おいら、二度ほどスリランカに行った事があるわけだ。まぁ、国全体がとんでもないド田舎で、自然がタップリと言えば聞こえはいいが、近代文明というモノがまったく存在しないような土地なんだが、雇った車の運転手が自慢げに指さしたのが、アーサー・C・クラーク大学だった。
彼は1954年からずっとスリランカに在住で、国籍がどうだったのかは不明だが、なんでもショタで「サー」の称号貰うはずが貰えなくてスリランカに逃げたとか、そんな噂もあるわけだ。その後もショタ事件とか何度も蒸し返されているんだが、もうすぐ死ぬから、というのでお目こぼしになっていたらしい。でも、イギリスはともかくスリランカでは英雄で、スリランカが世界に誇る有名人だ。ドライバーは小さな家を指さして、「あの家の屋根にアンテナがあって、先生はロンドンやニューヨークのコンピュータと毎日、話をしている」というわけだ。もう20年も前で、インターネットなんか存在しない時代なんだが、いやいや、自前で通信衛星持ってるなんて凄いわ、と思ったら、
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むかし、バンコクでのたくっていた時期、シーロムで行きつけの安酒場があった。午後8時に開店する店で、9時まではオカマのメイクさんがいかにも素人臭い娘どもをせっせと塗りたくっているわけだ。で、客はというとインド人とか中国人とか場違いの白人とかで、なぜか店の奥にはエレクトーンがあって盲目のオッサンが古い日本の歌謡曲とか弾いて伴奏してくれる。「どこもカラオケが入っちゃって、オレの仕事は減るばかりだよ」と嘆くんだが、店には元歌手とかいう中国娘がいて、エレクトーンの伴奏でおいらの耳に、直接、甘いラブソングを吹き込んでくれるという、贅沢なんだか貧乏くさいんだかよく判らない店だった。
ヒマなので毎晩通っていたんだが、ある晩、面白いことに気がついた。どうも、その店の何人かの娘ども、タイ人じゃないようなのだ。「おまえ、どっから来たんだ?」と聞くと「ラオス」とか「ベトナム」とか「ビルマ」とか言うんだが、「じゃあ、タイ人は一人もいないのか?」と聞くと、ウンとうなずく。つまり、密入国オンナばかりを集めたアヤシイ店で、昼間はお針子さんとか別の仕事で働いているらしい。なので、開店が遅いのだ。こういう素人系水商売はバンコクではけっこう多くて、安くオンナが買えるのでジモティには人気があったりする。タイでは若い娘には、あまり貞操観念がないしね。
で、話というのは密入国なんだが。
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こないだギョーカイ人と話をしたんだが、芸能アイドルというのが、
限りなく蛸壺化しているわけだ。むかしはアイドルというと、広く薄く、日本中に何十万人とか何百万人も、グッズを買うファンがいた。ピンクレディとか天地真理とか、なんせ子供用自転車まで売られていたわけだ。ところが、今ではどんな可愛い娘をアイドルに仕立てても、ファンが数十人しか付かない。マチガイじゃないよ、数十人w でも、その数十人が有金ぜんぶ注ぎ込んでくれる。限られたファンから際限なくぼったくろうという、蛸壺アイドルになっているわけだ。まぁ、飲み屋のネーチャンとどこが違うのかよく判らないような商売なんだが、それとともにアイドルが限りなく劣化して素人のネーチャンとさして変わらなくなってるわけだ。実際、地下アイドルなんてのも大量に出現しているようなんだが、芸能界も一種のコミケット化しているという事だな。
で、ホリエモンとお友だちのデブがいるようなんだが、さすがホリエモンのお友だちだけあって、素敵なショーバイやってらっしゃるようで、まずは、コレだ。写真集なんだが、
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日本人がデザインしたという伝説のあるチベットの国旗なんだが、コレです。クリックするとプリント用の大きなサイズ画像にリンクしています。まぁ、ご覧のように、旭日旗(自衛隊の軍艦に掲げられてるヤツ)と似ているわけだ。似ているはずで、日章旗及び旭日旗を元にアレンジして作られた。で、話としては、
胡錦涛来日をチベット国旗で迎えようというわけで、人の嫌がる事は進んでやろう、小さな事からコツコツと、というわけで、ネットでは胡錦涛来日をチベット国旗で迎えるオフなんてモノも企画されているようです。
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やっと、その正体が見えて来たという雰囲気なんだが、他でもない、サブプライムローン問題なんだが、IMFの試算で、78兆円という数字が出て来たわけだ。
国際通貨基金(IMF)は、低所得者向け住宅融資「サブプライムローン」問題の損失が銀行のほか、保険会社やヘッジファンドを含めて世界全体で8000億ドル(約78兆円)に拡大するとの試算をまとめた。
IMF幹部がブラジルでの会議で明らかにしたとロイター通信が17日に報じた。
試算では、現時点で、銀行の損失が2300億ドル程度にのぼっており、その半分が米国、残りの大半が欧州となっている。
保険会社などにも損失は広がり、全体で8000億ドルにのぼるとしている。
思い起こせば去年の秋、なんだが、サブプライムローンという言葉がマスコミに登場するようになった頃には、何兆円という程度の数字だったわけだ。ところが、いやいや、そんな甘いもんじゃない、100兆超えるぞ、という人も一部ではいて、おいらもそう考えていたんだが、人によっては「サブプライムローンはアメリカの死ぬ死ぬ詐欺、半年もすればバランスシートはまっさらでアメリカ復活」とか騒いでいる人もいたんだが、そろそろ半年ですねぇ、さて、どうしましょう。
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