質問が非常に抽象的であり、質問されている統計を得る事は難しいと思われます。
上から一つ目ですが、まず「児童ポルノの消費」が何を指すのかを厳密に定めることが必要です。
対象物としては、児童そのものから本・写真・ビデオテープ・デジタルデータと多岐に渡り、これらのどれが消費されやすいのかは各国の事情により異なります。
(ネット普及率の低い国でインターネットによる消費が高くなることはないでしょうし、貧困や法制の違い等により児童買春が行われやすい土壌が作られてしまう国もあります)
また、検挙数なのか、金額ベースなのか、それを人口当たりの割合で示すのかというような統計の取り方の違いでも、国毎の順位は変わってしまいます。
例えば、金額ベースで調べた場合、貧困な国の児童買春と大国のインターネットによる児童ポルノ閲覧とを比べてしまうと、前者が後者に対し非常に少ない値で評価されてしまうことも考えられます。
よって、これらの国別順位というのは、あまり意味を持たないことが多いでしょう。
二つ目の犯罪率についてですが、人口に対する犯罪率か、犯罪カテゴリに対する犯罪率かが不明です。
レイプ犯罪の統計自体は世界各国で取得されています。
WikipediaにRape statisticsというそのままの名前で記事が作られています。
Rape statistics - Wikipedia, the free encyclopedia
ただし、上記記事にあるとおり、国によって思想・法・統計手法からカウント方法まで異なるため、グローバルに比較するのはやはり難しいかもしれません。
なお、USであれば上記記事から飛べるUSDOJの統計があります。
Bureau of Justice Statistics Incident-Based Reporting Statistics page
また、児童レイプというくくりではありませんが、レイプ犯罪のみであればUNODCに世界統計があります。
Eighth United Nations Survey on Crime Trends and the Operations of Criminal Justice Systems
以前はICPOのサイトでこの手の統計が閲覧できたのですが、現在は制限されているようです。
三つ目は統計その他から得られる推論を指し示しているため、上二つとは領域が異なります。
一つ目の統計があれば、それがそのまま各国の消費の実態を推測するための資料になるかもしれません。
また、特定の国において、消費の傾向を調査・推測することは可能だと思われます。
しかし、前述の通り統計を取るのは困難でしょう。
回答ありがとうございます。
>質問が非常に抽象的であり、質問されている統計を得る事は難しいと思われます。
質問を曖昧にしているのは、解答者側で自分の意見でそれらの言葉を定義して考えられるようにという意図です。
>上から一つ目ですが、まず「児童ポルノの消費」が何を指すのかを厳密に定めることが必要です。
それも含めて解答者側で定めてもらっても構いません。「犯罪率」に関しても同様に定めてもらって構いません。
(厳密な解答が欲しいのではなく、考え方の一つの参考になるような解答が欲しいのです。)
この質問・回答へのコメント
言葉足らずで申し訳ありません。
上記回答は
「国毎に環境・統計手法が異なるため、上位n国といったリスティングは困難であるし、意味が無い」
という意味です。
そのため、個人で各要素を定義しても、やはりリスティングの意味合いは薄いと思います。
>厳密な解答が欲しいのではなく、考え方の一つの参考になるような解答が欲しいのです。
質問者の必要としている回答がよくわかりません。
「私はこのような主張をしており、それが正しいか判断するにはこういった根拠が必要である。
そのためにこういうようなデータ・意見を回答して欲しい」
というように、具体的に質問者の「考え方」を提示していただけないでしょうか。
質問を読んでいただければと思います。
高い国3つとは、上位n国のうちの3つを示してくださいということです。
>そのため、個人で各要素を定義しても、やはりリスティングの意味合いは薄いと思います。
意味のあるリスティングかどうかは、質問していません。困難かどうかの質問もしてません。
私が必要としているデータですか?
私が欲するのは主張を考える前の参考になる材料。児童ポルノを規制すべきか推進すべきかということを考える上での判断材料の一つです。ただそもそも、主張する気もありません。ただの興味本位です。