そのまんま東イメクラ不祥事、夫婦で詫状
夫婦で詫び状−。児童福祉法違反の疑いで摘発された東京・渋谷のイメージクラブに客として出入りし、警視庁少年二課などから参考人聴取を受けていたタレント、そのまんま東(41)が15日夜、不祥事について文書で謝罪した。同夜には、夫人で女優のかとうかずこ(41)も別個にお詫び文書を公表。事件発覚後、夫婦別々に初めて胸中を吐露した。(写真:そのまんま東の詫状==とかとうかずこの詫状。円内はそのまんまとかとう)
タレント活動を自粛し、自宅にも帰らず身を隠している東が、所属事務所を通じて文書で心境を告白した。「(相手にした風俗嬢が)未成年とは知らなかったとはいえ、そういう類のいかがわしい店に軽率に出入りしたことはとても恥ずべき行為だったと深く反省しております」と謝罪。 続けて「家族には私の反社会的な行為で、肉体的にも精神的にも社会的にも大変な苦痛を与えてしまったことを、どれだけ謝罪してもしきれるものではないと重々承知しているつもりです」と家族を思いやった。 さらに「今回のことを深く反省し、いつまでなるか分かりませんが、このまま謹慎生活を続けさせて頂くつもりです。今後、私にどのような処分や社会的制裁が下されようともそれを真摯に受けとめ、罪を償う覚悟でおります」と苦しい胸の内を吐露している。 釈明会見の開催については「捜査の段階でまだ私への事情聴取がなされる可能性もありますので、私の不用意な発言によって捜査の方にご迷惑がかかるといけない」との理由で「遠慮させて頂く」としている。が、事件の全容が解明された後には「しかるべき所に出向いて必ずお話しさせて頂く」と明言している。 ほぼ同時に、かとうも文書で「常識を逸脱した不祥事に対し、妻として深くお詫び致したく思います」と謝罪。「41歳にもなる大人の男、また2児の父親としての自覚のなさに、身内として憤りを感じ、私自身の在り方も反省する日々です」と怒りの心境を綴り、そのうえで「事実が把握できた時、改めて、お答えしたいと考えております」と、かとう自身も後日、会見する意向を見せた。 平成2年3月に結婚して以来、東は度重なる浮気騒動などを引き起こしてきた。その都度、東は「まだイレてなかった」などと釈明し、かとうもそれを黙認する形をとってきたが、今回ばかりは冗談では済まされない事態に。妻の文面には憤りの感情が充満しており、関係者の間では「夫婦関係の亀裂」を危惧する声も挙がっている。
●東、テレビのレギュラー番組出演自粛
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