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フジテレビ湾岸スタジオ エコと楽しさ両立
フジテレビ第2のランドマークともいえる新スタジオ「湾岸スタジオ」(東京都江東区青海)がオープンして2週間余り。1階見学施設「湾岸ミュージアム」と屋上庭園「ゆめファーム」への一般オープンも始まり、お台場周辺は、ますますにぎわいをみせている。
バラエティーやドラマの収録に使用される8つのスタジオ(約1000平方メートルが4つ、約700平方メートルが4つ)には、最先端のデジタル技術を駆使した放送設備が導入され、これまで分散していた収録機能を1カ所に集約した。人気番組「はねるのトびら」や10月クールの連続ドラマがすでに収録中だ。
一般オープンでにぎわう1階ロビーには、フジが公開してきた映画「踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」や「海猿」「西遊記」の衣装、小道具、グッズ類などを展示。アニメ「ブレイブ ストーリー」の主人公たちの等身大人形も配置し、映画の世界にどっぷりひたれる空間にしている。公開中の「HERO」の関連品も順次展示するという。
また、屋上庭園では、大ヒットドラマ「北の国から 遺言」で登場した、産業廃棄物で作られた「拾ってきた家」や、湾岸スタジオのために作られた「ニングル音楽堂」が常設展示される。
こうしたアトラクションのほか、地球環境への配慮に力を入れているのも新スタジオの特徴の一つ。風力と太陽エネルギーを利用した二酸化炭素を排出しない発電システム、2重構造のガラスの外壁による空調エネルギーの大幅な低減、屋上をはじめ敷地内の1万本の植樹によるヒートアイランド対策など、随所に温暖化対策を凝らしている。
フジの広報局は「1階ロビーでは、アナウンサーによるトークショーなど体験型イベントも実施していきたい」としている。開館は午前10時から午後6時まで。料金は無料。休館日は毎週火曜日。