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チベット騒乱で中国が猛反撃 受信障害やアクセス規制は止む (2/2ページ)

2008.3.20 23:40
このニュースのトピックス中国

 また、米国人記者の「なぜ記者を現場に行かせない」という問いには、「一部の報道が客観的ではなく、不公正だ。そのような報道は現場に行こうか行くまいかと関係ない」と強い口調で述べた。外交省の報道官が記者会見で、このように対決姿勢を見せることは珍しい。

 チベット仏教の最高指導者、ダライラマ14世について、秦報道官は「チベット独立を放棄していない」と対話を拒否する考えを強調した。これに対し、ダライラマは20日、インドのダラムサラで、「いつでも胡錦濤国家主席ら中国指導部と会談する用意がある」と述べ、改めて対話を呼びかけた。

 また、北京市内の産経新聞中国総局は20日から、約1週間続いた衛星テレビの電波障害がなくなり、外国テレビのニュースが普通にみえるようになった。インターネットで遮断されていた英国BBCのホームページなどへのアクセスが可能となった。

 英BBCテレビによると、チベット騒乱後、すでに400台を超える兵士を乗せた大量の軍用トラックがチベットに向かったという。中国当局はすでに状況を把握しつつあり、動乱にかかわった人の摘発を本格化している。

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