2007/12/07(金) 08:38:56 [民主党]

長城計画の「正体」

20071207002
民主・小沢氏、中国の全人代副委員長と会談
 民主党の小沢一郎代表は6日、中国入りし、北京市内の人民大会堂で全国人民代表大会(国会に相当)の李鉄映副委員長と会談した。小沢氏は「両国の本当の信頼関係が築ければ、世界、人類史で大きな役割を果たすことができる」と強調。李氏も「両国の発展はこれからの発展の土台になる」と応じた。
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 小沢氏は自身が1989年から推進してきた民間交流「長城計画」に関して「政治の世界を100歳まで続けることは難しいが、長城計画は100歳まで続けていきたい」との決意も表明した。会談には羽田孜最高顧問、菅直人代表代行、山岡賢次国会対策委員長が同席した。 会談後、小沢氏らは中国側主催の歓迎宴に出席。菅氏が「この交流が日中の懸け橋になり、長い友好関係のきずなになることを誓う」とあいさつした。(北京=山本公彦)NIKKEI NET 12月7日付記事より参照のため引用/写真は「大長城計画」交流のひとコマ」小沢一郎ウェブサイトより参照のため引用
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「100歳まで続けたい」長城計画の「正体」

 「小沢氏1人ならともかく、相当の大人数が(新テロ対策特別措置法案の)審議が大詰めを控えているときに大挙して国会を離れる。たぶん自由民主党ならそういう許可は下ろさないだろう」と。一部で報じられた町村信孝氏(官房長官)の記者会見の談話(11月6日)が、民主党訪中団の非常識な行動を衝いている。

 かねてより、筆者も小沢一郎氏のウェブサイトを訪問する1人だ。11月の小沢氏の辞任騒動が起きた際に、先稿では、同氏が「民主党代表」を本当は辞めるわけには行かない。その事由について触れたのも、この小沢氏のサイトの「大長城計画」を拝見していたためである。端的に云えば、小沢一郎氏は「100歳になっても」と誓い、その政治家としての立場を支那のために捧げる。そのために「民主党代表」を「抵当」に入れている。その様子がありありと伺えるからである。

 アジアにおける「中国」は、善につけ悪につけ、無視することは出来ない存在といえよう。だが、「中国」との平和的な交流が(=イコール)対アジアの平和的な交流かといえば、答えは「NO!」である。まして、同国の驚異的な軍備拡張、チベット、東トルキスタンなどで展開し、同国内でも蔓延する人命軽視(人権)の問題、他国にまたがる機密盗用(スパイ)や情報侵害(ハッキング)等々。それらに対する指摘、言及を避け、ひたすら媚入る「創価学会方式」の平和交流が、真の意味での「交流」になろうはずはない。土下座し、屈服する姿でしかなく、「御用聞き」、「中国共産党のしもべ」と指摘されても止むを得まい。

 また、「長城計画」の正体も定かではない。小沢氏のサイトでは友好の経緯は記しているが、同計画の明確な定義は無い。およそ「計画」の本体が、中国共産党の第二期対日工作要綱にあるためであろう。また、小沢氏の政治行動は、その工作要綱そのものである。強いて指摘すれば、工作要綱の基本理念にもとづいて、支那の万里の長城を日本まで延ばす。すなわち、「日本」属国化にその計画の目的があると認識すれば、小沢氏の一連の政治行動が判りやすくなる。
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「嫌公明保守票」への裏切り

 いわゆる「自公連立」以来、この9年間。自民党と公明党との連立を危惧し、本来の「自民支持票」が「自民党」を離れた。その嫌公明票の「受け皿」となった政党が「民主党」であった。だが、同党の大半を占める体質は、動労、自治労を支持基盤に持つ「組合政党」である。また、日教組を支持団体に持ち、公式な関連団体には解放同盟がある。在日韓国・朝鮮人との関係も深く、公明党と歩調を同じくして「人権擁護法案」、および「地方参政権付与法案」採決に向けた政治活動が盛んである。

 これでは「国民政党」とは評し難く、民主党の結党当初に、有権者の一部が抱いた、「二大政党政治」の一翼を担うべき「大政党」。そのための「民主党」への期待を裏切るものである。さらに、代表に小沢氏が就任以来、「屈中」の度合いが深まり、小沢氏による支那政党化ともとれる動きが盛んになった。かつての自由党党首の頃は早期から改憲論を掲げ、「自民党より右寄り」と表された小沢氏であったが、現在は「保守政治家」としての姿は見る影もない。

 松原仁氏をはじめ、民主党の良識派議員におかれては、早期に手当てをして民主党を割るか、出るかの行動選択を迫られることだろう。
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【筆者記】

