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北京の大気汚染度、黄砂などの影響で最悪レベルに

  • 2008年03月19日 02:37 発信地:北京/中国
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  • 北京五輪と大気汚染問題

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2008年3月18日、北京(Beijing)で、黄砂にかすむ北京五輪のメインスタジアム、北京国家体育場(Beijing National Stadium)。(c)AFP

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【3月19日 AFP】中国・北京(Beijing)市環境保護局は17日、北京市が大陸北部で発生した黄砂に覆われ、大気汚染度が最悪レベルを記録したと発表した。これにより、市民生活や空の便などに影響がでた。

 同局のウェブサイトによると、北京市各所で観測された大気汚染のレベルはレベル4からレベル5にあたるものだった。

 「レベル5」は、同局の観測システム上最悪のレベルだという。また、レベル5を記録したことで、市民に対し、屋外での活動を控え屋内にとどまるよう警告が発された。

 同局は、「黄砂から目や呼吸器を守るために、戸や窓を閉めたりマスクを着用するなどの予防措置をとる必要がある」としている。

 北京の大気汚染は、8月に控える北京五輪の最大の懸案の1つだ。国際五輪委員会(International Olympic CommitteeIOC)のジャック・ロゲ(Jacques Rogge)会長は前年、マラソンなど長時間屋外で行う競技に関し、選手のことを考慮し延期や中止もありえるとの姿勢を示している。(c)AFP

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