤原正行会長へ車のカギが手渡されました。玉野市社会福祉協議会では、在宅福祉サービスなどに活用することにしています。