 小沢一郎氏の夫人が熱心な創価学会員であることは広く知られている。かつての新進党時代には、夫妻で池田大作に頭を下げていたとのことだ。解党後に、一応は反創価学会のスタンスを採ったが、昆虫の「擬態」と同じ、との指摘がある。この小沢氏から教えられるものは、いつまでも前世紀の「古狸」に期待する政治であっては意味は無く、さっさと「主役」の世代交代を、との教訓である。
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 読者のみなさまにはお忙しい中、ご訪問をいただき感謝しています。ここに、新たに記事をアップさせていただけたことを有難く思います。 拙い記事に対し、有志のみなさまより、内容を的確にフォローいただくコメント、身を案じてくださるコメントに感謝します。昨今、売国事例と呼ぶべきさまざまな事件、不祥事が露呈していますが、良識の力によってこれらを今周知・打開し、未来の教訓とすべき「日本復刻」への確かな前兆と筆者は観ています。先ず膿を出し切って、病を治す。これもまた自明の道と思います。

 一日一日を大切に、みなさまと共に考え、真実を共有できればと願っています。事実を指摘する批判は「悪口」ではなく、真実を掘り出し、その共有のために不可欠です。また、真実の共有はすべての第一歩です。正論は真実から生まれ、良識の声は必ず力になる。辛抱強く支えていただき、共に闘ってくださるみなさまに心より感謝します。


 国民の手で日本を取り戻しましょう!
 

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Comment

全然交流になってない…
>小沢氏は自身が1989年から推進してきた民間交流「長城計画」

1989の天安門事件以降、江沢民政権の下で反日(宣伝)はピークに達します。
小沢さんが、せっせと「民間交流」した割には、「反日」が激化しましたよ(T_T)  
誇り
誇りを失えば人間は終わり!
叩けば「埃」だらけの政治家、人間としての誇りも喪失したのが今の姿でしょうね。
目的も判らない、日中に何の問題が有るのでしょう。「迎合」し尽くして、今更日本の野党に遭う努力?は民主党に中共の重石を付けて挙げよう、十分恩に着なさいよ。
こんな処でしょう、加えて福田首相が今年中に中共を訪問したい、幾らなんでもそれは無いでしょう。国民の安全をおびやしている国に2人の大党の党首・方や「内閣掃除大臣」良い加減にして欲しいものです。
チベットのようにはなって欲しくない。

中国の最後の狙いは、日本属国化ですか?そうでしょうね〜、そうでなければ、ここまで執拗に日本の政治家・官僚・知識人・マスコミを篭絡する事に、手間隙かける訳がない。

そりゃ、日本は「属国」にすれば“美味しい国”ですよね・・・。技術力は世界第一位、経済力は世界第二位、国民は誠実で真面目で勤勉ときてる。その上、シナと違って水も自然も格段に美しい。

さらに、もっと美味しいところが、「非核武装」で「無防備運動」までする人が現れてくれる始末、『核恫喝』一発で、戦わずして日本国民全員が白旗を揚げてくれる。全てが手に入る。まさに、「鴨ネギ」状態。日本が『核武装』云々をする前に、いや気づく前に、チベットのように、早々に属国化を進めようと言う魂胆ではないでしょうか?

チベットは、当初、小さな地域の占領から始まったそうです。 でも、中国の圧力が強まるころには、すでに遅かったそうです。 前近代的な武器で抵抗しても、圧倒的な中国軍の前には、
塵におなじ。こうなる前に、中国を止めることができるのが『軍事力』ではないでしょうか?

情け無い
民主党は日本の国会の大事な法案をほったらかしにしてなぜに今中国詣でなのか、日本国の政治よりも中国に挨拶するのが優先とは、しかも四百人以上も引き連れての屈中団体様だ、中国は一党独裁の目的の為には手段を選ばない共産国と言う事を忘れている、中国に行ってみれば分かるが、今中国は経済は共産主義とは正反対の資本主義だ、人民の格差は日本の比じゃない、冗談でなく共産国で共産革命が起ってもおかしくない、だから今の共産党は独裁政治を維持する為の機関にすぎない、権力を振りかざすファシスト国家と変らない国家なのだ、しかも核を持ち弾頭ミサイルを持つ強大な軍事国家だ、その軍事力で他民族を弾圧している、チベット、ウイグルを見れば分かるではないか、今も軍事力を強化し続け、ガス田、尖閣問題、台湾問題などで強引な主張をし、歴史捏造館まで建てて反日教育をしている国にノコノコ大集団で出かける意図はいったい何処にあるのだろう、もとより友好は大事だが、日本人として毅然となぜ出来ないのだろう、そんなに中国市場の金儲けが大事なのか、あの国は今は日本がアメリカの傘に入っているので手出しを控えているが、もしアメリカの傘が無くなればいったいどをなるのか、中国に媚を売っている日本の政治屋さん達は考えもしないんだろうね、全く情けなくなるね。
拝見しています。
いつも拝見させて頂いております。
なかなか事実の報道が無い中、貴重なHP
だと思っています。
今回の小沢訪中、先の福田訪中。
民主主義というルールの中、絶望感させ感じます。与党も野党も、他の弱小野党も正義が無くて。
がんばってください。

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